DHCP クライアントは dhcpagent デーモンです。LiveCD GUI インストーラを使用して Oracle Solaris をインストールする場合、インストールされるシステム上で DHCPv4 および DHCPv6 プロトコルが有効になります。テキストインストーラを使用して Oracle Solaris をインストールする場合、インストールされるシステム上でネットワークを構成する方法を選択するためのプロンプトが表示されます。自動ネットワーク構成を指定する場合、インストールされるシステム上で DHCPv4 および DHCPv6 プロトコルが有効になります。
dhcpagent デーモンは DHCP クライアント上で実行します。LiveCD GUI インストーラを使用するか、テキストインストーラで DHCP を指定して Oracle Solaris をインストールする場合、インストールされるシステム上で DHCPv4 および DHCPv6 プロトコルが有効になります。
DHCP を使用するには、Oracle Solaris クライアントで何もする必要がありません。DHCP サービスを使用する DHCP クライアントにどのような情報が与えられるかは、DHCP サーバーの構成によります。
システムで Oracle Solaris がすでに動作しており、DHCP を使用していない場合は、システムを再構成すれば DHCP を使用できるようになります。さらに、DHCP クライアントで DHCP の使用をやめ、与えられた静的なネットワーク情報を使用する場合にも、DHCP クライアントシステムを再構成できます。詳細は、DHCP クライアントを使用可能または使用不可にするを参照してください。