Oracle VM Server for SPARC (Logical Domains) ソフトウェアのすべてのバージョンで導入された機能については、What's New in Oracle VM Server for SPARC Softwareを参照してください。
Oracle VM Server for SPARC 3.2 ソフトウェアの主な変更点は、次のとおりです。特に明記されていないかぎり、各機能は UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 以外のサポートされているすべてのプラットフォームで使用可能です。サポートされているプラットフォームのリストについては、Oracle VM Server for SPARC 3.2 インストールガイド のサポートされるプラットフォームを参照してください。
3 つのグループのパフォーマンスカウンタへのドメインのアクセス権を取得、設定、および設定解除するための、パフォーマンスカウンタのアクセス制御を提供します。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド および ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。
この機能は、Fujitsu M10 サーバーでサポートされていません。
移行のセキュリティーを強化します。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド 、Oracle VM Server for SPARC 3.2 セキュリティーガイド 、および ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。
この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 システムでもサポートされています。
並列メモリーマップド I/O および最適化されたファームウェアのコピールーチンを含む、ライブ移行のパフォーマンスを強化します。これらの強化により、移行時間全体と、移行されたゲストドメインが中断している時間が短縮されます。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド の第 12 章ドメインの移行およびOracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド のメモリーの移行要件を参照してください。
これらのパフォーマンス強化の一部には Oracle Solaris 11.2 SRU 8 OS 以降が必要であり、Oracle Solaris 10 OS ではサポートされていません。
選択したパスを表示して仮想ディスクバックエンドに指定するように、mpgroup に対する仮想ディスク管理を更新します。現在使用されているパスを確認し、パスの切り替えを動的にリクエストすることができます。この機能には Oracle Solaris 11.2.1.5.0 OS 以降が必要です。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド の仮想ディスクマルチパスの構成および ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。
この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 システムでもサポートされています。
物理システムまたは物理ドメイン内のネットワークデバイスおよびネットワーク統計情報の集中管理されたビューを提供します。また、仮想ネットワークおよびスイッチデバイスの新しいリンクプロパティーも提供します。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド の第 11 章仮想ネットワークの使用および ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。
この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 システムでもサポートされています。
ドメインに割り当てる LDC エンドポイントの大規模なプールを提供します。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド の論理ドメインチャネルの使用を参照してください。
リソースグループから仮想 CPU コアと仮想メモリーが削除されます。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド のリソースグループの使用を参照してください。
プライベート仮想 LAN のサポートを提供します。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド のプライベート VLAN の使用を参照してください。
この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 システムでもサポートされています。
PCIe バスの動的な割り当てをサポートします。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド の第 6 章PCIe バスの割り当てによってルートドメインを作成する方法を参照してください。
この機能は SPARC M5 システム、SPARC M6 システム、および Fujitsu M10 システムでのみサポートされます。
移行用の FIPS 140-2 モードをサポートします。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド のドメイン移行の FIPS 140-2 モードを参照してください
この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 システムでもサポートされています。
ルートドメインが使用できない場合でも引き続き実行できる、回復可能なのサポート I/O ドメインをサポートします。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド のI/O ドメインの回復性を参照してください
スレーブドメインに割り当てられた各マスタードメインに同じ障害ポリシーを設定する必要があることを要求します。Oracle VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド のドメインの依存関係の構成を参照してください。
この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 システムでもサポートされています。
バグの修正。