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Oracle® Solaris 11.3 でのシステム情報、プロセス、およびパフォーマンスの管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

at ジョブを削除する方法

始める前に

root または別のユーザーに属する at ジョブを削除するには、root 役割になります。Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

自分の at ジョブを削除する場合は、root 役割になる必要はありません。

  1. 次のように入力して、at ジョブが実行される前に待ち行列から削除します。
    # at -r [job-id]

    –r job-id オプションで、削除したいジョブの識別番号を指定します。

  2. at -l (または atq) コマンドを使用して、at ジョブが削除されていることを確認します。

    at -l コマンドは、at 待ち行列に残っているジョブを表示します。識別番号を指定したジョブは、このリストに表示されないはずです。

    $ at -l [job-id]
使用例 38  at ジョブを削除する

次の例では、ユーザーは、7 月 17 日午前 4 時に実行するようにスケジュールされた at ジョブを削除します。まず、このユーザーは at 待ち行列を表示してそのジョブの識別番号を探します。次に、そのジョブを at 待ち行列から削除します。最後に、at 待ち行列をもう一度表示して上記のジョブが削除されていることを確認します。

$ at -l
897543900.a	Sat Jul 14 23:45:00 2003
897355800.a	Thu Jul 12 19:30:00 2003
897732000.a	Tue Jul 17 04:00:00 2003
$ at -r 897732000.a
$ at -l 897732000.a
at: 858142000.a: No such file or directory