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Oracle® Server X6-2 設置ガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

レガシーブートモードで RAID を構成する

このタスクを使用して、レガシーブートモードで x86 システム上に論理ドライブを作成し、それをブート可能として定義します。これにより、そのドライブにオペレーティングシステムをインストールできるようになります。


注 -  この手順で参照されている RAID コントローラカードの詳細は、http://www.avagotech.com/products/server-storage/raid-controllers/megaraid-sas-9361-8i#documentation を参照してください。

次の手順では、RAID 1 ボリュームの作成用としてドライブ 2 と 3 が使用されます。

  1. ホストの電源を投入するか、またはホストをリセットします。

    たとえば、ホストをリセットするには、次のいずれかを行います。

    • ローカルサーバーから、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを押して (約 1 秒) ホストの電源を切断したあと、電源ボタンをもう一度押して電源を再投入します。

    • Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」>「Power Control」を選択し、次に「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択します。

    • Oracle ILOM CLI で reset /System と入力します

    ブートメッセージが表示されます。

  2. ブートプロセス中に CTRL+R と入力して、BIOS 構成ユーティリティーを起動します。

    LSI MegaRAID BIOS 構成ユーティリティーが表示されます。

  3. 一覧表示されたドライブを確認し、論理ドライブの作成に使用できるドライブを特定します。

    OS のインストール先として適したドライブグループがこのページに含まれていた場合は、Step 12 にスキップしてかまいません。それ以外の場合は続行します。

    次の図から、未構成のドライブが 2 台あることがわかります (ドライブ 02 と 03)。これらを使用すれば仮想ドライブを作成できます。


    image:BIOS 構成ユーティリティーのホーム画面の図
  4. 矢印キーを使用して「HBA」に移動したあと、F2 キーを押します。

    「Operations」メニューが表示されます。

  5. 矢印キーを使用して「Create Virtual Drive」メニューオプションに移動したあと、Enter キーを押します。
    image:「Create Virtual Drive」メニューオプションの図
  6. 表示されたページから:
    1. 「RAID Level」フィールドで Enter キーを押します

      ポップアップが表示されます。

    2. 矢印キーを使用して RAID レベルを選択します。
      image:新しい仮想ドライブの RAID レベルを選択する方法の図。
    3. Enter キーを押してポップアップウィンドウを閉じます。
  7. 矢印キーを使用して「Drives」ボックスに移動します。

    「Drives」ボックスには、論理ドライブ内に構成可能なドライブの一覧が表示されています。

  8. 論理ドライブに含めるドライブごとに、そのドライブに移動し、「ID」フィールドで Enter キーを押してフィールドに「X」を表示させます。

    これにより、論理ドライブ構成に含めるドライブを選択します。


    image:論理ドライブ構成の一部として選択しているドライブの図
  9. 論理ドライブに含めるドライブをすべて選択したら、矢印キーを使用して「OK」ボタンに移動したあと、Enter キーを押します。
    image:論理ドライブの作成の確認を示す図
  10. 表示される次のページで、矢印キーを使用して「OK」ボタンに移動し、Enter キーを押します。
    image:論理ドライブの作成を完了する方法を示す図

    論理ドライブが作成されました。

  11. 論理ドライブの作成を確認するには、BIOS 構成ユーティリティーのメインページでドライブグループを確認し、ページに表示されるようになった新しいドライブグループを確認します。

    この例では、Drive Group 2、RAID 1 が作成されています。


    image:新しい論理ドライブの作成を検証する方法を示す図
  12. 次の手順を使用して、ドライブをブート可能にします。

    これにより、ドライブ上にブートセクターが配置されるので、オペレーティングシステムをインストールできるようになります。

    1. 「Ctrl Mgmt」を選択して、「Ctrl Mgmt」ページを開きます。
    2. 「Ctrl Mgmt」ページから、矢印キーを使用して「Boot device」フィールドに移動し、Enter キーを押します。

      ブートデバイスのポップアップウィンドウが表示されます。


      image:システムのブートデバイスを定義する方法を示す図
    3. ブート可能にする論理ドライブの位置まで矢印キーを使用して移動したあと、Enter キーを押します。
    4. 矢印キーを使用して「Apply」ボタンに移動したあと、Enter キーを押します。
      image:ブートデバイスの選択を保存する方法を示す図
    5. CTRL+S と入力して、構成を保存します。

    ブート可能論理ドライブの作成が完了しました。