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Oracle® Server X6-2 設置ガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

レガシーブートモードと UEFI ブートモード

Oracle Server X6-2 の BIOS 設定ユーティリティーには、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) に準拠した BIOS が備わっていますが、これは、UEFI またはレガシーのどちらかのブートモードをサポートするように構成できます。レガシーブートモードがデフォルトのモードです。一部のオペレーティングシステムは UEFI ブートモードでブートできないため、BIOS 設定ユーティリティーには UEFI ブートモードとレガシーブートモードのどちらかを選択できる機能があります。

BIOS ブートモードを変更すると、以前に選択したモードのブート候補は、BIOS 設定ユーティリティーの「Boot Options Priority」リストで使用できなくなります。BIOS 設定ユーティリティーのメニューから「Save Changes and Reset」を選択したあとでのみ、新しいモードのブート候補が「Boot Options Priority」リストに表示されます。以前に選択したモードに切り替える可能性がある場合は、Oracle ILOM BIOS バックアップおよび復元機能を使用すると BIOS 構成を維持できます。詳細は、http://www.oracle.com/goto/x86admindiag/docs にある『Oracle X6 シリーズサーバー管理ガイド』を参照してください。

サポートされているオペレーティングシステムのほとんどは、UEFI ブートモードもレガシーブートモードも使用できます。ただし、ブートモードを選択してオペレーティングシステムをインストールすると、インストールしたイメージはインストール時に使用したモードでしか使用できません。UEFI ブートモードまたはレガシー BIOS ブートモードを選択する手順については、Oracle Server X6-2 サービスマニュアル の UEFI の使用を参照してください。

次の表は、BIOS ブートモードについて説明しています。

ブートモード
説明
レガシーブートモード
ホストバスアダプタ (HBA) を有効にしてオプションの ROM を使用する場合や、ソフトウェアまたはアダプタに UEFI ドライバがない場合は、レガシーブートモードを選択します。レガシー BIOS がデフォルトのブートモードです。レガシーブートモードでは、レガシーブートモードをサポートするブート候補のみが BIOS 設定ユーティリティーの「Boot Options Priority」リストに表示されます。
UEFI ブートモード
ソフトウェアとアダプタで UEFI ドライバを使用する場合は、UEFI ブートモードを選択します。システムのセットアップ中に手動で UEFI ブートモードを選択できます。UEFI ブートモードでは、UEFI ブートモードをサポートするブート候補のみが BIOS 設定ユーティリティーの「Boot Options Priority」リストに表示されます。
選択を行う手順については、Oracle x86 X6 シリーズサーバー向けの管理ガイド (http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs) を参照してください。