この項では、Oracle WebCenter Content: Desktopの新機能および拡張された機能について説明します。
Desktop Integration Suite 12c (12.2.1)は最初の12cリリースで、バージョン11gリリース1と比較して数多くの新機能や拡張機能が用意されています。
注意:
サーバーのタイプ、ソフトウェアのバージョン、およびシステムの構成によっては、新機能の一部がすべてのサーバーでは使用できない場合があります。
次に、追加された機能を示します。
「ブラウザで表示」コンテキスト・メニュー項目。「コンテンツ・サーバーへのアクセス」を参照してください。
Framework Folderのごみ箱のサポート。「ライブラリ、フォルダおよびファイルの削除」を参照してください。
WebCenter Contentの挿入機能。「Microsoft Office統合」を参照してください。
Microsoft Office 2010/2013の「ファイル」タブ。「Microsoft Office統合」を参照してください。
Microsoft Outlookの「メール・アイテムのチェックイン」。「Microsoft Outlookへの統合」および「コンテンツ・サーバーでの電子メール・メッセージおよび添付ファイルの保存」を参照してください。
Lotus Notesの「メール・アイテムのチェックイン」。「Lotus Notesへの統合」および「コンテンツ・サーバーでの電子メール・メッセージおよび添付ファイルの保存」を参照してください。
レジストリ・キーを使用した特殊文字の指定。「コンテンツ・サーバーでの電子メール・メッセージおよび添付ファイルの保存」を参照してください。
ファイル拡張子変更の制限。「ライブラリ、フォルダおよびファイルの情報とプロパティの表示と変更」を参照してください。
「ファイルの場所を開く」または「フォルダの場所を開く」コンテキスト・メニュー項目。「コンテンツ・フォルダ(WebCenter Contentサーバー)」および「Windowsの標準的なショートカットの使用」を参照してください。
Oracle WebCenter Content: Desktop 11gリリース1 (11.1.1.8.1)はメンテナンス・リリースであり、不具合修正に加え、バージョン11gリリース1 (11.1.1.8)と比較して次の新機能があります。
ワークフロー割当てのサポートの強化
Oracle WebCenter Content: Desktop 11g リリース1 (11.1.1.8)の拡張ワークフローでは、Oracle WebCenter Content Server 11g リリース1 (11.1.1.8.0)以上で提供されている新しいWebCenter Contentユーザー・インタフェースがサポートされています。この拡張機能に対応するために、Microsoft Officeのダイアログとコンテキスト・メニューに変更が加えられています。
Microsoft Outlookメッセージに挿入されるリンクに対するフォーマット機能の強化
Oracle WebCenter Content: Desktop 11gリリース1 (11.1.1.8.1)では、Microsoft Outlookのメッセージに挿入または添付された管理対象コンテンツへのリンクに対するフォーマット機能が強化されています。
フォルダへのドラッグ・アンド・ドロップ時の電子メール・メタデータの自動移入
Oracle WebCenter Content: Desktop 11gリリース1 (11.1.1.8.1)では、サーバー上のコンテンツ・フォルダにOutlook電子メール・メッセージをドラッグ・アンド・ドロップするときのサポートが強化されています。この処理時に表示されるチェックイン・フォームには、チェックインするメッセージに関連するメタデータ(件名、送信者、受信者など)が自動的に移入されるようになりました。