6.9 式のグループ化と評価
K&R C は、数学的に交換可能で結合可能な隣り合う演算子を含む式を再配置する権利を、括弧がある場合でもコンパイラに与えます。しかし、ISO C は、この権利をコンパイラに与えませんでした。
このセクションでは、前述の 2 つの C の定義間の違いを説明します。また、次のコードにおける式文を考えることによって、式の副作用、グループ化、および評価の間の区別を明らかにします。
int i, *p, f(void), g(void);
/*...*/
i = *++p + f() + g();