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Oracle® Solaris 11.3 デスクトップユーザーズガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

ログイン時に自動的に起動するようにプログラムを設定する

セッションにログインしたときに自動的に起動する特定のプログラムを選択できます。たとえば、ログインしてすぐに Web ブラウザを起動できます。ログインしたときに自動的に起動するプログラムは、自動起動するプログラムと呼ばれます。自動起動するプログラムは、ログアウト時にセッションマネージャーによって自動的に保存され閉じられ、ログイン時に再開されます。

自動起動するアプリケーションの設定ツールを使用して、起動プログラムを定義できます。「自動起動するプログラム」と「オプション」の 2 つのタブがあります。

「自動起動するプログラム」タブについて

「自動起動するプログラム」タブを使用して、自動起動するプログラムを追加、変更、および削除できます。

自動起動するプログラムのリストがこのタブに表示されます。リストには各プログラムの簡単な説明と、自動起動するプログラムが有効であるかどうかを示すオプションが表示されます。有効でないプログラムは、ログイン時に自動的に起動しません。

自動起動するプログラムの有効化/無効化

プログラムを自動的に起動できるようにするには、そのプログラムに対応するオプションを選択します。

プログラムの自動起動を無効にするには、オプションを選択解除します。

新しい自動起動するプログラムを追加する方法

  1. 「自動起動するプログラム」タブで、「追加」をクリックします。

    「自動起動するプログラムの追加」ダイアログボックスが表示されます。

  2. 「名前」テキストボックスに、新しい自動起動するプログラムの名前を指定します。
  3. 「コマンド」テキストボックスに、アプリケーションを起動するコマンドを指定します。

    たとえば、コマンド gedit は Gedit テキストエディタを起動します。正確なコマンドが不明な場合は、「参照」をクリックしてコマンドのパスを選択します。

  4. 「コメント」テキストボックスに、アプリケーションの説明を入力します。

    プログラムの説明は、自動起動するプログラムのリストに表示されます。

  5. 「追加」をクリックします。

    アプリケーションが自動起動するプログラムのリストに追加されます。

自動起動するプログラムの削除

自動起動するプログラムを削除するには、自動起動するプログラムのリストから選択し、「削除」をクリックします。

自動起動するプログラムの編集

既存の自動起動するプログラムを編集するには、自動起動するプログラムのリストから選択し、「編集」をクリックします。プログラムのプロパティーを編集できるダイアログが表示されます。このダイアログで使用可能なオプションの詳細は、About the Startup Programs Tabを参照してください。

「オプション」タブについて

ログアウトするときに実行中のアプリケーションがセッションマネージャーに記憶されるので、再ログインしたときに自動的に再開できます。「ログアウト時に実行中のアプリを自動的に記憶しておく」を選択すると、再ログインするたびに実行中のアプリケーションが再起動されます。これを 1 回のみ実行する場合は、ログアウトする前に「現在実行中のアプリを記憶しておく」をクリックします。