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Oracle® Solaris 11.3 でのシステム情報、プロセス、およびパフォーマンスの管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

crontab ファイルエントリの構文

crontab ファイルには、スペースで区切られた各コマンド行の最初の 5 つのフィールドで指定された時間に自動的に実行されるコマンドが 1 行に 1 つずつ入っています。

表 8  指定できる crontab 時間フィールドの値
時間フィールド
0-59
0-23
1-31
1-12
曜日
0 - 6 (0 は日曜日)

    次に、crontab 時間フィールドで特殊文字を使用する際のガイドラインを示します。

  • 各フィールドはスペースで区切る

  • 複数の値の間はコンマで区切る

  • 値の範囲はハイフンを使用して指定する

  • 取り得るすべての値を含むには、ワイルドカードとしてアスタリスクを使用する

  • コメントまたは空白行を示すには、行の先頭にコメント記号 (#) を使用する

たとえば、次の crontab コマンドエントリは、毎月 1 日と 15 日の午後 4 時に、ユーザーのコンソールウィンドウに注意を促すメッセージを表示します。

0 16 1,15 * * echo Timesheets Due > /dev/console

crontab ファイル内の各コマンドは、非常に長い行であっても 1 行で構成する必要があります。crontab ファイルは余分なキャリッジリターンを認識しません。crontab エントリとコマンドオプションの詳細は、crontab(1) のマニュアルページを参照してください。