最初に、スワップ空間は Oracle Solaris インストールプロセスの一部として割り当てられますが、スワップ空間サイズはシステムメモリーによって異なります。
スワップ空間の割り当て方法については、スワップ空間の計画を参照してください。
システムのインストールが完了すると、/etc/vfstab ファイルにスワップ領域とスワップファイルが一覧表示されます。スワップスライスとスワップファイルは、システムのブート時に /sbin/swapadd スクリプトによって有効になります。
/etc/vfstab ファイル内のスワップデバイスエントリには、次の情報が入っています。
ZFS ルートファイルシステムを持つシステム上のスワップボリュームパス名の完全パス名
スワップスライスまたはスワップファイルのファイルシステムタイプ
スワップファイルが入っているファイルシステムは、スワップファイルが有効になる前にマウントしておかなければなりません。このため、/etc/vfstab ファイル内で、ファイルシステムをマウントするエントリが、スワップファイルを有効にするエントリより前に入っていることを確認してください。