Oracle® VM Server for SPARC 3.2 インストールガイド

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更新: 2015 年 4 月
 
 

Logical Domains Manager デーモンの有効化

install-ldm インストールスクリプトを使用すると、Logical Domains Manager デーモン (ldmd) が自動的に有効になります。Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアパッケージをインストールした場合も、ldmd デーモンは自動的に有効になります。このデーモンが有効になると、論理ドメインを作成、変更、および制御できます。


Caution

注意  -  ILOM 相互接続をほかのシステムで無効にしないでください。ただし、そうした場合でも ldmd デーモンは SP と通信できます。


Logical Domains Manager デーモンを有効にする方法

ldmd デーモンが無効になっている場合、次の手順に従ってこのデーモンを有効にします。

  1. svcadm コマンドを使用して、Logical Domains Manager デーモンの ldmd を有効にします。
    # svcadm enable ldmd

    svcadm コマンドの詳細は、svcadm(1M) マニュアルページを参照してください。

  2. Logical Domains Manager が実行中であることを確認します。

    ldm list コマンドを実行すると、システム上で現在定義されているすべてのドメインが一覧表示されます。特に、primary ドメインが表示され、状態が active になっているはずです。次のサンプル出力は、システム上に primary ドメインのみが定義されていることを示します。

    # ldm list
    NAME             STATE    FLAGS   CONS    VCPU  MEMORY   UTIL  UPTIME
    primary          active   ---c-   SP      64    3264M    0.3%  19d 9m