詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# mkdir /mount-point
/mount-point は、TMPFS ファイルシステムがマウントされるディレクトリです。
# mount -F tmpfs [-o size=number] swap mount-point
TMPFS ファイルシステムのサイズ制限を M バイト単位で示します。
TMPFS ファイルシステムがマウントされるディレクトリを示します。
ブート時に TMPFS ファイルシステムが自動的にマウントされるようにシステムを設定する方法については、使用例 4 を参照してください。
# mount -v
次の例は、TMPFS ファイルシステム /export/reports を作成およびマウントし、そのサイズを 50M バイトに制限する方法を示しています。
# mkdir /export/reports # chmod 777 /export/reports # mount -F tmpfs -o size=50m swap /export/reports # mount -v使用例 4 ブート時に TMPFS ファイルシステムをマウントする
ブート時にシステムが自動的に TMPFS ファイルシステムをマウントするように設定するには、/etc/vfstab のエントリを追加します。次の例は、ブート時に /export/test を TMPFS ファイルシステムとしてマウントする /etc/vfstab ファイルのエントリを示しています。size=number オプションを指定していないため、/export/test の TMPFS ファイルシステムのサイズは利用できるシステムリソースによってのみ制限されます。
swap - /export/test tmpfs - yes -