1.8 コンパイラの構成
C コンパイルシステムはコンパイラ、アセンブラ、およびリンカーから構成されます。cc コマンドは、コマンド行オプションでほかの指定をしないかぎり、この 3 つのコンポーネントをそれぞれ自動的に起動します。
Table A–14 では、cc コマンドで使用できるオプションについて説明しています。
次の図に C コンパイルシステムの構成を示します。
図 1-1  C コンパイルシステムの構成
 
次の表は、コンパイルシステムの構成要素を要約したものです。
表 1-1  C コンパイルシステムのコンポーネント| |  |  |  | 
|---|
 
|  | プリプロセッサ | -Xs のみ |  
|  | コンパイラ |  |  
|  | 静的同期バグ検出 | (SPARC)  |  
|  | コードオプティマイザ | -O、-xO2、-xO3、-xO4、-xO5、-fast |  
|  | アセンブラ |  |  
|  | コード生成、インライン機能、アセンブラ |   |  
|  | 内部手続きオプティマイザ |   |  
|  | ポストオプティマイザ | (SPARC)  |  
|  | コードジェネレータ | (x86) |  
|  | リンカー |  |  
|  | コメントセクションの操作 | -mr | 
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