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Oracle® Server X6-2 設置ガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

Oracle ILOM を使用してホストサーバーデスクトップまたはストレージデバイスをリダイレクトする

開始する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。

  • 次のユーザー資格が必要です。

    • Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスを使用するには、Console ( c ) のユーザー役割権限が必要です。

    • リダイレクトされたホストデスクトップにログインするには、ホストサーバーのユーザーアカウントが必要です。

    • Oracle ILOM System Remote Console Plus アプリケーションからストレージメディアを排他的に制御するには、Linux クライアント上では root 権限、Windows クライアント上では root 管理者権限が必要になります。

  • マウスモードが正しく設定されていること (マウスモードを設定するを参照)。

  • Java Runtime Environment (JRE) 1.6 以降がインストールされています。IPv4 ネットワークでは、32 ビットまたは 64 ビット JDK が必要です。IPv6 ネットワークでは、32 ビットまたは 64 ビット Java Development Kit (JDK) 170636 以降が必要です。

  • Oracle Server X6-2 のいずれかの Ethernet 管理ポートにアクセスできるネットワークにリモート管理クライアントが接続されていること。

Oracle ILOM Remote System Console Plus アプリケーションを起動するには、次の手順に従います。

  1. Oracle ILOM Web インタフェースにログインします。

    手順については、Oracle ILOM へのログインまたはログアウトを参照してください。

  2. Oracle ILOM Remote System Console Plus アプリケーションを起動するには、「Remote Control」->「Redirection」をクリックしたあと、「Launch Remote Console」ボタンをクリックします。

    「Launch Redirection Console」ボタンをクリックしたあと、次のイベントが起こる可能性があります。

    • Oracle ILOM Remote System Console Plus アプリケーションをはじめて起動する場合、Java Web Start プログラムを起動するプロンプトが表示されます。Oracle ILOM Remote System Console Plus アプリケーションの起動を続行するには、プロンプトに示された指示に従います。

    • Java のセキュリティー要件をシステムが満たしていないために Oracle ILOM Remote System Console Plus を起動できない場合、Java のエラーメッセージが表示されます。Oracle ILOM Remote System Console Plus アプリケーションを起動するには、Java のエラーメッセージに示された指示に従います。

    • ビデオリダイレクション用の「Oracle ILOM Remote System Console Plus」ウィンドウが表示されます。

    • リダイレクトされたビデオコンソールに、リモートホストサーバーの現在の状態が表示されます。たとえばホストサーバーの電源が投入中である場合、一連のブートメッセージがビデオコンソールに表示されます。

    • ホストサーバーにログインするためのプロンプトが表示された場合、リモートホストサーバーのユーザー資格を入力します。

      Oracle ILOM Remote System Console Plus アプリケーションの起動の詳細については、「Redirection」Web ページの「More Details」リンクをクリックしてください。


    注 -  プライマリユーザーの場合、フルコントロールユーザーモードが自動的に有効になります。以降にサインインするすべてのセッションユーザーでは、表示専用ユーザーモードが自動的に有効になります。
  3. 現在のリダイレクションセッションのフルコントロールを取得するか、フルコントロールを放棄するには、「KVMS」メニューの「Take Full-Control」または「Relinquish Full-Control」をクリックします。

    表示専用ユーザーは、リダイレクションセッションのフルコントロールを取得し、既存のプライマリユーザーを強制的に表示専用モードにすることを選択できます。

    プライマリユーザーは、現在のリダイレクションセッションのフルコントロール権限を放棄し、表示専用モードに切り替えることができます。

  4. ストレージメディアをリダイレクトするには、次のアクションを実行します。
    1. リダイレクションセッションのフルコントロール権限があることを確認します。ない場合は、「KVMS」メニューの「Take Full-Control」をクリックします。

      フルコントロール権限を持つプライマリユーザーの場合、「KVMS」メニューの「Take Full-Control」オプションは無効になっています。

    2. 「KVMS」メニューの「Storage」をクリックします。

      「Storage Device」ダイアログボックスが表示されます。

    3. ストレージイメージ (DVD イメージなど) を「Storage Device」ダイアログボックスに追加するには、「Add」をクリックします。

      追加するイメージファイルを参照し、「Select」をクリックします。

    4. ストレージメディアをリダイレクトするには、「Storage Device」ダイアログボックスでストレージメディアエントリを選択したあと、「Connect」をクリックします。

      ストレージデバイスへのリダイレクト接続を確立するには、Oracle ILOM Remote System Console Plus アプリケーションがストレージデバイスの排他制御権を持っている必要があります。

      デバイスへの接続が確立されると、「Storage Device」ダイアログボックスの「Connect」ボタンのラベルが「Disconnect」に変わります。

    5. ストレージメディアリダイレクションセッションを停止するには、「Storage Device」ダイアログボックスでストレージメディアエントリを選択し、「Disconnect」をクリックします。
    6. 「Storage Device」ダイアログボックスに表示されたストレージメディアエントリを削除するには、ストレージメディアエントリをクリックして「Remove」をクリックします。
  5. Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスを終了するには、「KVMS」メニューの「Exit」をクリックします。

    Oracle ILOM Remote System Console Plus の使用方法の詳細については、http://www.oracle.com/goto/ILOM/docs にある『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド - ファームウェアリリース 3.2.x』を参照してください。