4.3.26 -Ncheck=c
ヘッダーファイル内で対応する宣言を検査し、マクロを検査します。c は、macro、extern、%all、%none、no%macro、no%extern の 1 つまたは複数をコンマで区切って指定したリストです。
表 4-7  -Ncheck のフラグ
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| macro | ファイル間でのマクロ定義の一貫性を検査します。 |  
| extern | ソースファイルとそれに関連するヘッダーファイルとの間の宣言の 1 対 1 対応を検査します (たとえば file1.c と file1.h)。ヘッダーファイル内で余分なまたは見つからない extern 宣言がないことを確認します。 |  
| %all | -Ncheck のすべての検査を実行します。 |  
| %none | -Ncheck の検査を実行しません。これはデフォルト値です。 |  
| no%macro | -Ncheck のマクロ検査を実行しません。 |  
| no%extern | -Ncheck の extern 検査を実行しません。 |  | 
デフォルトは -Ncheck=%none です。-Ncheck を指定すると、-Ncheck=%all を指定するのと同じことになります。
-Ncheck=extern,macro のように、値をコンマで結合してもかまいません。
次の例は、マクロ検査以外のすべての検査を実行します。
% lint -Ncheck=%all,no%macro