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SPARC T7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2016 年 9 月
 
 

Oracle ILOM の概要

Oracle ILOM は、すべての SPARC T7 シリーズサーバーにプリインストールされているシステム管理ファームウェアです。このファームウェアを使用すると、サーバーに取り付けられたコンポーネントをアクティブに管理およびモニターできます。Oracle ILOM には、SNMP や IPMI のインタフェースのほかに、ブラウザベースのインタフェースや CLI があります。

サーバーの SP では、Oracle ILOM は AC 電源がサーバーに接続されているかぎり、サーバーホストとは独立して、またサーバーの電源状態には関係なく動作します。サーバーを AC 電源に接続すると、SP はただちに起動し、サーバーのモニタリングを開始します。環境のモニタリングと制御はすべて、Oracle ILOM によって処理されます。

-> プロンプトは、Oracle ILOM SP と直接対話していることを示します。このプロンプトは、ホストの電源状態には関係なく、SER MGT ポートまたは NET MGT ポートを経由してサーバーにログインしたときに最初に表示されるプロンプトです。

OpenBoot ok プロンプトから Oracle ILOM プロンプト (->) にアクセスすることもできます。

SP では、サーバーごとの Oracle ILOM の同時セッションがサポートされています。NET MGT ポートを介した複数の SSH 接続または Web 接続と SER MGT ポートを介した 1 つの接続を使用できます。

Oracle ILOM で管理するすべてのプラットフォームに共通する Oracle ILOM 機能の使用方法に関する詳細は、次の Oracle ILOM ドキュメントを参照してください。

http://www.oracle.com/goto/ilom/docs

Oracle ILOM は多くのプラットフォーム上で動作し、すべてのプラットフォームに共通する機能をサポートしています。Oracle ILOM 機能の一部は、プラットフォームのサブセットにのみ該当します。

Oracle の ILOM の主要なドキュメントに記載されている一部の手順を実行するには、サーバーへのシリアル接続を確立し、サーバーの物理的に存在するスイッチを使用可能にする必要があります。シリアル接続の作成については、サーバーの設置ガイドを参照してください。

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