Oracle Solaris カーネルゾーンの作成と使用

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更新: 2014 年 12 月
 
 

カーネルゾーンを移行する方法

  1. 管理者になります。

    詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  2. 大域ゾーンで、移行するカーネルゾーンのファイルシステムを一時停止します。
    #zoneadm -z zonename suspend

    たとえば、大域ゾーン global でカーネルゾーン kzone1 を一時停止するには、次のようにします。

    global# zoneadm -z zkone1 suspend
  3. 大域ゾーンのカーネルゾーンのファイルシステムを切り離します。
    #zoneadm -z zonename detach

    たとえば、大域ゾーン global でカーネルゾーン kzone1 を切り離すには、次のようにします。

    global#zoneadm -z kzone1 detach
  4. ゾーン構成をエクスポートし、ファイルを新しいホストに転送します。
    # zonecfg -z zonename  export | ssh root@newhost zonecfg -z zonename  -f -

    例:

    global# zonecfg -z kzone1 export | ssh root@global2 zonecfg -z kzone1 -f -
  5. 新規ホスト上でゾーンを接続します。
    # zoneadm -z zonename attach

    例:

    global2# zoneadm -z kzone1 attach
  6. 新しいホストでカーネルゾーンをブートし、移行したゾーンを再開します。
    #zoneadm -z zonename boot

    例:

    global2# zoneadm -z kone1 boot

関連項目

共有ストレージのゾーンおよびゾーンの移行の詳細は、Oracle Solaris ゾーンの作成と使用 の別のマシンへの非大域ゾーンの移行を参照してください。