Oracle® VM Server for SPARC 3.2 インストールガイド

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更新: 2015 年 4 月
 
 

新しいシステムへの Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアのインストール

Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアをサポートする SPARC プラットフォームは、Oracle Solaris 10 OS または Oracle Solaris 11 OS がプリインストールされています。初期状態では、プラットフォームは 1 つのオペレーティングシステムのみをホストする単一のシステムとして示されます。Oracle Solaris OS、システムファームウェア、および Logical Domains Manager をインストールすると、Oracle Solaris OS の元のシステムおよびインスタンスが制御ドメインになります。プラットフォームのこの最初のドメインには、primary という名前が付けられます。この名前を変更したり、このドメインを削除したりすることはできません。このドメインから、Oracle Solaris OS のさまざまなインスタンスをホストする複数のドメインを持つようにプラットフォームを再構成できます。


注 - ゲストドメインで動作するバージョンの Oracle Solaris OS ソフトウェアは、primary ドメインで動作する Oracle Solaris OS バージョンから独立しています。そのため、primary ドメインで Oracle Solaris 10 OS を実行している場合でも、ゲストドメインのいずれかで Oracle Solaris 11 OS を実行できます。同様に、primary ドメインで Oracle Solaris 11 OS を実行している場合でも、ゲストドメインのいずれかで Oracle Solaris 10 OS を実行できます。

primary ドメインでどの Oracle Solaris OS バージョンを実行するかは、要件と、Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の間の潜在的な機能の違いに基づいて決定してください。Oracle Solaris 11.2 Release Notes およびTransitioning From Oracle Solaris 10 JumpStart to Oracle Solaris 11.2 Automated Installer を参照してください。