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Oracle® Server X6-2 設置ガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

サーバーの電源を入れる

Oracle ILOM へのシリアル接続を使用してサーバーの電源をローカルで入れるには、次の手順を使用します。ほかの手段を使ってサーバーの電源を入れる方法の詳細については、システム電源の制御を参照してください。

サーバーのフロントパネル上のステータスインジケータ (LED) の位置については、フロントパネルのステータスインジケータ、コネクタ、ドライブを参照してください。

  1. アースされた電源コードを 2 つの異なる電源に接続します。

    サーバーには電源装置が 2 基搭載されています。電源装置をそれぞれ異なる電源に接続することで、電源の冗長性を確保します。サーバーは 1 つの電源で動作できますが、電源が 1 つだけだと冗長性が低下します。

    サーバーの AC コネクタと電源に電源コードを接続すると、次のアクションが発生します。

    • 電源装置の緑色の AC OK LED が点灯します。

    • Oracle ILOM SP が初期化されている間、緑色の SP OK LED が高速で点滅します。

    • Oracle ILOM SP が完全に初期化されると、SP OK LED は常時点灯し、緑色の電源/OK LED がゆっくり点滅します (ホストがスタンバイ電源モードになっていることを示す)。

    スタンバイ電源モードでは、サーバーは初期化されておらず、電源も入っていません。

  2. 端末デバイスで Enter キーを押し、シリアルコンソールと Oracle ILOM SP との接続を作成します。

    Oracle ILOM のログインプロンプトが表示されます。

  3. コマンド行インタフェース (CLI) を使用して Oracle ILOM にログインします。root ユーザーアカウントとパスワード changeme を使用します。
    host-name login: root
    Password: changeme

    Oracle ILOM CLI のプロンプト (->) が表示されます。


    Caution

    注意  -  サーバーの完全な電源投入は、オペレーティングシステムの新規インストールを実行する準備が整うまで行わないでください。この時点では、電源は SP と電源装置のファンにのみ供給されます。


  4. サーバーの電源を投入してフル電源モードにします。
    start /System
    Are you sure you want to start /System (y/n/)? y

    ホストがブートし、サーバーがフル電源モードに入ります。

    サーバーがブートしてフル電源モードに移行する際に、次のアクションが発生します。

    • 緑色の電源/OK が高速で点滅します (ホストがブート中であることを示す)。

    • ホストのブートが完了し、サーバーがフル電源モードになると、緑色の電源/OK LED が常時点灯します。