DHCP クライアントを有効にする方法

この手順が必要なのは、Oracle Solaris のインストール時に DHCPv4 が使用可能にされていない場合だけです。DHCPv6 の場合、この手順は不要です。

1. 適切な役割になります。

   DHCP 管理プロファイルをユーザーに付与できる役割になります。DHCP 管理プロファイルがユーザーに割り当てられていない場合は、root 役割になります。

   役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 役割の作成を参照してください。DHCP 管理プロファイルの詳細は、ユーザーに DHCP コマンドへのアクセス権を付与する方法を参照してください。

2. システムを再構成します。
   • システムを対話式に再構成するには:
     1. 次のコマンドを発行します。

        # sysconfig configure -g network,naming_services

     2. ツールが起動したら、「ネットワーク」画面で「自動」ネットワーク構成」を選択します。
   • システム構成プロファイルを使用してシステムを非対話的に再構成するには、次のコマンドを発行します。

     # sysconfig configure -c sc_profile

     sc_profile 構成ファイルの使用の詳細は、sysconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。