Oracle® Solaris Studio 12.4: dbxtool チュートリアル

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更新: 2014 年 10 月
 
 

ステップ 2: 最初のブレークポイント

エラーメッセージが出力される場合は、error() 関数の内部に最初のブレークポイントを置きます。このブレークポイントは、33 行目の行ブレークポイントとなります。

より大きなプログラムでは、たとえば「デバッガ・コンソール」ウィンドウで、次のように入力すると「エディタ」ウィンドウの現在の関数を簡単に変更できます。

(dbx) func error

ラベンダーストライプに、func コマンドで検出された一致が示されます。

  1. 33 番目の上の「エディタ 」ウィンドウの左マージンをクリックして、行ブレークポイントを作成します。

    image:31 行目にラベンダーストライプ、33 行目にブレークポイントが表示された「エディタ 」ウィンドウ
  2. 「再起動」 image:「再起動」ボタン をクリックしてプログラムを実行し、ブレークポイントにヒットすると、in ファイル内のシミュレートされたコマンドによって生成されたエラーメッセージがスタックトレースに表示されます。

    > display var	# should yield an error

    error() の呼び出しは想定された動作です。

    image:エラーメッセージフレームが表示された「呼び出しスタック 」ウィンドウ
  3. 「継続」 image:「継続」ボタン をクリックしてプロセスを継続すると、再度ブレークポイントにヒットします。

    予期しないエラーメッセージが表示されます。

    image:エラーメッセージフレームが表示された「呼び出しスタック 」ウィンドウ