Oracle® Solaris Studio 12.4: dbxtool チュートリアル

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更新: 2014 年 10 月
 
 

ブレークポイントを設定する

ブレークポイントは、行ブレークポイントや関数ブレークポイントなど、いくつかの方法で設定できます。次のリストで、ブレークポイントを作成する複数の方法について説明します。


注 -  行番号が表示されていない場合は、左マージン内を右クリックし、「行番号を表示」オプションを選択して、エディタの行番号を有効にします。
  • 行ブレークポイントの設定

    127 行目の横の左マージン内をクリックして、行ブレークポイントを切り替えます。

    image:127 行目に行ブレークポイントが表示された「エディタ」ウィンドウ
  • 関数ブレークポイントの設定

    関数ブレークポイントを設定します。

    1. 「エディタ」ウィンドウで、「Interp::dispatch」を選択します。

    2. 「デバッグ」->「新規ブレークポイント」を選択するか、右クリックして「新規ブレークポイント」を選択します。

      「新規ブレークポイント」ダイアログボックスが表示されます。

      image:「新規ブレークポイント」ダイアログボックス

      選択した関数の名前が「関数」フィールドに表示されています。

    3. 「OK」をクリックします。

  • コマンド行でのブレークポイントの設定

    関数ブレークポイントを設定するもっとも簡単な方法は、dbx コマンド行を使用することです。「デバッガ・コンソール」ウィンドウに stop in コマンドを入力します。

    (dbx) stop in dispatch                 
    (4) stop in Interp::dispatch(char*) 
    (dbx) 

    Interp::dispatch と入力する必要がなかったことに注目してください。関数名を指定するだけで十分です。

「ブレークポイント」ウィンドウとエディタは、通常次のように表示されます。

image:乱雑な「エディタ」ウィンドウ

エディタ内が乱雑になるのを避けるため、「ブレークポイント」ウィンドウを使用します。

  1. 「ブレークポイント」タブをクリックします (または前に最小化している場合は最大化します)。

  2. 行ブレークポイントおよび関数ブレークポイントの 1 つを選択して、右クリックして「削除」を選択します。

ブレークポイントの詳細は、Oracle Solaris Studio 12.4: dbx コマンドによるデバッグ の第 6 章ブレークポイントとトレースの設定を参照してください。