Oracle® Solaris Cluster データサービス (Oracle Database 用)

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 1 月
 
 

サーバー障害モニターが使用するカスタムアクションファイルの指定

カスタマイズしたアクションをサーバー障害モニターに適用するには、障害モニターが使用するカスタムアクションファイルを指定する必要があります。カスタマイズしたアクションがサーバー障害モニターに適用されるのは、サーバー障害モニターがカスタムアクションファイルを読み取るときです。サーバー障害モニターがカスタムアクションファイルを読み取るのは、ファイルの指定時です。

カスタムアクションファイルを指定すると、ファイルも検証されます。ファイルに構文エラーが含まれている場合は、エラーメッセージが表示されます。そのため、カスタムアクションファイルを変更したあと、ファイルを再度指定して、ファイルを検証します。


Caution

注意  -  変更後のカスタムアクションファイルに構文エラーが検出された場合、障害モニターを再起動する前にエラーを修正します。障害モニターが再起動したときに構文エラーが修正されないままの場合、障害モニターはエラーのあるファイルを読み取り、最初の構文エラーのあとに出現するエントリを無視します。


サーバー障害モニターが使用する必要のあるカスタムアクションファイルの指定方法

  1. クラスタノード上で、スーパーユーザーになるか、solaris.cluster.modify RBAC の承認を提供する役割になります。
  2. SUNW.oracle_server リソースの Custom_action_file 拡張プロパティーを設定します。

    このプロパティーをカスタムアクションファイルの絶対パスに設定します。

    # clresource set -p custom_action_file=filepath server-resource
    –p custom_action_file=filepath

    カスタムアクションファイルの絶対パスを指定します。

    server-resource

    SUNW.oracle_server リソースを指定します。