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Oracle® Solaris 11.3 での DHCP の作業

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更新: 2016 年 11 月
 
 

ユーザーに DHCP コマンドへのアクセス権を付与する方法

デフォルトでは、DHCP サービスの構成に必要な svcadm およびその他のコマンドを root ユーザーだけが実行できます。root 特権のないユーザーに DHCP コマンドを使用させる場合は、それらのコマンドにアクセスできるように、役割によるアクセス制御 (RBAC) を設定できます。次の手順では、ユーザーが DHCP コマンドを実行できるようになる DHCP 管理プロファイルを割り当てる方法について説明します。

さらに、次のマニュアルページも役立ちます。rbac(5)exec_attr(4)、および user_attr(4) です。

  1. 適切な役割になります。

    DHCP 管理プロファイルをユーザーに付与できる役割になります。DHCP 管理プロファイルがユーザーに割り当てられていない場合は、root 役割になります。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 役割の作成を参照してください。DHCP 管理プロファイルの詳細は、ユーザーに DHCP コマンドへのアクセス権を付与する方法を参照してください。

  2. DHCP 管理プロファイルをユーザーに付与します。
    # usermod -P+"DHCP Management" username