Oracle Server X6-2 の BIOS 設定ユーティリティーには、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) に準拠した BIOS が備わっていますが、これは、UEFI またはレガシーのどちらかのブートモードをサポートするように構成できます。レガシーブートモードがデフォルトのモードです。一部のオペレーティングシステムは UEFI ブートモードでブートできないため、BIOS 設定ユーティリティーには UEFI ブートモードとレガシーブートモードのどちらかを選択できる機能があります。
BIOS ブートモードを変更すると、以前に選択したモードのブート候補は、BIOS 設定ユーティリティーの「Boot Options Priority」リストで使用できなくなります。BIOS 設定ユーティリティーのメニューから「Save Changes and Reset」を選択したあとでのみ、新しいモードのブート候補が「Boot Options Priority」リストに表示されます。以前に選択したモードに切り替える可能性がある場合は、Oracle ILOM BIOS バックアップおよび復元機能を使用すると BIOS 構成を維持できます。詳細は、http://www.oracle.com/goto/x86admindiag/docs にある『Oracle X6 シリーズサーバー管理ガイド』を参照してください。
サポートされているオペレーティングシステムのほとんどは、UEFI ブートモードもレガシーブートモードも使用できます。ただし、ブートモードを選択してオペレーティングシステムをインストールすると、インストールしたイメージはインストール時に使用したモードでしか使用できません。UEFI ブートモードまたはレガシー BIOS ブートモードを選択する手順については、Oracle Server X6-2 サービスマニュアル の UEFI の使用を参照してください。
次の表は、BIOS ブートモードについて説明しています。
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