このセクションでは、Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアと互換性があり、Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアとともに使用できるソフトウェアについて説明します。使用しているバージョンの Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアおよびプラットフォームで使用可能なソフトウェアのバージョン番号を、そのソフトウェアのドキュメントまたは使用しているプラットフォームのドキュメントで必ず確認してください。
Oracle VM Manager は、Oracle VM 環境を管理する際に使用可能な Web ベースのインタフェースです。Oracle VM Manager の詳細は、Oracle VM のドキュメントを参照してください。
SunVTS 機能は、特定の Oracle VM Server for SPARC リリースおよび特定のプラットフォーム上の制御ドメインとゲストドメインで使用できます。SunVTS (Sun Validation Test Suite) は、Oracle Sun サーバー上のほとんどのハードウェアコントローラとデバイスの接続や適切な機能を確認することによって Oracle Sun ハードウェアをテストおよび検証する包括的な診断ツールを提供します。SunVTS の詳細については、SunVTS 7.0 ソフトウェアを参照してください。
Explorer Data Collector は、制御ドメイン上で Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアが有効になっている場合に使用できます。Explorer は診断データ収集ツールです。このツールは、シェルスクリプトといくつかのバイナリ実行可能ファイルで構成されています。詳細については、Oracle Explorer ユーザーズガイドを参照してください。
Oracle Solaris クラスタ ソフトウェアは、いくつかの制限付きでゲストドメインで使用できます。制限および Oracle Solaris クラスタ ソフトウェアの一般的な概要については、Oracle Solaris クラスタ のドキュメントを参照してください。
Oracle Enterprise Manager Ops Center を使用すると、物理および仮想システムリソースを管理できます。この解決策によって、リソースの検出とモニタリングが単純化され、オペレーティングシステムとファームウェアのプロビジョニングが可能になります。また、更新とパッチの包括的な管理が実行され、Oracle Solaris ゾーンや Oracle VM Server for SPARC などの仮想環境が管理されるとともに、電源投入から本稼働までのハードウェア管理がサポートされます。詳細は、http://www.oracle.com/us/products/enterprise-manager/index.html を参照してください。