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Oracle® Solaris 11.3 デスクトップ管理者ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

設定値の設定

設定キーの必須値またはデフォルト値を設定できます。必須値は管理者のみが設定でき、ユーザーがそれらの値をオーバーライドすることはできません。ただし、ユーザーはデフォルト値を変更できます。

必須設定値またはユーザーのデフォルト設定値を変更する前に、どのユーザーに対しても GConf デーモンが実行されていないことを確認する必要があります。ユーザーの設定値を変更する前に、すべてのユーザーがログアウトしていることを確認してください。

設定キーの必須値またはデフォルト値を設定するには、次のように gconftool-2 コマンドを使用します。

# gconftool-2 --direct \
--config-source configuration-source \
--type data-type \
--set preference-key value

たとえば、必須 HTTP プロキシホストとして www.proxy.xyz.com を設定するには、次のコマンドを入力します。

# gconftool-2 --direct \
--config-source xml:readwrite:/etc/gconf/gconf.xml.mandatory \
--type string --set /system/http_proxy/host www.proxy.xyz.com

注 - ユーザーはこの必須設定値をオーバーライドできません。

gconftool-2 コマンドを使用してデフォルト値を設定することもできます。たとえば、ワークスペースのデフォルト数を 5 に設定するには、次のコマンドを入力します。

# gconftool-2 --direct \
--config-source xml:readwrite:/etc/gconf/gconf.xml.defaults \
--type int --set /apps/metacity/general/num_workspaces 5

注 - ユーザーは、このデフォルト設定値をオーバーライドできます。