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Oracle® Solaris 11.3 デスクトップ管理者ガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

リモートマシンからのクライアントの表示

デフォルトでは、Oracle Solaris 11 はセキュアになるように構成され、ほかのマシンから TCP プロトコルを使用した X11 直接接続は受け付けません。別のマシンからクライアントを表示するには、ssh コマンドの X11 トンネリングオプションを使用します。

TCP 上の直接かつ非トンネル X11 接続を設定するために svc:/application/x11/x11-server SMF サービスの構成を変更する方法の説明については、Xserver(1) のマニュアルページを参照してください。


注 - 手動接続を行う場合は、DISPLAY および XAUTHORITY 環境変数を適切に設定する必要があります。SSH の X11 トンネリングオプションを使用する場合、これらの環境変数は自動的に設定されます。

次の例では、デスクトップ host1host2 のパッケージマネージャー GUI を表示する方法を示します。

使用例 8  リモートマシンからのクライアントの表示
user@host1:~$ ssh -X admin@host2
Password:
Last login: Fri Apr  6 19:20:18 2012
Oracle Corporation      SunOS 5.11      11.1    March 2012

admin@host2:~$ /usr/bin/packagemanager

詳細は、ssh(1)Xsecurity(5)、および xauth(1) のマニュアルページを参照してください。