次の Oracle VM Server for SPARC 機能は、このソフトウェアリリースから削除されました。
Oracle VM Server for SPARC 3.3 製品では、制御ドメインでの Oracle Solaris 10 OS の実行がサポートされなくなりました。ゲストドメイン、ルートドメイン、および I/O ドメインでは、将来のリリースを使用するときに引き続き Oracle Solaris 10 OS を実行できます。Oracle Solaris 10 パッチは、文書化されているサポートポリシーに基づいて引き続き Oracle VM Server for SPARC に提供されます。
SPARC T4 プラットフォーム上で単一スレッドのワークロードを管理するために threading プロパティーを設定することは、これまでに非推奨になっています。デフォルトでは、ドメインが最大スループットに対応するように作成され、Oracle Solaris OS が自動的にクリティカルなスレッド API を使用して単一スレッドのワークロード用に最適化します。この機能は、Oracle VM Server for SPARC 3.3 リリースから削除されました。
Oracle VM Server for SPARC 3.3 ソフトウェアをインストールするか、またはこのソフトウェアにアップグレードする前に、すべてのドメインで threading プロパティーが max-throughput に設定されていることを確認してください。
ハードパーティション分割を管理するための add-vcpu、set-vcpu、および rm-vcpu サブコマンドの –c オプションの使用は、これまでに非推奨になっています。代わりに、add-core、set-core、または rm-core サブコマンドを使用して、コア全体を割り当ててください。また、CPU キャップ (max-cores) を指定するには、add-domain または set-domain サブコマンドを使用します。この機能は、Oracle VM Server for SPARC 3.3 リリースから削除されました。
ldmconfig ユーティリティーは、Oracle Solaris 10 制御ドメイン上でのみ動作するため、この Oracle VM Server for SPARC リリースには組み込まれなくなりました。このユーティリティーは、バグの修正または改善要求に対応するための更新が行われなくなります。
Oracle Solaris 11.1 では、Oracle VM Server for SPARC vsw ドライバのネットワークインタフェース機能が非推奨となりました。Oracle VM Server for SPARC vsw ドライバは、引き続きゲストドメインに仮想ネットワークスイッチ機能を提供します。Oracle VM Server for SPARC 3.3 管理ガイド のOracle Solaris 11 ネットワークの概要を参照してください。
SR-IOV 機能は、Oracle Solaris 10 OS を実行する制御ドメインではサポートされなくなりました。
このソフトウェアリリースでは、次の Oracle VM Server for SPARC 機能が非推奨となり、将来のリリースで製品から削除される可能性があります。
ハイブリッド I/O 機能の使用が非推奨となり、Single-Root I/O Virtualization (SR-IOV) 機能の使用が推奨されるようになりました。
vdpcc および vdpcs 仮想デバイスを含む Netra Data Plane ソフトウェアスイートは、Oracle VM Server for SPARC ではサポートされなくなりました。
ldmp2v ユーティリティーは、バグ修正や改善要求に対応するように更新されなくなります。このユーティリティーはサポートされなくなりますが、引き続き Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアの一部として組み込まれて文書化されます。
ldm migrate-domain -p filename コマンドを使用して対話型でない移行操作を開始することが非推奨となりました。代わりに、SSL 証明書ベースの認証を使用します。Oracle VM Server for SPARC 3.3 管理ガイド の移行のための SSL 証明書の構成を参照してください。
Logical Domains Manager の監査実装は非推奨であり代替を待機しており、デフォルトでは無効になっています。