4.1.1 接続の作成

接続は、外部システムへの接続に必要なメタデータ(URL、資格証明など)のコレクションです。接続は、ソース(ストリーム、参照またはジオ・フェンス)およびターゲットの作成の基礎です。接続を再利用して、同じシステム内で複数のソース、ターゲットまたはその両方を作成し、それらにアクセスできます。たとえば、同じKafkaクラスタ内の異なるKafkaトピックや、同じOracleデータベース内の異なるデータベース表などです。

GGSAは、次の接続タイプをサポートしています:
接続タイプ サポートされているアーティファクト

ADWまたはATP

  • 参照
  • ターゲット

AWS S3

  • ターゲット

Coherence

  • 参照
  • ターゲット

Druid

  • ターゲット

Elasticsearch

  • ターゲット
GoldenGate
  • ストリーム(マイクロサービスのみ)

HBase

  • ターゲット

HDFS

  • ターゲット

Hive

  • ターゲット

Igniteキャッシュ

  • 参照
  • ターゲット

JMS

  • ストリーム
  • ターゲット

Kafka

  • ストリーム
  • ターゲット

Microsoft Azure Data Lake-Gen2

  • ターゲット

MongoDB

  • ターゲット

MySQL DB

  • 参照

OCI

  • ターゲット

ONS

  • ターゲット

Oracle AQ

  • ストリーム

Oracle DB

  • 参照
  • ターゲット

OSS

  • ストリーム
  • ターゲット

4.1.1.1 ADWまたはATPへの接続の作成

Autonomous Data Warehouse (ADW)およびAutonomous Transaction Processing (ATP)への接続を作成するには:

  1. 「カタログ」ページで、「新規アイテムの作成」をクリックします。
  2. マウスを「接続」の上に置き、サブメニューから「Oracle Database」を選択します。
  3. 「タイプ・プロパティ」画面で、次の詳細を入力します:
    • 名前: 接続の一意の名前を入力します。これは必須フィールドです。
    • 表示名: 接続の表示名を入力します。空のままにすると、「名前」フィールドの値がコピーされます。
    • 説明
    • タグ
    • 接続タイプ: 選択した接続が表示されます。
  4. 「次」をクリックします。
  5. 「接続の詳細」画面で、次の詳細を入力します:
    • 接続方法: ドロップダウン・リストからWalletを選択します。

    • サービス名/SID: 接続先のサービス、SIDまたはウォレットの名前を入力します。

    • 「ウォレット・アーカイブ」「ファイルのアップロード」: ローカル・マシンに格納されているアーカイブ・ウォレット・ファイルをアップロードします。

      ウォレット・ファイルがない場合は、OCI Autonomous Databaseコンソールからダウンロードできます。

      ウォレット・ファイルを正常にアップロードすると、ウォレットのtnsnames.oraで構成したすべてのデータベース・サービスがサービス・リストに表示されます。要件に基づいてサービスの1つを選択します。

    • ユーザー名: データベース・アカウントのユーザー名を入力します。

    • パスワード: データベース・アカウントのパスワードを入力します。

      ノート:

      パスワードの特殊文字はワイルドカード・パターンとして扱われるため、接続は失敗します。パスワードに特殊文字が含まれている場合は、パスワードを二重引用符(ASCII値34の二重引用符)で囲みます。
  6. 「接続のテスト」をクリックして、接続が正常に作成されていることを確認します。
  7. 「保存」をクリックします。