Linux OS のインストールオプション
OS を単一の サーバーにインストールするか、複数のサーバーにインストールするかを選択できます。このドキュメントで扱う範囲は、単一のサーバーでの OS のインストールです。次の表に、これらの 2 つのインストールオプションに関する情報を示します。
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複数のサーバー
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単一のサーバー
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次のいずれかの方法を使用して、単一のサーバーに OS をインストールします。
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ローカル: OS のインストールは、サーバーでローカルに実行されます。このオプションは、物理的にラックにサーバーを設置し終えたばかりのときにお勧めします。
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リモート: OS のインストールはリモートの場所から実行されます。Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを使用して、Oracle System Assistant にアクセスするか、OS の手動インストールを実行します。
Note -
Oracle は、単一サーバーでの OS のインストールには Oracle System Assistant を使用することをお勧めします。
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単一サーバーに OS をインストールする方法と Oracle System Assistant の詳細については、次を参照してください。
サーバー 1 台構成のインストール方法
OS インストールメディアを用意する方法を選択します。次の情報を使用して、ローカルかリモートのどちらの OS のインストールがニーズにもっとも適しているかを判断します。
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ローカルでの補助付き OS インストール – Oracle System Assistant を使用します。(推奨) |
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リモートでの補助付き OS インストール – Oracle System Assistant を使用します。(推奨) |
Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーション、リダイレクトされた CD/DVD ドライブまたは ISO イメージファイル、および OS 配布メディア。詳細については、 補助付き Linux OS インストールを参照してください。 |
CD/DVD ドライブを使用したローカル OS インストール - サーバーに接続された物理 CD/DVD ドライブを使用します。 |
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CD/DVD ドライブまたは CD/DVD の ISO イメージを使用したリモート OS インストール – Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを実行しているリモートシステム上でリダイレクトされた物理 CD/DVD ドライブまたは DVD ISO イメージを使用します。 |
ブラウザを備えたリモートシステム、接続された物理 CD/DVD ドライブまたは ISO イメージファイル、OS 配布メディア、およびサーバーの管理ポートへのネットワークアクセス。詳細については、 Linux OS の手動インストールを参照してください。 |
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補助付き Linux OS インストール
補助付き Linux OS インストールは、サポートされている OS をサーバーにインストールするための推奨方法です。この方法では、Oracle System Assistant を使用します。OS インストールメディアをローカルまたはリモートの CD/DVD ドライブ、USB デバイス、または CD/DVD イメージで提供します。Oracle System Assistant により手順が案内され、必要に応じてドライバが収集およびインストールされます。Oracle System Assistant は、使用しているサーバーでサポートされている必要があり、そのサーバーにインストールされている必要があります。
Linux OS の手動インストール
Linux OS の手動インストールの方法では、ローカルまたはリモートの CD/DVD ドライブ、USB デバイス、または CD/DVD イメージで Linux OS 配布メディアを配信します。必要なドライバをインストールする必要もあります。サーバー用のドライバは、サーバー内蔵の Oracle System Assistant フラッシュドライブ (取り付けられている場合) に用意されており、My Oracle Support の Web サイトから OS 固有およびサーバー固有のパッケージとして、または ISO イメージファイルとして入手することもできます。OS をインストールするには、配布メディアのインストールウィザードを使用します。