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リリース ノート

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BEA WebLogic Platform 8.1 リリース ノート

このドキュメントでは、Service Pack 6 を含む WebLogic Platform 8.1 の全リリースの重要な情報について説明します。

このドキュメントは、以下のトピックで構成されています。

最新のリリース ノートについては、次の URL にある BEA のドキュメント Web サイトを参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs

注意 : Service Pack 4 などの WebLogic Platform 8.1 の以前のバージョンを使用している場合は、次の URL にある「WebLogic Platform 8.1 の以前のリリースに関する重要な使用上の注意」を参照して、そのサービス パックに特化した情報を確認してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/sp_notes/sp_notes.html

このドキュメントには、128 ビット暗号の有効化、Oracle9i RAC 用の WebLogic Platform ドメインのコンフィグレーション、SDK1.4.2/Oracle10gdriver/データベース パッチのダウンロードとインストールなどのタスクの手順が記載されています。

WebLogic Platform のコンポーネント (WebLogic Server、WebLogic Workshop、WebLogic Integration、WebLogic Portal、または BEA JRockit) に関する詳細情報については、該当するコンポーネントのリリース ノート ドキュメントを参照してください。


 

 


変更履歴

この節では、BEA WebLogic Platform 8.1 Service Pack 5 (SP5) のリリース以降に発生した、このドキュメントの変更点について説明します。

日付

解説

08/18/06

MircoSoft SQL Server 2005 のサポートを追加。詳細については、『WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション』の「8.1 SP6 でサポートされるデータベース」を参照。

08/18/06

確認済みの制限事項」に CR287393 (データベースが MircoSoft SQL Server 2005 の場合に、コンフィグレーション ウィザードを使用して JDBC 接続プールを作成する際の問題) を追加。

12/02/05

確認済みの制限事項」に CR248707 (プロダクション環境から WebLogic Workshop IDE を削除) を追加。


 

 


このドキュメントで使用されている用語

代用可能な次の 2 つの文字列がパス名としてこのドキュメントを通じて使用されます。

 


BEA WebLogic Platform について

BEA WebLogic Platform では、既存の BEA WebLogic 製品 (アプリケーション サーバ、開発、ポータル、および統合) の全機能が高度に統合されたソリューションに融合されています。 この統合ソリューションは、共通のアプリケーション インフラストラクチャの利点と、堅牢で使いやすいフレームワークを兼ね備えています。

 


WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 5) の新機能

BEA WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 5) では、WebLogic Platform 8.1 の全コンポーネント (WebLogic Server、WebLogic Workshop、WebLogic Integration、WebLogic Portal、BEA JRockit) のメンテナンス アップデートが提供されています。 BEA WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 5) は、WebLogic Platform 8.1 の 4 番目のフルセット版 Service Pack です。

WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 5) を使用すると、WebLogic Platform 8.1 の全コンポーネントを更新できます。

Service Pack 5 には、以下の拡張機能と変更が含まれます。

WebLogic Platform 8.1 GA、8.1 SP2、8.1 SP3、および 8.1 SP4 で導入された新機能の詳細なリストについては、次の URL にある「新機能」ページを参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/interm/whatsnew.html

Oracle9i RAC および 10g RAC のサポート

Oracle Real Application Clusters (RAC) は、Oracle 9i または 10g データベースに追加できるソフトウェア コンポーネントで、クラスタ テクノロジを使用して複数のデータベース インスタンスから同じデータベース (ストレージ) に同時にアクセスできるようにします。 Service Pack 5 では、Oracle9i RAC および 10g RAC のサポートが、WebLogic Platform 8.1 のすべてのコンポーネント製品に拡張されました。

Oracle RAC を使用すると、次のような利点が得られます。

Oracle9i RAC および 10g RAC を使用してドメインをコンフィグレーションする場合、WebLogic JDBC マルチプールおよびグローバル (XA) トランザクションでの接続プールのフェイルオーバとロード バランシングの使用がサポートされます。

WebLogic ドメインでの Oracle RAC のコンフィグレーションと使用の詳細については、以下を参照してください。

WebLogic Scripting Tool (WLST) のサポート

WLST は、WebLogic Server および WebLogic Platform ドメインをコンフィグレーションするためのコマンドライン スクリプト インタフェースです。 WebLogic Server 管理者とオペレータは、WLST を使用して、実行可能なスクリプトにより管理タスクを実行し、WebLogic Server コンフィグレーションの変更を対話形式で開始することができます。

WLST は、Online コンフィグレーションと Offline コンフィグレーションの両方をサポートします。

SP5 より前では、WLST は dev2dev から提供される、サポートされない開発者向け製品としてのみ使用できました。 SP5 では、WLST は次のように BEA によってサポートが受けられ、使用できます。

WLST コンポーネント

入手方法

BEA によるサポート内容

WLST Online

dev2dev からダウンロードできる。

WLST Online の設定方法や使用方法を説明するマニュアルを含め、ソフトウェアは次の Web サイトから入手できる。

https://codesamples.projects.dev2dev.bea.com/servlets/Scarab?id=13

SP5 では、WLST Online は WebLogic Platform 7.0 および 8.1 のすべてのリリースでの使用がサポートされている。

WLST Offline

WebLogic Platform 8.1 SP5 ソフトウェアに JAR ファイルとスクリプトのセットとしてバンドルされている。

WLST Offline の設定方法や使用方法の手順と、ドメイン コンフィグレーション用のサンプル スクリプトが、次の Web サイトにある dev2dev から入手できる。

https://codesamples.projects.dev2dev.bea.com/servlets/Scarab?id=97

現在、WLST Offline は、WebLogic Platform 8.1 SP5 およびそれ以降のサービス パックでの使用に限りサポートされている。

WLST Offline は、WebLogic Platform 7.0、または SP5 より前の WebLogic Platform 8.1 リリースではサポートされていない。


 

WebLogic Integration の拡張機能

WebLogic Integration 8.1 Service Pack 5 リリースには、次の新機能が含まれています。

WebLogic Integration 8.1 SP5 リリースの詳細については、次の URL にある『WebLogic Integration リリース ノート』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/relnotes/index.html

WebLogic Portal の拡張機能

WebLogic Portal 8.1 Service Pack 5 リリースには、次の新しい拡張機能が含まれています。

WebLogic Portal 8.1 SP5 リリースの詳細については、次の URL にある『WebLogic Portal リリース ノート』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/relnotes/relnotes.html

SDK サポートの変更

WebLogic Platform 8.1 SP5 は、次の Java 2 SDK をサポートしています。

ドメインを Service Pack 4 から Service Pack 5 へアップグレードする場合、JAVA_HOME 変数を設定する該当ドメイン内のスクリプトは、新しい SDK がインストールされている場所をポイントするように変更する必要があります。 このスクリプトはドメインのルート ディレクトリにあります。 アップグレードするドメインのタイプによって、この変数は、setDomainEnv スクリプトまたは startWebLogic スクリプトのどちらかで設定されます。

JAVA_HOME 変数の値を更新するには、必要に応じて、Sun または JRockit 1.4.2 ディレクトリのどちらかに設定します。 たとえば、次のようになります。

set JAVA_HOME=C:\bea\jrockit81sp5_142_08

旧 8.1 リリースのアップグレードとして、Service Pack 5 をインストールする場合、アプリケーション起動スクリプトとサイレント コンフィグレーション スクリプトを更新して、新しい Sun または JRockit SDK ディレクトリを参照するようにすることをお勧めします。

WebLogic Platform 8.1 SP5 でサポートされるハードウェアとオペレーティング システムの組み合わせに対する Java SDK の詳細な一覧については、次の URL にある『WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション』の「WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション」の「サポート対象のオペレーティング システム コンフィグレーションの概要 (リリース番号別)」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs81/81_over/overview.html

 


チュートリアルとサンプル

WebLogic Platform 8.1 を実践するために、以下のチュートリアルとサンプルを試行することをお勧めします。

WebLogic Server のチュートリアルとサンプル

WebLogic Server 8.1 では、以下のチュートリアルとサンプルを利用できます。

これらのチュートリアルとサンプルの実行に関する説明は、以下の URL にあります。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/samples.html

WebLogic Workshop のチュートリアルとサンプル

WebLogic Workshop 8.1 では、以下のチュートリアルを利用できます。

これらのチュートリアル実行に関する説明は、次の URL にあります。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/workshop/guide/navTutorials.html

WebLogic Workshop には、詳細に記述された多数のサンプルが組み込まれています。これらのサンプルを使用すると、WebLogic Workshop の Web サービスの設計パターン、ページフロー、機能、およびプログラミング技術を知るのに役立ちます。 チュートリアルの実行後は、以下の WebLogic Workshop サンプルも実行することをお勧めします。

WebLogic Integration のチュートリアルとサンプル

WebLogic Integration 8.1 では、以下のチュートリアルを利用できます。

WebLogic Integration では、以下のサンプルも利用できます。

次のサンプルは、BEA の dev2dev サイトで入手でき、次の URL からアクセスすることができます。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/sol_samples/index.html

WebLogic Portal のチュートリアルとサンプル

WebLogic Portal 8.1 では、以下のチュートリアルを利用できます。

これらのチュートリアルの実行に関する説明は、次の URL にあります。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/portal/tutorials/tutOV.html

WebLogic Workshop 8.1 では、サンプル ポートレットを利用することもできます。このポートレットは、WebLogic Workshop で作成するポータルで使用できます。 これらのサンプル ポートレットのアクセスについての説明は、次の URL にあります。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/portal/samples/samples.html

end-to-end WebLogic Platform ツアー

『WebLogic Platform ツアー ガイド』では、WebLogic Workshop で開発された WebLogic Platform のサンプルを実際に体験しながら、段階を追って学習することができます。 サンプルには、新しいポータル、Web アプリケーション、Java コントロール、およびビジネス プロセスの機能が含まれます。 このツアーを利用するには、以下の URL に移動します。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/tour/index.html

 


コンフィグレーション ウィザードのチュートリアル

WebLogic Platform 8.1 では、以下のチュートリアルを利用できます。

これらのチュートリアル実行に関する説明については、以下の URL にある「コンフィグレーション ウィザードの使い方」の「チュートリアル : コンフィグレーション ウィザードの使用」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/confgwiz/tutorials.html

 


サポート対象プラットフォーム情報

ハードウェア要件やソフトウェア要件など、WebLogic Platform でサポートされているコンフィグレーションの情報については、以下の URL の「サポート対象プラットフォーム」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs81/81_over/overview.html

 


カスタマサポート

WebLogic Platform のこのバージョンについて質問がある場合や、製品のインストールおよび実行に問題がある場合は、以下の BEA eSupport を通じて BEA カスタマサポートまでお問い合わせください。

http://support.bea.com

製品パッケージに同梱された、BEA カスタマサポート カードに記載されている連絡先情報を使用してカスタマサポートに問い合わせることもできます。

カスタマサポートへの問い合わせでは、以下の情報をご用意ください。

 


特殊なインストールと使用法の指示

WebLogic Platform 8.1 では、IBM AIX 5.1 および Itanium 上の HP-UX 11i v2 などの一部オペレーティング システムで、特殊なインストールおよび使用手順が必要です。

これらのインストール手順は、次の URL の『WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション』で説明されています。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs81/81_over/install_info.html

 


オンライン ヘルプ検索のための Java プラグインのインストール

次のツールのオンライン ヘルプでは、Java アプレットで提供される検索機能が利用できます。

このアプレットには Java プラグインが必要です。Java プラグインがシステムにインストールされていない場合、これらのツールのオンライン ヘルプで検索機能を使用するには、プラグインをインストールする必要があります。

注意 : デフォルトでは、Workshop IDE のオンライン ヘルプ トピックの内容は BEA にホストされていて、検索機能も BEA で実行されます。 特別に IDE を設定して、ローカル ディスクにインストールされたヘルプ ファイルを使用するようにしていない場合は、この節で説明したプラグインを IDE のヘルプ検索に使用することはありません。

Microsoft Windows のプラットフォームで作業しているとき、これらのいずれかのツールで初めてオンライン ヘルプの検索を開始すると、Java プラグインをダウンロードしてインストールするように要求されます。

ただし、HP-UX、Red Hat Enterprise Linux、または Sun Solaris プラットフォームで作業している場合は、Java プラグインを手動でダウンロードしてインストールする必要があります。表 1 では、これらのプラットフォームに必要な Java プラグインをダウンロードできる Web サイトを紹介しています。 ダウンロードするプラグインは、バージョン 1.4 以降です。

表 1 ヘルプ検索アプレットに必要な Java プラグインのダウンロード

対象プラットフォーム

Java プラグインを入手できる Web サイト

HP-UX

Itanium ベースのシステムでは、最新のランタイム プラグイン バージョン 1.4.2 を以下からダウンロードしてインストールする。

http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/jpi/downloads/

PA-RISC ベースのシステムでは、最新の Runtime Environment for the Java バージョン 1.4.2 を以下からダウンロードしてインストールする。

http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/sdkrte14/downloads/index_pa-risc.html

Red Hat Enterprise Linux

次の手順を実行する。

    1. http://java.sun.com/j2se/1.4.2/download.html に移動し、J2SE JRE をダウンロードする。

    2. 表示された使用許諾契約に同意する。

    3. 自己解凍ファイルの RPM または自己解凍ファイルを選択する。

Sun Solaris

次の手順を実行する。

    1. http://java.sun.com/j2se/1.4.2/download.html に移動し、J2SE JRE をダウンロードする。

    2. 表示された使用許諾契約に同意する。

    3. システムに対応した JRE を選択する。


 

 


システム コンフィグレーションの注意とベスト プラクティス

この節では、WebLogic Platform 8.1 の実行環境のコンフィグレーションに役立つ、ベスト プラクティスに基づく以下のヒントについて説明します。

SDK 選択

このリリースでは、BEA JRockit 8.1 SDK および JVM を利用できます。 BEA JRockit 8.1 は、サーバサイド アプリケーションのニーズに応えるように設計されています。 WebLogic Workshop IDE など、WebLogic Platform 8.1 のクライアントサイド開発ツールおよび機能を使用するには、Sun の Java 2 SDK の使用をお勧めします。 したがって WebLogic Workshop IDE を使用して、JRockit SDK 上で動作するアプリケーションを開発する場合、IDE に必要な Sun Java 2 SDK 1.4.2 をシステムから削除しないでください。

注意 : JRockit は、Windows および Linux プラットフォームでのみ利用できます。

一部の UNIX プラットフォームでは、WebLogic Platform インストール プログラムに SDK は含まれていません。

オペレーティング システムとハードウェア プラットフォームがサポートする JVM の一覧については、次の URL にある『WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション』の「WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション」の「サポート対象のオペレーティング システム コンフィグレーションの概要 (リリース番号別)」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs81/81_over/overview.html

JVM を切り替える手順

次の手順は、WebLogic Platform 8.1 SP5 をインストール済みで他の JVM に切り替えるユーザを対象にしています。

  1. WebLogic Server ツアー起動スクリプトを調べます。 このスクリプトは、ドメインのルート ディレクトリにあります。デフォルトの名前は、startWebLogic.cmd (Windows) または startWebLogic.sh (UNIX) のどちらかです。
  2. 次の 2 つの変数の設定を指定します。
    • JAVA_VENDOR
    • JAVA_HOME
  3. これらの変数がスクリプト内で設定されている場合は、適切に変更します。
  4. 次の set JAVA_VENDOR および set JAVA_HOME コマンドは、BEA JRockit 1.4.2 SDK を指定しています。c:¥bea は BEA のホーム ディレクトリです。

    set JAVA_VENDOR=BEA
    set JAVA_HOME=c:\bea\jrockit81sp5_142_08

    Sun の場合は、同コマンドは次のようになります。

    set JAVA_VENDOR=Sun
    set JAVA_HOME=c:\bea\
    jdk142_08

  5. JAVA_VENDOR 変数を WebLogic Server 起動スクリプトで設定しない場合は、setDomainEnv.cmd (Windows) スクリプトまたは setDomainEnv.sh (UNIX)スクリプト内で、デフォルトの JVM をこの手順で説明したように設定する必要があります。 setDomainEnv スクリプトもドメインのルート ディレクトリにあります。
  6. 次のコードの断片は、Windows の commEnv.cmd 内における Sun Java 2 SDK 1.4.2 から BEA JRockit 1.4.2 SDK へのデフォルト JVM の切り替えを示します。 この断片内では、BEA ホーム ディレクトリは c:¥bea です。

    最初のコードの断片は、Sun Java 2 SDK 1.4.2 をデフォルトとして設定する初期設定を示します。

    if "%JAVA_VENDOR%"=="BEA" (
    set JAVA_HOME=C:\bea\jrockit81sp5_142_08
    ) else (
    if "%JAVA_VENDOR%"=="Sun" (
    set JAVA_HOME=C:\bea\jdk142_08
    ) else (
    set JAVA_VENDOR=Sun
    set JAVA_HOME=C:\bea\jdk142_08
    )
    )

    第二のコードの断片は変更を示します。太字の部分により JRockit をデフォルトに切り替えます。

    if "%JAVA_VENDOR%"=="BEA" (
    set JAVA_HOME=C:\bea\jrockit81sp5_142_08
    ) else (
    if "%JAVA_VENDOR%"=="Sun" (
    set JAVA_HOME=C:\bea\jdk142_08
    ) else (
    set JAVA_VENDOR=BEA
    set JAVA_HOME=C:\bea\jrockit81sp5_142_08

サポート対象プラットフォーム

BEA JRockit と Sun Java 2 SDK に対する WebLogic Platform 8.1 のサポートの詳細については、次の URL にある『WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション』の

「WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション」の「サポート対象のオペレーティング システム コンフィグレーションの概要 (リリース番号別)」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs81/81_over/overview.html

重要なデータベース設定情報

ドメインに MS SQL Server、DB2、Oracle RAC、または Sybase データベースを含んでいる場合は、必要なデータベース設定情報について、次の URL の『WebLogic Platform データベース リソースの管理』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/db_mgmt/index.html

このドキュメントには、次の節もあります。

BEA ホーム ディレクトリ名の文字制限

BEA ホーム ディレクトリの名前は、12 字以下にすることをお勧めします。 12 字を超えるディレクトリ名を指定すると、CLASSPATH 解決が正しく実行されないことがあります。

管理サーバと管理対象サーバを含む WebLogic Integration ドメインにおけるクラスタの必要性

管理サーバまたは 1 つまたは複数の管理対象サーバを含む WebLogic Integration ドメインではクラスタが必要です。 コンフィグレーション ウィザードでは、クラスタなしで管理サーバと 1 つまたは複数の管理対象サーバを含む WebLogic Integration ドメインを作成できますが、このコンフィグレーションはサポートされていません。

データベース スキーマの参照

WebLogic Server、WebLogic Integration、WebLogic Portal、および WebLogic Workshop のドメインを作成すると、そのドメインで使用するデータベース スキーマは他のドメインからは使用または参照できません。 たとえば、1 つのドメインでコンフィグレーションされた WebLogic Integration リポジトリのデータベース スキーマは、他のドメインの WebLogic Integration コンフィグレーションと共有できません。

Apache Web サーバのサポート

WebLogic Platform は、Apache 2.0.48 以降のバージョンを使用する Apache マルチスレッド オプションのユーザのみをサポートします。 WebLogic Platform 8.1 の Apache Web サーバ サポートの詳細については、次の URL にある『WebLogic Platform 8.1 でサポート対象のコンフィグレーション』の「サポート対象の Web サーバおよびブラウザ、ファイアウォール」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs81/81_over/add-ons.html

 


確認済みの制限事項

この節では、このリリースで識別されている問題について説明します。 次の表に記載されている問題ごとに、問題 ID が指定されています。 この ID によって、BEA とユーザはソリューションを開発しつつ、問題のステータスをモニタできます。 可能な場合は、解決策を示します。

表 2 WebLogic Platform 8.1 において確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR097633

WL_HOME/common/eval/pointbase/tools/startPointBaseConsole 内のスクリプトを実行する場合に、PointBase Server を別途起動する必要がある

PointBase Console を起動する際に PointBase Server が実行されていないと、[Connect to the Database] オプションが失敗してエラー メッセージが表示される (SQL State 08004)。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : ドメインベースの startPointBaseConsole スクリプトまたは PointBase Console ([スタート] メニューのいずれかの [Example] リンクから) を起動する前に、関連するドメインの WebLogic Server を起動する。 WebLogic Server によって各ドメインが起動される際に、そのドメインに関連する PointBase Server も起動される。

データベース コンソールにログイン ([Connect to the Database] を選択) する際に、ユーザ ID とパスワードの両方に weblogic と入力する。

CR099617

ドメインにすでに存在するアプリケーションが、拡張テンプレートによって追加されないようにする

コンフィグレーション ウィザードでは、対象のドメインにすでに存在するアプリケーション名を含んだ拡張テンプレートを使用してドメインを拡張できる。 その結果、ドメインの config.xml ファイルに同じ名前のアプリケーションが 2 つ存在することになる。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : なし。 使用する拡張テンプレートに、ドメイン内のアプリケーションと同じ名前のアプリケーションが含まれていないことを確認する。

CR107937/
34347

タイムスタンプ ヘッダが欠落しているために、Workshop の Web サービスがセキュリティで保護された WebLogic Server の Web サービスを起動できない

Workshop の Web サービスと、セキュリティで保護された WebLogic Server の Web サービスの間の相互運用性は、現時点でサポートされていない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : なし

CR108897/
12823

Sun Java 2 SDK のバージョン 1.4.0 ~ 1.4.1_03 に Windows-31J が含まれていない

WebLogic Workshop 8.1 IDE およびコンパイラは、Sun の新しい API である java.nio.Charset (Sun Java 2 SDK 1.4.0 で導入) を使用する。 この API の実装にはバグがある。具体的には、Windows で最も一般に使用される日本語文字セット Windows-31J が、Sun Java 2 SDK のバージョン 1.4.0 ~ 1.4.1_03 に含まれていない。 詳細については、以下を参照。

http://developer.java.sun.com/developer/bugParade/bugs/4626545.html

Windows-31J がないと、ユーザは日本語を使用してファイルを読み書きできない。その他の文字セットは使用可能。 ただし、Windows-31J 以外の文字セットの文字が IDE ファイルに含まれていると、IDE がサイレントに失敗する。つまり、ユーザはそのファイルを保存できるが、Windows-31J 以外の文字が含まれているためにファイルが破損したことを通知する警告が表示されない。

この問題は、Sun Java 2 SDK の今後のバージョン 1.4.1_05 および 1.4.2 で解決される。この 2 つのバージョンには、Windows-31J (MS932) 文字セットが含まれる予定である。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : エンコード ヘッダを含んでいる可能性のあるタイプのファイル (HTML、XML、JSP ファイルなど) には、ファイルのエンコードとして Windows-31J ではなく UTF-8 を指定する。

CR109961

[JDBC 接続プールのコンフィグレーション] で PointBase の [DBMS Name] を変更しても、データベース ファイルの名前が変更されない

コンフィグレーション ウィザードの [JDBC 接続プールのコンフィグレーション] ウィンドウでは、PointBase のパラメータの一部 ([DBMS Name]、[Dbms Host]、[Dbms Port]、[User Name]、および [User Password]) の値を変更できる。 ただし、変更が反映されるのは各自のドメインの config.xml ファイルのみで、PointBase データベース ファイルと起動スクリプトは新しい値で更新されない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : コンフィグレーション ウィザードと PointBase データベースを使用する場合は、[DBMS Name]、[DBMS Host]、[DBMS Port]、[User Name]、[User Password] の各パラメータを常にデフォルト値のままにする。

CR110086

PointBase データベースはポート番号 9093 を使用しなければならない

コンフィグレーション ウィザードでは、PointBase データベースが使用するポート番号をデフォルト値から変更することができる。 ただし、PointBase のポート番号を変更すると、データベースのテスト接続が失敗し、サーバが正しく起動しなくなる。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : PointBase のポート番号には、常にデフォルト値の 9093 を使用する。

CR110828

〔Ctrl〕+〔C〕を押してサーバを停止しようとしても、バックグラウンドで実行中の PointBase プロセスがキルされない。

Windows と PointBase を使用するプラットフォームで、サーバを停止するために〔Ctrl〕+〔C〕を押し、別のサーバを起動しようとすると、例外が発生する場合があるが、この問題に関する明確な手がかりは表示されない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : Windows プラットフォームで、stopWeblogic スクリプト (Windows では stopWebLogic.cmd、UNIX では stopWebLogic.sh) を実行して、サーバとすべての関連プロセスを停止する。

CR110893

生成された stopWebLogic スクリプトで、非デフォルト ポートでコンフィグレーションされた PointBase を停止できない

コンフィグレーション ウィザードでは、作成されたドメインの stopWebLogic スクリプト (Windows では stopWebLogic.cmd、UNIX では stopWebLogic.sh) が、ユーザ指定の PointBase ポート番号でカスタマイズされない。 サーバが WebLogic Server コンソールから停止されても、PointBase サーバは実行されたままとなる。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 以下の 2 つの解決策がある。

  • stopWebLogic スクリプトを実行して、WebLogic Server を強制的に停止する。

  • WebLogic Server コンソールから WebLogic Server を停止し、その後に stopWebLogic スクリプトを再度実行する。

CR111126/
36644

MS SQL Server および XA を使用する接続プール内の壊れた接続が使用される

グローバル (XA) トランザクション用の JDBC 接続プールを複数のデータ ソースで共用すると、障害が発生した場合の回復処理で問題が発生する。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : MS SQL Server ドライバを使用していて、壊れた接続がすでに発生している場合は、WebLogic Server Administration Console から以下の手順で JDBC 接続プールのコンフィグレーションを調整する。

    1. 管理サーバが実行されている状態で、ドメインの Administration Console にログインし、[domain_nameサービスJDBC接続プールpool_name] を選択する。

    2. [表示] をクリックして [詳細オプション] セクションを表示する。

    3. [予約されたときに接続をテスト] にチェックを付けて、予約済み接続を有効にする。

    4. [テスト テーブル名] フィールドに、dbo.sysusers と入力する。

    5. [適用] をクリックする。

これで、壊れた接続が使用されなくなる。

CR125469

XML スキーマ ファイルから非組み込みデータ型コンポーネントを生成するために clientgen または autotype Ant タスクを実行すると、java.lang.IncompatibleClassChangeError 例外が生成される

この問題は、2 つの条件が重なった場合にのみ発生する。つまり (a) wlxbean.jar ファイルと xbean.jar ファイルが、各自のビルドまたはデプロイメント環境の CLASSPATH 変数で指定されているときに、(b) SOAP エンコード データ型を参照する XML スキーマ ファイルから非組み込みデータ型コンポーネントを生成するために clientgen または autotype Ant タスクが実行された場合である。 XMLBean 機能によって使用されるこの 2 つの JAR ファイルは、WebLogic Platform と Workshop には組み込まれているが、WebLogic Server には組み込まれていない。 これらの JAR ファイルに含まれている SOAP エンコード データ型クラスは、Ant タスクによって生成されるデータ型クラスと競合する。

この問題の詳細については、『WebLogic Server FAQ 集』の「FAQ : Web サービス」を参照。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : この問題を解決するには、以下の 3 つの方法のいずれかを使用する。

    1. autotype Ant タスクの packageName または packageBase 属性 (あるいは clientgen Ant タスクの typePackageName または typePackageBase 属性) を使用して、Ant タスクが生成する SOAP エンコード データ型をユーザ指定のパッケージに強制的に組み込んで、それらのデータ型が XMLBean データ型と競合しないようにする。 autotype Ant タスクおよびクライアント Ant タスクの属性については、「Web サービス Ant タスクとコマンドライン ユーティリティ」を参照。

    2. 各自のビルドおよびデプロイメント環境から、xbean.jar ファイルと wlxbean.jar ファイルを削除する。 これらのファイルは、WebLogic Platform によって WL_HOME¥server¥lib ディレクトリにインストールされる。この中の WL_HOME は、c:¥beahome¥weblogic81 などのメインの WebLogic Platform インストール ディレクトリを指す。 一部の Web サービスが XMLBean を使用しているために、これらの JAR ファイルが必要である場合は、(a) XMLBean を使用する WebLogic Web サービスを含んでいるすべての EAR ファイルを検出し、(b) 検出した各 EAR ファイルの APP-INF/lib ディレクトリに、2 つの JAR ファイル (xbean.jarwlxbean.jar) のコピーを配置する。

    3. アプリケーションの作成に WebLogic Workshop を使用しない場合、または WebLogic Workshop によって生成されたアプリケーションをデプロイしない場合は、wlxbean.jar ファイルと xbean.jar ファイルから、競合する SOAP エンコード クラスを削除してもかまわない。

CR126214

Smart Update を使用してサービス パックのインストールを元に戻したときに、End-to-End サンプル アプリケーション ドメインが元に戻らない

WebLogic Platform のインストールを SP2 から以前のリリースに戻すと、End-to-End サンプル アプリケーションが起動しなくなる。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : WebLogic Platform のインストールを元に戻した後に、使用する End-to-End サンプル アプリケーション ドメインでサーバを再起動する。

CR126952/
CR126651/
CR127350

アップグレード インストーラが、サンプル ディレクトリ内のすべてのユーザ アプリケーションを上書きする

アップグレード処理の中で、WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 2) インストール プログラムによって、ユーザが WL_HOME に作成したアプリケーションを含むすべてのファイルが自動的に上書きされる。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : Service Pack 2 をインストールする前に、WL_HOME に作成したすべてのファイルやアプリケーションのバックアップ コピーを作成する。 ただし、一般的なベスト プラクティスとして、WebLogic Platform の新たなインストールによってアプリケーションが影響を受けないようにするには、BEA Products ディレクトリの外部に新しいドメインを作成する。

その他の解決策の詳細については、BEA カスタマサポートに問い合わせるか、CR126952 を参照。

CR128232/
43254

WebLogic Integration および End-to-End サンプル ドメインが、サーバ起動時に MDB 警告をログに記録する

Platform または End-to-End サンプル ドメインでサーバが起動されたときに、以下のメッセージがログに記録される。

  • <BEA-014006> <名前 "ProcessTrackingEventErrorListener" のメッセージ駆動型 Bean (MDB) に、不明な実行キュー スレッド プールを参照するディスパッチ ポリシー "wli.internal.ProcessTracking" がある。 代わりにデフォルトの実行スレッド プールを使用する。>

  • <BEA-014006> <名前 "InstanceInfoEventListener" のメッセージ駆動型 Bean (MDB) に、不明な実行キュー スレッド プールを参照するディスパッチ ポリシー "wli.internal.ProcessTracking" がある。 代わりにデフォルトの実行スレッド プールを使用する。>

  • <BEA-014006> <名前 "ProcessTrackingEventListener" のメッセージ駆動型 Bean (MDB) に、不明な実行キュー スレッド プールを参照するディスパッチ ポリシー "wli.internal.ProcessTracking" がある。 代わりにデフォルトの実行スレッド プールを使用する。>

オペレーティング システム : すべて

解決策 : これらのメッセージは助言であり、無視してかまわない。 WebLogic Server Administration Console を使用して、これらのログ メッセージに記述されている実行キューを、列挙された EJB をそれらのキューに含める形で作成できる。 ただし、この方法で実行キューを作成する場合は、関連するアプリケーションおよびトラッキング レベルに適したスレッド サイズを指定する必要がある。 実行キューの作成に関する詳細については、次の URL にある WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプの「[実行キュー]  --> [コンフィグレーション]」を参照。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/domain_executequeue_config.html

CR135846

org.apache.xalan.processor.TransformerFactoryImpl を使用すると、ポータビリティの問題が発生する

weblogic.xml.jaxp.WebLogicTransformerFactory API では、コンストラクタがデフォルトで org.apache.xalan.processor.TransformerFactoryImpl を使用する。 この動作は、weblogic.apache.xalan.processor.TransformerFactoryImpl をデフォルトとして指定している WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプのドキュメント (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/domain_xmlregistry_config.html) の記述と矛盾する。

また、Apache から直接取得した Xalan トランスフォーマを使用すると、ポータビリティの問題が発生する。これは、このバージョンが、WebLogic Server に現在付属している JAXP より新しいためである。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : Transformer ファクトリを weblogic.apache.xalan.processor.TransformerFactoryImpl に設定する。 詳細については、以下を参照。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/xml.html

CR137592

管理者特権なしで Workshop を実行する際の Java エラー

管理者特権を持ったユーザとして、WebLogic Workshop を Windows システムにインストールすると、Workshop を使用するすべてのユーザに管理者特権が必要となる。 そうしないと、管理者特権を持たないユーザが Workshop アプリケーションを実行すると、次のエラーを受け取る。

java.lang.SecurityException: Could not open windows registry node Software¥JavaSoft¥prefs at root 0x80000002: Access Denied

オペレーティング システム : Windows

解決策 : Windows システムでは、WebLogic Workshop のインストールおよび使用は管理者特権のあるユーザが行う。

CR172412

追加のクラスタに割り当てられている分散キューがコンフィグレーション ウィザードの [JMS キュー] ドロップダウン リストに表示されないため、コンフィグレーションできない。

コンフィグレーション ウィザードを使用して、マルチクラスタ ドメインを作成する場合、[JMS 分散キュー メンバのコンフィグレーション] ウィンドウに問題が発生する。 この問題は、分散キュー メンバーを、2 番目のクラスタに割り当てられた JMS 分散キューに追加する場合に発生する。 キューをクリックし、[追加] ボタンをクリックしたときに、[JMS キュー] ドロップダウン リストが空になる。 このため、コンフィグレーション ウィザードを使用して、分散キュー メンバーを主クラスタ上にない JMS 分散キューに割り当てることができない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : ドメインを作成した後で、WebLogic Server Administration Console を使用して、次のように JMS 分散キューをコンフィグレーションする。

    1. 管理サーバと Administration Console を起動する。

    2. Administration Console で、[サービスJMS分散送り先] を選択する。

    3. コンフィグレーションする分散送り先を選択する。

    4. [自動デプロイ] タブを選択し、目的の JMS 分散キューの分散キュー メンバーを追加する。

CR181310

一定の状況下で、Web アプリケーション リソースに匿名でログインできない場合がある

config.xml ファイルに FullyDelegateAuthorization=true フラグが設定されている場合に、Web アプリケーションの web.xml ファイルでそのアプリケーション内のリソースにセキュリティ制限を指定しないと、それらのリソースへの匿名アクセスが拒否される。

この組み合わせ、つまり FullyDelegateAuthorization=true フラグと web.xml ファイルの <login-config> 要素における CLIENT-CERT の値の両方によって、Web アプリケーション内のあらゆるリソースへの匿名アクセスが失敗し、401 - Unauthorized というエラー メッセージが表示される。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : (1) これらの設定および CLIENT-CERT の使用が必要である場合は、Web アプリケーションが使用するリソース URL ごとに、記述子制限を作成する必要がある。 CLIENT-CERT の使用についての詳細は、以下の URL にある Workshop オンライン ヘルプの「双方向 SSL」を参照。

(2) WebLogic Integration を使用していない場合は、FullyDelegateAuthorization を true から false に変更できる。

CR181772

ドメイン管理ポート : 管理サーバと同じマシン上にある管理対象サーバを起動したときのエラー

クラスタ ドメインが、複数のマシン上に配置された管理対象サーバでコンフィグレーションされている場合に、そのいずれかのマシンが管理対象サーバと管理サーバの両方をホストしていると、管理サーバと同じマシン上にある管理対象サーバのログ ファイルにエラーが記録される。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 管理ポートは、セキュリティで保護された SSL トラフィックのみを受け付けるため、このポートを経由するすべての接続が認証を必要とする。 管理ポートを有効にすると、ドメインに以下の制約が課せられる。

  • ドメイン内の管理サーバとすべての管理対象サーバを、SSL プロトコルをサポートするようにコンフィグレーションする必要がある。 SSL をサポートしない管理対象サーバは、起動時に管理サーバに接続できない。これらの管理対象サーバをコンフィグレーションするには、管理ポートを無効にする必要がある。

  • ドメイン内のすべてのサーバ インスタンスが同時に管理ポートを有効または無効にする必要があるため、管理ポートはドメインレベルでコンフィグレーションする。 個々の管理対象サーバの管理ポート番号は変更できるが、管理対象サーバごとに管理ポートを有効または無効にすることはできない。 ポート番号を変更できると、同じリスン アドレスを持つサーバ インスタンスが複数存在する場合に便利である。

  • 管理ポートを有効にした後にドメイン内の管理対象サーバを起動するには、管理サーバへの SSL 接続を確立する必要がある。 これは、管理対象サーバが、手動、コマンドライン、ノード マネージャのどの方法で起動された場合でも同じである。 SSL 接続を確立する手順については、『WebLogic Server のコンフィグレーションと管理』の「ネットワーク リソースのコンフィグレーション」の「管理ポートを使用するための管理対象サーバの起動」を参照。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/adminguide/network.html

  • 管理ポートを有効にした後は、すべての Administration Console トラフィックを管理ポート経由で接続する必要がある。

  • ドメイン全体の管理ポートを使用するドメイン内の 1 台のコンピュータで複数のサーバ インスタンスが実行されている場合は、マルチホームのマシンでサーバ インスタンスをホストし、各サーバ インスタンスに一意のリスン アドレスを割り当てるか、あるいはドメイン全体のポートを、マシン上のサーバ インスタンスの 1 つを除くすべてでオーバーライドする。 ポートをオーバーライドするには、Administration Console の [サーバ接続SSL ポート] ページで、[Advanced Attributes] の [ローカル管理ポートのオーバーライド] オプションを使用する。    

CR182698

Red Hat Linux 64 ビット システムで Smart Update を完了できない

Itanium システム上の Red Hat Enterprise Linux 3.0 で WebLogic Server 8.1 SP3 にアップグレードする際に、Smart Update がハングし、インストールが完了しない (Smart Update は、Itanium 上の Red Hat Enterprise Linux 2.1 では動作するが、3.0 では動作しない)。

オペレーティング システム : Itanium 上の Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3.0

解決策 : Red Hat Enterprise Linux 3.0 上で WebLogic Server 8.1 SP3 にアップグレードする場合は、Smart Update を使用しない。 アップグレード インストーラを使用するか、WebLogic Server 8.1 SP3 を新規にインストールする。

アップグレード インストーラの使用については、以下の URL にある『WebLogic Platform のインストール』の「Service Pack とローリング パッチのインストール」の中の「ダウンロード可能なアップグレード インストーラを使用した Service Pack とローリング パッチのインストール」を参照。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/install/update.html

WebLogic Server 8.1 のアップグレードと Red Hat Enterprise Linux のアップグレード (2.1 から 3.0 へ) を同時に実行する場合は、Smart Update を以下の手順で実行することで、Service Pack 3 にアップグレードできる。

    1. WebLogic Server 8.1 を Service Pack 3 にアップグレードする。

    2. マシンを Red Hat Enterprise Linux 2.1 から 3.0 にアップグレードする。

CR183569

プロダクション モード (-server) でデバッグを有効にして JSP をプリコンパイルすると、Sun JDK HotSpot コンパイラがクラッシュする

Sun Java 2 SDK 1.4.2_04 でコンフィグレーションされたドメインでは、JSP をプリコンパイルすると、HotSpot Virtual Machine Error で Sun JDK HotSpot コンパイラがクラッシュする可能性がある。 以下のようなログが生成される。

# HotSpot Virtual Machine Error, Internal Error
# Please report this error at
# http://java.sun.com/cgi-bin/bugreport.cgi
#
# Java VM: Java HotSpot(TM) Server VM (1.4.2_04-b05 mixed mode)
#
# Error ID: 53484152454432554E54494D450E435050018D
#
# Problematic Thread: prio=5 tid=0x2d48f578 nid=0xc10 runnable
#

この問題は、以下の JVM コマンドライン オプションを指定した場合に最も発生しやすくなる。

-server -Xdebug -Xnoagent -Xrunjdwp:transport=dt_socket,address=8453,server=y,suspend=n -java.compiler=NONE -ea -da:com.bea...
-da:javelin... -da:weblogic...

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 以下の解決策によって、この問題が発生しなくなる。

  • Sun Java 2 SDK の代わりに BEA JRockit SDK を使用する。

  • WebLogic Server 起動スクリプトを編集して、Sun Java 2 SDK 1.4.2_04 でデバッグする際に、-server ではなく -client オプションを使用して起動されるようにする。

  • デバッグを無効にするために、setDomainEnv スクリプトを編集するか、JVM デバッグ引数を手動で削除する。

  • デバッグ時はプリコンパイルを実行しない。

  • Sun Java 2 SDK 1.4.2_05 以降を使用するように、ドメイン コンフィグレーションを更新する。

CR192264

255 文字よりも長いパス名を持つ EAR ファイル コンポーネントにアクセスできないことがある

EAR ファイルは、ドメインにデプロイする前に .applications フォルダに展開される。 (a) 特定のコンポーネントを含むドメインのフル パス、および (b) コンポーネントそのものの相対パス、の合計の長さが 255 文字を超える場合、そのコンポーネントを探すことができない。

オペレーティング システム : Windows

解決策 : 可能な限りドメインのパスは短くする。

CR203645

管理対象サーバを既存のドメイン内のクラスタに追加した場合に、ドメインを起動できない

管理対象サーバを既存のドメイン内のクラスタに追加した場合、更新されたドメインを起動できない。 この制限は、新しいドメインの作成または拡張テンプレートを使用した既存のドメインの変更のスコープの外部にある管理対象サーバを追加しようとした場合に発生する。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 管理対象サーバをクラスタに追加するには、ドメイン テンプレートまたはドメイン拡張テンプレートを使用してサーバを追加する必要がある。 たとえば、次のいずれかの方法で、コンフィグレーション ウィザードまたは WLST Offline を使用して管理対象サーバを既存のドメインに追加することができる。

  • 拡張テンプレートを使用してドメインを拡張できる。 拡張テンプレートを適用するときに、追加の管理対象サーバを指定することができる。

  • 既存のドメインのテンプレートを作成し、そのテンプレートで追加の管理対象サーバを指定し、そのテンプレートを基にして新しいドメインを作成することができる。

CR204361

テンプレートを作成すると、クラスタ ドメイン内の JMSDistributedQueue が失われる

Template Builder を使用して、JMS 分散キューを含むクラスタ化されたドメインの拡張テンプレートを作成した場合、それらのキューは結果のテンプレートから除外される。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 結果のテンプレートを使用してドメインを拡張するときに、必要に応じて各 JMS 分散キューをコンフィグレーションする。

CR204521

HP-UX では、maxdsiz が小さすぎると SP5 から SP4 または SP3 にダウングレードできない場合がある

PA-RISC 構成の HP-UX 11.0 または 11i で Smart Update またはアップグレード インストーラを使用して 8.1 SP3 から 8.1 SP4 または 8.1 SP4 から 8.1 PS5 にアップグレードした後に、同じツールを使用して 8.1 SP5 から 8.1 SP4 または 8.1 SP4 から 8.1 SP3 にダウングレードできない場合がある。

オペレーティング システム : HP-UX PA-RISC 11.0 および 11i

回避策 :

  • 8.1 SP5 から SP4 にダウングレードする場合は、maxdsiz カーネルのパラメータを 1 GB 以上に設定する。

  • 8.1 SP4 から SP3 にダウングレードする場合は、maxdsiz カーネルのパラメータを 2 GB 以上に設定する。

CR206782

AIX で SP2 から SP3 にアップグレードするときにエラーが発生する

AIX で WebLogic Platform を 8.1 SP2 から 8.1 SP3 にアップグレードする場合、次のメッセージが表示されアップグレード処理が完了する前に失敗することがある

Fatal error. Cannot move libmuxer.so which is in use.

この状況は、WebLogic Server 8.1 SP2 のシャットダウン時にシステム メモリが適切にクリーンアップされていないために発生する。

オペレーティング システム : IBM AIX 5.1 または 5.2 PowerPC、POWER3、POWER4、および POWER5

解決策 : SP3 にアップグレードする前に、slibclean コマンドを使用して、未使用のライブラリを手動でクリーンアップする必要がある。このコマンドはルートとして実行する必要がある。 このコマンドを実行した後にマシンを再起動する必要がある。

CR208487

インストール ディレクトリ名に High-ASCII 文字が含まれている場合、QuickStart からアプリケーションを起動できない

BEA ホーム ディレクトリまたは WebLogic ホーム ディレクトリの名前に High-ASCII 文字セットの文字が含まれている場合、QuickStart を使用して、コンフィグレーション ウィザードなどのアプリケーションを起動できない。 これは、Sun Java 2 J2SE の制限。

オペレーティング システム : Sun Java 2 J2SE を使用しているすべてのシステム

解決策 : QuickStart を使用してアプリケーションを起動する場合は、インストール中に BEA ホーム ディレクトリおよび WebLogic Server ホーム ディレクトリとして、ASCII 文字セットのみを含む名前のディレクトリを指定する必要がある。

CR209566

開くファイル記述子の数を制限する「ulimit -n」コマンドが HP-UX プラットフォーム上の commEnv.sh で使用できない

多くの UNIX プラットフォームでは、WebLogic Server を起動する前に、WL_HOME/common/bin/commEnv.sh スクリプトによって ulimit -n コマンドを実行し、開くファイル記述子の数の上限を 1024 に設定する。 しかし、ulimit コマンドの -n オプションは HP-UX シェルではサポートされない (ksh を除く)。 WLS8.1SP5 では、commEnv.sh スクリプトは、HP-UX での開くファイル記述子の上限を設定しない。

オペレーティング システム : HP-UX PA-RISC 11.0 および 11i

解決策 : シェル環境で、開くファイル記述子の数の制限を手動で設定できる。この制限は 1024 未満に設定する必要がある。

CR212708

HP-UX で SP4 へのアップグレード中に Smart Update がハングする

HP-UX 11i Itanium システムで Smart Update を使用して WebLogic Platform 8.1 をアップグレードする場合、実行が完了する前にアップグレード手順がハングする。 この問題は、WebLogic Platform 8.1 のどのサービス パックをアップグレードする場合にも発生する。

オペレーティング システム : HP-UX 11i Itanium

解決策 : Smart Update ではなくパッケージ アップグレード インストーラを使用して、インストールされている WebLogic Platform 8.1 をアップグレードする。 詳細については、以下の URL にある『WebLogic Platform のインストール』の「Service Pack とローリング パッチのインストール」の中の「ダウンロード可能なアップグレード インストーラを使用した Service Pack とローリング パッチのインストール」を参照。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/install/update.html

CR226286

WLST の障害のために WLST が終了する

現在、WebLogic Server Scripting Tool (WLST) スクリプトの実行が失敗した場合、適切な障害通知を送信せずに WLST が終了する。

この結果、WLST スクリプトが正常に実行されることに依存する呼び出し側のコンポーネントは失敗を認識しない。一般的な例として Ant を使用して WLST を起動する場合などがある。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : Ant スクリプトから WLST を起動する場合は、fork="true" を指定することによって新しい JVM をフォークすることが推奨される。 これにより、クリーンな環境が確保され、System.exit(0) を呼び出す WLST exit コマンドが Ant スクリプトを終了しなくなる。

CR228706

別のユーザの wlst_module.py ファイルを上書きできない

WLST をモジュールとして使用する場合は、別のユーザの wlst_module.py ファイルを上書きできない。

オペレーティング システム : UNIX

解決策 : java.io.tmpdir Java システム プロパティで指定されたディレクトリに対する書き込みパーミッションを持っていることを確認する。

CR231633

対話モードで WLST を実行しているときにマルチバイト文字が文字化けする。

WebLogic Platform をマルチバイト文字セットを使用してコンフィグレーションされたマシンにインストールし、コマンド ウィンドウ プロンプトから WLST を起動した場合、コマンド ウィンドウと WLST によって書き込まれるすべてのファイルの両方で、WLST によって生成される出力が文字化けする。

この問題は、WLST をオフラインで対話モードで使用している場合、つまり実行中の WebLogic Server インスタンスに接続されていない場合にのみ発生する。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : マルチバイト文字セットを使用して構成されたマシン上では、スクリプト モードで WLST Offline を使用する。

CR232858

インストール パスでマルチバイト文字が使用されている場合、WLST を起動できない

WebLogic Platform がインストールされているディレクトリの名前にマルチバイト文字が含まれている場合、コマンド ウィンドウから WLST を起動しようとすると、次の例のようなエラー メッセージが表示されて失敗する。

>Initializing WebLogic Scripting Tool (WLST) ...
>Problem invoking WLST - Traceback (innermost last):
> File "<string>", line 7, in ?
>ImportError: No module named plateng

オペレーティング システム : すべて

解決策 : WebLogic Platform をインストールするときには、BEA ホーム ディレクトリまたは WebLogic ホーム ディレクトリとしてマルチバイト文字セットを含む名前のディレクトリを指定しないようにする。

CR235573

Oracle RAC でのフェールオーバに、RDBMSAuthenticator の [テスト間隔] で指定した時間よりも長い時間がかかる

Oracle RAC でコンフィグレーションされたドメインでは、セカンダリ RAC ノードへのフェールオーバに必要な時間が、RDBMSAuthenticator ウィンドウの [テスト間隔] パラメータで指定した時間よりも長くなる。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : RDBMSAuthenticator は、失敗したユーザ認証の試行または RDBMSAuthenticator 接続テストのどちらかを介してデータベース接続の失敗を検出した場合のみセカンダリ RAC ノードにフェールオーバする。 テストに失敗した接続は、閉じられた後、RDBMSAuthenticator の作成中に指定した [テスト間隔] パラメータに従って、再び開かれ、有効な物理データベース接続が再確立される。

[テスト間隔] は、システムの可用性の要件とデータベースのパフォーマンスへの影響のトレードオフを基にして設定する必要がある。 設定を小さくすると、RAC の障害を検出するためにかかる時間が短くなり、ユーザ認証の試行が失敗する可能性が減少するが、データベースの負荷が増加する。 デフォルトの設定は 120 秒。 RAC の障害によるユーザ認証の試行の失敗を最小限に抑えるには、[テスト間隔] パラメータを最小値である 5 秒に設定する。

管理サーバが実行されている状態で、ドメインの Administration Console にログインし、[セキュリティレルムmyrealmプロバイダ認証RDBMSauthenticator] を選択する。 [詳細] タブを選択し、[テスト間隔] を選択する。 [テスト間隔] パラメータで、接続を閉じて再確立するための時間を設定する。

CR237216
CR241625

インストール プログラム、コンフィグレーション ウィザード、および Template Builder のグラフィカル ユーザ インタフェースで日本語文字が文字化けする。

日本語文字セットを使用してコンフィグレーションされた Red Hat Enterprise Linux 4.0 システムでは、インストール プログラム、コンフィグレーション ウィザード、および Template Builder のグラフィカル ユーザ インタフェースが正しく表示されない。 この問題は、Red Hat Enterprise Linux 4.0 システムの日本語文字セット用の font.properties ファイルがないという Sun Java 2 J2SE 1.4.2_08 JDK の制限のために発生する。

オペレーティング システム : Red Hat Enterprise Linux 4.0

解決策 : これらのアプリケーションではコンソール モードのインタフェースを使用する。

注意 : この制限は、Red Hat Enterprise Linux 3.0 システムにはない。 ただし、Red Hat Enterprise Linux 4.0 システムの場合、Sun では http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=6235633 で説明されている解決策を提供している。

CR248707

WebLogic Integration をプロダクション環境にインストールすると、WebLogic Workshop IDE もインストールされてしまう。

WebLogic Platform 8.1 SP5 では、WebLogic Integration サーバ コンポーネントのカスタム インストールまたはサイレント モード インストールを行うと、WebLogic Workshop Runtime Framework と IDE が両方インストールされます。 WebLogic Integration サーバ コンポーネントには、WebLogic Workshop Runtime Framework のインストールだけが必要です。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : プロダクション環境から WebLogic Workshop IDE を削除するには、手動で BEA_HOME\weblogic81\workshop ディレクトリとその中のファイルを削除します。

CR287393

コンフィグレーション ウィザードを使用して JDBC 接続プールをコンフィグレーションする場合に、データベースとして MS SQL Server を選択しても、ドライバのドロップダウン リストに MS SQL 2005 が表示されません。

回避策 : プールが XA であるか非 XA であるかに応じて、次のいずれかを選択します。

  • BEA MS SQL Server Driver (Type 4XA) Versions:7.0,2000 または

  • BEA MS SQL Server Driver (Type 4) Versions:7.0,2000


 

 


修正された問題

この節では、WebLogic Platform 8.1 で修正された問題について説明します。これらの問題は、確認済みの制限事項としてこのドキュメントの以前のバージョンで説明しました。

ここには、次の節があります。

Service Pack 4 で修正された問題

表 3 では、WebLogic Platform 8.1 SP4 で修正された問題について説明します。

表 3 WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 4) で修正された問題 

問題 ID

説明

CR127141

End-to-End サーバを停止する際に例外が発生する

End-to-End サーバを起動し、stopWebLogic スクリプト (Windows の場合は stopWebLogic、UNIX の場合は stopWebLogic.sh) を実行すると、stopWebLogic スクリプトがサーバ コンソール上で例外を送出する。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : なし

修正情報 : SP3 では、アプリケーションのアンデプロイ処理の実行中にエラーが発生した。 SP4 では、同じ LoadOrder を持つ複数のアプリケーションはデプロイメント名のアルファベット順にデプロイおよびアンデプロイされるため、この問題が発生することはない。

CR181354

アプリケーション スコープ指定ロールによって Workshop IDE にエラー ダイアログが表示される

Workshop IDE でセキュリティ ロールを作成すると、以下のメッセージと共にエラー ダイアログ ボックスが表示される。

Authentication failure when connecting to the server

このエラーは、アプリケーションのデプロイメントやロールの作成を妨げるものではなく、Basic WebLogic Portal ドメイン テンプレートまたは Basic WebLogic Platform ドメイン テンプレートに基づくドメインで発生する。 このエラーの名目上の原因は、WebLogic Portal の Web Services for Remote Portals (WSRP) 機能に必要な ID アサーション セキュリティ プロバイダであり、Workshop IDE の JVM のクラスローダが、そのセキュリティ プロバイダの JAR ファイルを見つけられない場合にエラーが発生する。 ただし、IDE JVM クラスローダが、カスタム セキュリティ プロバイダを見つけられない場合もこのエラーが発生する可能性がある。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : WSRP ID アサーション プロバイダ、およびドメイン用にコンフィグレーションされたその他すべてのカスタム セキュリティ プロバイダの JAR ファイルを、Workshop IDE のクラスパスに追加する必要がある。 IDE クラスパスは、ファイル WL_HOME/workshop/Workshop.cfg に指定されている。

修正情報 : wlw-ide.jarManifest.mf ファイルが変更され、wsrp-security-providers.jarShared-Class-Path エントリに追加された。

CR182859

コンフィグレーション ウィザードで作成された、非 XA JDBC ドライバを使用するドメインをコンフィグレーションする際に EnableTwoPhaseCommit=true を指定すると、一定のエラーが発生した場合にデータがリスクを受ける可能性がある

コンフィグレーション ウィザードを使用して非 XA JDBC ドライバを使用するドメインをコンフィグレーションすると、Tx Data Source の EnableTwoPhaseCommit 設定がデフォルトで true に設定される。 場合によっては、エラーが発生した場合に、この設定によってデータがリスクを受ける可能性がある。これについては、以下の URL にある WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプの「グローバル トランザクションで非 XA ドライバを使用する場合の制限とリスク」を参照。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/jdbc_datasources.html

オペレーティング システム : すべて

解決策 : EnableTwoPhaseCommit=true 設定は、非 XA JDBC ドライバを使用する場合にのみ適用される。 この設定は、非 XA ドライバが XA トランザクションに参加できるようにするために使用される。 XA 準拠の JDBC ドライバが使用される場合 (推奨) には、この問題は当てはまらない。 分散トランザクションに関係するリソースによって、この設定が使用される場合と使用されない場合がある。 この設定については、WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプの以下のトピックで説明されている。

この 2 つのトピックから重要な情報を要約すると、以下のようになる。

  • 分散トランザクションに関係する唯一のリソースが、非 XA 接続プール リソースである場合は、Tx Data Source で EnableTwoPhaseCommit=false 設定を使用する。 この場合、設定は無視され、1 フェーズ コミットが使用される。 エラー発生時にデータがリスクを受けることはない。

  • 分散トランザクションで複数のリソースが使用されているが、関係する非 XA 接続プール リソースが 1 つのみである場合は、Tx Data Source で EnableTwoPhaseCommit=true を設定して、XA の準備中にエラーが発生しないようにする。 この場合、このリソースに対して 2 フェーズ コミットがシミュレートされるため、上記のトピックで説明されているようにデータがリスクを受ける可能性がある。

CR182859 (続き)

EnableTwoPhaseCommit=false を設定すると、エラー発生時のデータのリスクを回避できることに注意する。 また、XA 準備エラーが発生した場合は、必要に応じて EnableTwoPhaseCommit=true を設定してデータのリスクを受け入れることもできる。

EnableTwoPhaseCommit=true を使用する必要がある場合は、データのリスクを考慮する。 また、可能な限り、ヒューリスティックな状況に耐えられるようにアプリケーションを設計する。

修正情報 : エラー発生時のデータのリスクを回避するために、portalFrameworkPool JDBC Tx データ ソースでは EnableTwoPhaseCommit=true はデフォルト設定ではなくなった。 他の JDBC Tx データ ソースでは、それらのデータ ソースで使用されるリソースに応じて、EnableTwoPhaseCommit=true が設定されることがある。

CR183230

WebLogic Server の Administration Console の [モニタ] ページの [JRockit] タブを選択すると、例外が送出される

WebLogic Server の Administration Console の [モニタ] ページの [JRockit] タブを選択すると、例外 com.bea.jvm.NotAvailableException が表示される。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : この例外は無視してよい。 この問題は次のリリースで修正される予定。 この問題に対するパッチが必要な場合は、BEA カスタマサポートに連絡する。

修正情報 : JVM ヒープ サイズが 1GB に設定されると、JRockit はデフォルトで並行ガベージ コレクション (GC) 方式を使用する。 並行 GC 方式を使用する場合、ナーサリ サイズは 0 である必要がある。 しかし、JRockit が 8.1 SP3 で並行 GC 方式を使用し、ユーザがコンソールを使用してサーバを監視する場合、コンソールはナーサリ サイズを取得しようとし、失敗を示す例外が送出される。 SP4 では、WebLogic Server は適切に例外を処理し、期待どおりに 0 を返す。

CR184180

Linux で一部のロケールに対して WebLogic Workshop IDE を起動できない

Linux が稼働するシステムで、以下の LANG 設定に対して WebLogic Workshop IDE を起動できない。

  • ja_JP.eucjp (日本語)

  • ko_KR.euckr (韓国語)

  • zh_CN.gbk (中国語)

以下のエラーが送出される。

Error occurred during initialization of VM
java.lang.Error: java.lang.IllegalStateException: recursive invocation

オペレーティング システム : Red Hat Enterprise Linux 2.1 および 3.0-1

解決策 : この問題を解消するには、以下の手順を実行する。

    1. Sun Java 2 SDK 1.4.2_05 以降または最新バージョン 1.4.2 をダウンロードしてインストールする。

    2. WL_HOME/workshop ディレクトリに移動する。

    3. Workshop.sh スクリプトを編集して、パス BEA_HOME/jdk142_04/jre/bin/java を、新たにインストールした SDK の場所に変更する。

    4. WebLogic Workshop を再起動する。

修正情報 : この問題は、WebLogic Platform 8.1 SP3 にバンドルされていた Sun SDK 1.4.2_04 のバグによって発生していた。 この問題は、8.1 SP4 にバンドルされている Sun SDK 1.4.2_05 では修正されている。

CR188133

Chinese GB18030 ロケール環境では、WebLogic Platform は JVM I/O の不具合のためにただちに動作しないことがある

GB18030 サポート パッケージをインストールして、中国語ロケール環境での JVM のデフォルトのエンコードを GBK から GB18030 に変更した後で、WebLogic Platform の各コンポーネントが正常に動作しない場合がある。 これは Sun JVM 1.4.2_04 または JRockit JVM 1.4.2_04 と GB18030 を併用する際の、断続的な不具合が原因となっている可能性がある。 JVM の不具合についての詳細は、http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=4954023 を参照。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : なし

修正情報 : Sun SDK 1.4.2_05 を使用した場合に問題は発生せず、Sun SDK 1.4.2_05 は WebLogic Platform 8.1 SP4 にバンドルされているため、SP4 ではこの問題は発生しない。

CR202445

WLI Admin EJB の対象がクラスタではない。

8.1 および 8.1 SP2 コンフィグレーションの場合、コンフィグレーション ウィザードがデフォルトで WLI Admin EJB の対象を単一の管理対象サーバに設定する。 したがって、ユーザは、(a) 管理対象サーバを移行可能なサーバとしてコンフィグレーションする、(b) WLI Admin EJB の対象をクラスタに設定する、という 2 つのタスクを手動で実行する必要がある。

コンフィグレーション ウィザードで作成された 8.1 SP3 コンフィグレーションの場合、クラスタ内の管理対象サーバはデフォルトで移行可能である。 しかし、SP3 のコンフィグレーション ウィザードは、不要となった操作であるにもかかわらず、WLI Admin EJB の対象を単一の管理対象サーバに設定する。 したがって、ユーザは、WLI Admin EJB の対象をクラスタに設定するタスクは手動で実行しなければならない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : なし

修正情報 : コンフィグレーション ウィザードで作成された 8.1 SP4 コンフィグレーションの場合、管理対象サーバは移行可能で、WLI Admin EJB の対象はコンフィグレーション ウィザードにより自動的にクラスタに設定される。


 

Service Pack 3 で修正された問題

表 4 では、WebLogic Platform 8.1 SP3 で修正された問題について説明します。

表 4 WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 3) で修正された問題 

問題 ID

説明

CR111006

Platform ドメインで stopWebLogic スクリプトが失敗する (WebLogic Server が停止しない)

コンフィグレーション ウィザードの [管理サーバのコンフィグレーション] パネルでの指示に応じてサーバのリスン アドレスをデフォルトから変更しても、サーバのリスン アドレスはその変更内容を反映するように更新されないため、stopWebLogic スクリプトはサーバに接続されない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : stopWebLogic スクリプトで、次の例に示すようにサーバ アドレスの設定を変更する (Windows プラットフォームの場合)。

変更前 : set ADMIN_URL="t3://localhost:7001"
変更後 : set ADMIN_URL="t3://SERVER_NAME:7001"

修正情報 : コンフィグレーション ウィザードでサーバとポートの情報を変更すると、これらの情報は config.xml ファイルに正しく反映されるので、この問題は発生しない。

CR111819

JMS JDBC ストアで使用される JDBC 接続プールを誤って XA ドライバで設定すると、問題が発生する

JMS JDBC ストアと JMS サーバ間の接続プールには、非 XA ドライバが必要である。 非 XA ドライバから XA ドライバに切り替える際に、JMS 関連のリソースを完全に再コンフィギュレーションしないと、問題が発生することがある。 コンフィグレーション ウィザードで WebLogic Workshop、WebLogic Integration、WebLogic Portal または WebLogic Platform のドメインを作成し、PointBase で使用されるデフォルトの非 XA ドライバから別のデータベースの XA ドライバに切り替える場合に、このような状況になることがある。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : JMS JDBC ストア cgJMSStore の JDBC 接続プール cgPool を使用するように、Basic WebLogic Workshop Domain、Basic WebLogic Integration Domain、Basic WebLogic Portal Domain および Basic WebLogic Platform Domain の各テンプレートが事前設定される。 XA ドライバを使用するように cgPool が再コンフィグレーションされた場合、非 XA ドライバを使用する新しい JDBC 接続プールを cgJMSStore に設定する必要がある。 詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/sp_notes/sp_notes.html#sp2_config を参照。

コンフィグレーション ウィザードで必要な JDBC と JMS のコンフィグレーション手順を次に示す。

1. XA ドライバを使用して前述のドメインのいずれかをコンフィグレーションする場合、[データベース (JDBC) オプション] セクションの [JDBC 接続プールのコンフィグレーション] ウィンドウで cgPool に XA ドライバを選択する。

2. 同じ [JDBC 接続プールのコンフィグレーション] ウィンドウで、新しい JDBC 接続プールを追加し、非 XA ドライバで使用するようにコンフィグレーションする。 たとえば、新しい JDBC 接続プール auxPool を追加して、Oracle Thin ドライバ (非 XA ドライバ) を使用するように設定する。

3. [メッセージング (JMS) オプション] セクションの [JMS JDBC ストアのコンフィグレーション] ウィンドウで、手順 2 で設定した非 XA の JDBC 接続プールを使用するように、既存の JMS JDBC ストアに割り当てられた接続プールを変更するか、新しい JMS JDBC ストアを追加する。たとえば、既存の JMS JDBC ストア、cgJMSStore の代わりに auxPool を接続プールとして指定する。

4. [アプリケーションおよびサービスの対象指定オプション] セクションの [サーバまたはクラスタへの対象指定] ウィンドウで、すべての JDBC 接続プールの対象として適切なサーバが指定されていることを確認する。 たとえば、auxPool の対象が cgServer であることを確認する。

注意 : ドメイン固有のコンフィグレーションの場合、Administration Console を使用して、JDBC 設定をさらに変更することもある。

修正情報 : SP3 では、コンフィグレーション ウィザードでのドメイン作成に使用するテンプレートが変更され、JDBC コンフィグレーションが簡素化された。 詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/interm/whatsnew.html#81sp3 にある SP3 の「新機能」の「コンフィグレーション テンプレートの JDBC の変更」を参照。

CR125482

WebLogic Integration アプリケーションが、プロキシをコンフィグレーションした後に失敗する

クラスタをコンフィグレーションする際に、コンフィグレーション ウィザードで、プロキシ サーバとして機能できる管理対象サーバをコンフィグレーションできる。 ただし、このようなコンフィグレーションで WebLogic Integration アプリケーションに必要なプロパティの一部を、コンフィグレーション ウィザードで設定できない。 このため、クラスタ コンフィグレーション プロセスでプロキシ サーバを作成する場合は、これらのプロパティに値を指定できない。 その結果、これらのプロパティの設定に依存する WebLogic Integration アプリケーションが、実行時に失敗する。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : WebLogic Integration アプリケーション用にコンフィグレーションされたドメインを作成した後に、WebLogic Server Administration Console から以下のプロパティを設定して、管理対象サーバがプロキシ サーバとして機能するようにする。

  • FrontendHTTPPort

プロキシ リスン ポートを含むように設定

  • FrontendHTTPSPort

プロキシ SSL リスン ポートを含むように設定

  • FrontendHost

プロキシ サーバのホスト名を含むように設定

注意 : これらの設定は、サイレントモードのコンフィグレーション ウィザード スクリプトからコンフィグレーションすることもできる。

CR128781/
CR185278

ドメインによっては、startManagedWebLogic.sh は startWebLogic.sh を検索できない

UNIX システムでコンフィグレーションされたドメインでは、startManagedWebLogic.sh スクリプトが startWebLogic.sh スクリプトを呼び出せないことがある。 問題は、startWebLogic.sh がそのスクリプトへのパスを指定しないことにある。これはそのスクリプトが同じディレクトリにある場合でも必要である。 この問題は、次のテンプレートに基づくドメインに影響を与える。

  • Basic WebLogic Workshop Domain

  • Basic WebLogic Portal Domain

  • Basic WebLogic Integration Domain

  • Basic WebLogic Platform Domain

オペレーティング システム : UNIX

解決策 : システムの $PATH 環境変数にドメインのルート ディレクトリを追加することにより、この問題を修正することができる。 あるいは、ドメインの startManagedWebLogic.sh スクリプトを編集して、ドメインのルート ディレクトリを startWebLogic.sh の呼び出しにプリペンドすることもできる。

修正情報 : 影響を受けるドメイン テンプレートはすでに修正済みで、startManagedWebLogic.sh から startWebLogic.sh を呼び出すことができる。

CR130185/
CR178854/
CR181546

mm/dd/yyyy に証明書が期限切れになる

WebLogic Server を起動すると、次のようなテキストで始まる警告メッセージが表示されることがある。

<Dec 20, 2003 8:40:03 PM EST> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000298> <Certificate expires in 18 days:

サーバまたはサーバに接続したクライアントの認証局の証明書が期限切れになると、SSL 接続が作成できなくなる。

オペレーティング システム : Windows、Linux、Solaris

解決策 : pem ファイルまたはキーストア ファイルから、信頼性のある認証局の (指定された日付で期限切れとなる) 証明書をロードする際に、このメッセージが表示される (JDK の cacerts ファイルと WebLogic Server の cacerts ファイルは、信頼性のある認証局 (CA) の証明書 (そのままで使用可能) が格納されたキーストア ファイルである。 これらの信頼性のある証明書は、SSL の使用時に、証明書チェーンの検証で使用される)。 サーバ証明書チェーンで関連 CA の証明書を使用する場合、選択した CA (Verisign、Certicom など) の更新済み証明書を取得する必要がある。 更新済み証明書の取得については、必要に応じて、選択した CA に問い合わせる。

警告メッセージが、2004 年 5 月 14 日に WebLogic Demo CA が期限切れになるという内容である場合、dev2dev の次の記事で、これらの警告についての詳細、およびシステムの修正方法を確認し、警告メッセージが表示されないようにする。

http://dev2dev.bea.com/products/wlserver81/wls_demo_cas.jsp

証明書、キーストア、CA の詳細については、『WebLogic Security の管理』の「SSL のコンフィグレーション」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/secmanage/ssl.html) を参照。

修正情報 : 期限切れの証明書は、キーストアから削除された (デモンストレーションおよび開発用に提供される、新しい WebLogic Demo CA の証明書は、インストール時に生成される。 期限切れのデモ証明書は必要でない。また、使用してはならない)。

CR130361/
43128

Tx Data Source WLAI_DataSource が Basic WebLogic Platform Domain テンプレートの一部である

この Tx Data Source は、out-of-the-box (そのままで使用可能な) WebLogic Integration のサンプル ドメインにのみ必要であるが、Basic WebLogic Platform Domain テンプレートにも含まれている。 グローバル (XA) トランザクションを使用しなければ、このデータ ソースが含まれていても、このテンプレートに基づくドメインに問題は発生しない。 ただし、このようなドメインでグローバル トランザクションを使用する場合、このデータ ソースによって問題が発生することがあるため、解決策を講じる必要がある。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : ドメインでグローバル (XA) トランザクションを使用しない場合、解決策を講じる必要はない。 XA トランザクションを使用する場合、次のいずれかの解決策を講じる必要がある。 ドメインに WLAI_DataSource が必要であるかどうかに応じて、解決策が異なる。

  • WLAI_DataSource が必要な場合、新しい JDBC 接続プール aiPool をドメインに追加して、Type 4/XA ドライバを使用してサポートされるデータベースに接続し、aiPool を使用するように WLAI_DataSource を変更する必要がある。 コンフィグレーション ウィザードでドメインを作成する際に、これらの操作を実行できる。

  • XA トランザクションで WLAI_DataSource を使用するように、WebLogic Server Administration Console で既存のドメインを変更することもできる。 JDBC データ ソースのコンフィグレーションの詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/jdbc_datasources.html にある WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプの「JDBC データ ソース」を参照。

  • WLAI_DataSource が必要でない場合、ドメインから削除する必要がある。 コンフィグレーション ウィザードでのドメイン作成時に削除するか、または WebLogic Server Administration Console で既存のドメインから削除できる。 既存のドメインからこのデータ ソースを削除する方法については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/jdbc_datasources.html にある WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプの「JDBC データ ソース」の「データ ソースの削除」を参照。

修正情報 : Tx Data Source WLAI_DataSource は、Basic WebLogic Platform Domain テンプレートから削除された。

CR133495

メッセージ「The domain to be read must be a directory containing a valid domain of version 8.1.0.0 or up」が表示され、ドメインのアップグレードが失敗する

WebLogic Platform 8.1 SP2 のコンポーネントに付属するアップグレード スクリプトを使用して、8.1 から 8.1 SP2 にドメインをアップグレードすると、そのスクリプトが失敗する。 アップグレードの失敗の原因となる根本的な問題は、メッセージに示されるような無効なドメインとは関係ない。むしろ、コンフィグレーション ウィザードで使用するスキーマに準拠しないドメインの config.xml ファイルでの構築が原因である。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : アップグレード スクリプトを実行する前に、コンフィグレーション ウィザードを有効にしてデバッグ モードで実行すると、config.xml ファイルの具体的な問題についての情報をログ ファイルから取得できる。 ログ ファイルの情報を使用しても問題の原因を特定できない場合、サポートに連絡する。

デバッグ モードでコンフィグレーション ウィザードを実行するには、次のコマンドを入力する。log-file.txt は、コンフィグレーション ウィザードのデバッグ モード出力のファイル名とパスである。

Windows :

config.cmd -log=log-file.txt -log_priority=debug

UNIX :

config.sh -log=log-file.txt -log_priority=debug

修正情報 : SP3 では、コンフィグレーション ウィザードでドメインの config.xml ファイルの解析に使用するスキーマが拡張され、この問題が発生しなくなった。 また、コンフィグレーション ウィザードのエラー ロギングも改善され、ドメイン更新に関する潜在的な問題のより正確な詳細が得られるようになった。

Service Pack 2 を使用している場合、BEA とサポート契約を結んでいるユーザはパッチを入手できる。 このパッチに関する情報は次の URL を参照。

http://support.bea.com/application?namespace=browse&origin=browse_results.jsp&event=link.view_answer_page_clfydoc&extraParams=&answerpage=solution&page=wlplat/S-25807.htm

BEA サポート契約を締結したユーザは、契約アクセス特権を持つユーザ名とパスワードを使用して、http://support.bea.com にログインすることにより、パッチを入手できる。

CR134025

単一サーバの WebLogic Integration ドメイン テンプレートにクラスタ サポートを追加できない

Configuration Template Builder を使用して、単一サーバの WebLogic Integration ドメイン テンプレートにクラスタ サポートを追加する場合、新しく拡張されたドメイン テンプレートが機能しない。 その後、コンフィグレーション ウィザードでドメイン テンプレートを使用しようとすると、次のエラー メッセージが表示される。

テンプレートに問題があります。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : Configuration Template Builder を使用して単一サーバの WebLogic Integration ドメイン テンプレートにクラスタ サポートを追加しないようにする。 代わりに、単一サーバの WebLogic Integration ドメイン テンプレートを作成した後で、コンフィグレーション ウィザードを使用して、その単一サーバのドメイン テンプレートを基にしてクラスタ化されたドメインを作成する必要がある。

修正情報 : この解決策が不要になるように、Configuration Template Builder は SP3 で修正されている。 つまり、現在はこのツールを使用して、単一サーバのドメイン テンプレートにクラスタ サポートを追加することができる。

CR134188

テンプレートの作成中にコンフィグレーション資格を変換する必要がある。

Configuration Template Builder を使用して、現在起動されているドメインを基にしたテンプレートを作成する場合、テンプレートの config.xml ファイルに含まれる SecurityConfiguration および EmbeddedLDAP 要素属性の資格の値が正しくない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 起動されているドメインからテンプレートを作成した後で、config.xml ファイルを編集し、正しい資格の値を指定する。

修正情報 : この解決策が不要になるように、Configuration Template Builder は SP3 で修正されている。

CR137240

WebLogic Workshop のプロパティで Java API の F1 URL を更新する

Sun J2SE 1.4.1 JVM と関連する Javadoc は、Sun Microsystems Web サイトでは利用できなくなった。 WebLogic Workshop の状況依存 (F1) ヘルプを使用しても、現在、このバージョンの Sun J2SE Javadoc にはアクセスできない。

オペレーティング システム : Windows、Linux

解決策 : 次の手順で説明するように、WebLogic Workshop IDE のプロパティを更新して、Sun J2SE 1.4.2 Javadoc の場所を参照する。

    1. WebLogic Workshop を起動する。

    2. [ツールIDE プロパティ] を選択する。

[IDE プロパティ] ウィンドウが表示される。

    3. 左側のペインの [ヘルプ] をクリックする。

    4. [J2SE Javadoc の場所] を次の値に設定する。

http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/api

    5. [OK] をクリックする。

修正情報 : デフォルトでは、状況依存ヘルプによって、Sun J2SE 1.4.2 Javadoc にアクセスできる。


 

Service Pack 2 で修正された問題

表 5 では、WebLogic Platform 8.1 SP2 で修正された問題について説明します。

表 5 WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 2) で修正された問題 

問題 ID

説明

36677/
CR111552/
CR122578/
CR129205/
CR139945

stopManagedWebLogic スクリプトが機能しない

ドメインの管理対象サーバを停止するために stopManagedWebLogic スクリプト (Windows では stopManagedWebLogic.cmd、UNIX では stopManagedWebLogic.sh) を実行すると、エラー メッセージ「The system cannot find the path specified」が表示される。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : インストールされた WebLogic Platform の適切な値を反映するように、3 つの変数 JAVA_HOMEPLATFORMHOME および ADMIN_URL を再定義して、手動でスクリプトを修正する。

修正情報 : stopManagedWebLogic スクリプトは修正された。

CR104436、
CR108349、および
CR122182

BEA_HOME (ディレクトリ名) の値にスペースが含まれていると startPointBaseConsole.cmd スクリプトが実行されない

startPointBaseConsole スクリプト (Windows では startPointBaseConsole.cmd、UNIX では startPointBaseConsole.sh) と Windows プラットフォーム用の他の BEA スクリプトは、BEA_HOME ディレクトリ名にスペースが含まれていると (c:¥Program Files¥bea など)、実行されない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : BEA_HOME として指定するディレクトリ名に、スペースが含まれないようにする。

修正情報 : スペースが含まれた BEA_HOME 値が startPointBaseConsole スクリプトに渡されるように、コンフィグレーション ウィザードが修正された (この修正は、Service Pack 2 以降のコンフィグレーション ウィザードで作成されたドメインでのみ機能する)。

CR108899

新しいドメインを作成する際、コンフィグレーション ウィザードで PointBase サーバを起動できない

ドメイン テンプレートを使用して、WebLogic Workshop、WebLogic Portal、WebLogic Integration または WebLogic Platform の新しいドメインを PointBase データベースで作成すると、ドメイン作成プロセスの一環として実際に PointBase データベースが作成される。 そのため、ドメインが作成されるまで、PointBase サーバは起動できない。 したがって、ドメイン作成プロセスの間、[JDBC 接続プールのテストおよび JDBC データベースのセットアップ] ウィンドウの [PointBase サーバの起動]、[接続のテスト]、[データベースのロード] の各機能は使用できない。 これらのドメインに応じて、PointBase データベースに値が自動的に入力される。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 前述の状況では、[JDBC 接続プールのテストおよび JDBC データベースのセットアップ] ウィンドウで PointBase データベースへの接続をテストしたり、接続をロードしたりしない。

接続をテストまたはロードしようとして、画面にエラー メッセージが表示されても、それは無視できる。

修正情報 : コンフィグレーション ウィザードから [PointBase サーバの起動] ボタンが削除された。

CR109014

Oracle で生成したドメインで PointBase サーバが常に起動する

コンフィグレーション ウィザードで Oracle を使用して作成したドメインでサーバを起動すると、PointBase サーバが常にバックグラウンドで起動する。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : startWebLogic スクリプト (Windows では startWebLogic.cmd、UNIX では startWebLogic.sh) に pointbaseFlag=false を追加する。

修正情報 : PointBase の適切な起動ロジックが含まれた startWebLogic スクリプトが各ドメインで生成されるように、コンフィグレーション ウィザードが修正された。

CR109606

既存の WebLogic Integration テーブルを削除せずに新しいデータをデータベースにロードしようとすると、例外が発生する

コンフィグレーション ウィザードで新しい Platform ドメインまたは WebLogic Integration ドメインを作成する場合、データベースにテーブルをロードすることもできる。 データベースから既存の WebLogic Integration テーブルを削除せずに、テーブルをロードしようとすると、コンフィグレーション ウィザードが例外を送出する。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : コンフィグレーション ウィザードを使用して、プロダクション モードで Platform ドメインまたは WebLogic Integration ドメインを作成する場合、次の手順を実行する必要がある。

    1. カスタム モードでコンフィグレーション ウィザードを使用して、プロダクション DBMS で JDBC 接続プールをコンフィグレーションする。

    2. 次の場合に、ドメイン レベルのテーブルをロードする。
    (a) テーブルが存在しない場合、または
    (b) 新しいデータでドメインを作成する場合

    3. 新しいデータでドメインを作成する場合、既存のテーブルを削除してから、コンフィグレーション ウィザードで新しいデータをロードする必要がある。 この作業を行うには、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/database.html にある手順を実行する。

修正情報 : 新しい Platform ドメインまたは WebLogic Integration ドメインを新しいデータで作成する場合、データベースから既存の WebLogic Integration テーブルを削除する必要がないように、コンフィグレーション ウィザードが修正された。

CR111173

WebLogic Workshop ヘルプの WebLogic Platform ツアーのドキュメントに、2 つの無効なオプションが誤って記載されている

「第 4 章 オフィス機器を注文する」には、誤りがある。 「手順 1 : 新しい注文を発行する」の節では、[Item ID] フィールドで入力可能な 4 つの有効なオプションが記載されている。 4 つのオプションは、notebook_kit1、notebook_kit2、desktop_kit1、desktop_kit2 である。 ただし、このうちの 2 つのオプション notebook_kit2 と desktop_kit2 は無効である。 notebook_kit1 および desktop_kit1 オプションのみが有効である。

注意 : WebLogic Workshop ヘルプに付属の『WebLogic Platform ツアー ガイド』のバージョンにのみ、この誤りがある。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 有効な 2 つのオプション notebook_kit1 と desktop_kit1 のみを使用する。

修正情報 : オンライン ヘルプに付属の『WebLogic Platform ツアー ガイド』は修正された。

CR111210

コンフィグレーション ウィザードで既存の WebLogic ドメインを拡張すると、IDE のサーバ設定が失われる

コンフィグレーション ウィザードでは、ドメインの workshop.properties ファイルにある特定のエントリが認識されない。 IDE ではこのファイルを使用して、アプリケーションが含まれるドメインとサーバの情報 (クラスパス設定など) を特定し、管理する。 コンフィグレーション ウィザードでドメインを拡張すると、このファイルが上書きされる。 結果として、IDE の WebLogic Server の [アプリケーション プロパティ] パネルの設定が失われる。 また、Portal ドメインでは、workshop.properties ファイルのクラスパス設定を使用して、IDE のアプリケーションのクラスパスにポータル固有のライブラリを追加する。 コンフィグレーション ウィザードで Portal ドメインを拡張すると、これらの設定は失われる。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : コンフィグレーション ウィザードを実行する前に、ドメインの workshop.properties ファイルのバックアップ コピーを作成する。 コンフィグレーション ウィザードの実行後、変更されたプロパティ値 (特に class.path 値) をマージする。

例 : コンフィグレーション ウィザードの実行前、workshop.properties ファイルの class.path が次のように定義されているとする。

class.path=../../mystuff/something.jar

コンフィグレーション ウィザードの実行後、同じ class.path は次のように定義される。

class.path=${wlsHome.path}/portal/lib/wps_system.jar;
${wlsHome.path}/p13n/lib/p13n_system.jar

必要に応じて、この設定を次のように変更できる。

class.path=../../mystuff/something.jar;${wlsHome.path}/portal/lib/wps_system.jar;
${wlsHome.path}/p13n/lib/p13n_system.jar

Portal ドメインを拡張する場合、workshop.properties ファイルの class.path プロパティの定義に次の設定を追加する必要がある。

${wlsHome.path}/portal/lib/wps_system.jar;
${wlsHome.path}/p13n/lib/p13n_system.jar

Windows または UNIX プラットフォームのどちらで作業する場合でも、パスの区切り文字としてセミコロン (;) を使用する。 また、IDE の WebLogic Server の [アプリケーション プロパティ] パネルを使用して、前に変更した設定をリセットできる。

修正情報 : ドメインを拡張しても workshop.properties ファイルのプロパティが維持されるように、コンフィグレーション ウィザードは修正された。

CR111384

新しい Platform ドメインまたは WebLogic Integration ドメインで Microsoft SQL Server のデータベース ロード操作を行うと、エラー メッセージ「ERROR: Unable to get SQL data from URL」が表示される

Microsoft SQL Server データベースは、WebLogic Platform や WebLogic Integration で使用できない。 コンフィグレーション ウィザードを使用して、新しい Platform ドメインまたは新しい WebLogic Integration ドメインで MS SQL Server のデータベース ロード操作を行うと、エラーが発生し、エラー メッセージ「ERROR: Unable to get SQL data from URL」と「Database Load Failed!」が表示される。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : 新しい Platform ドメインまたは WebLogic Integration ドメインでは Microsoft SQL Server がサポートされないため、これを使用しない。

修正情報 : SP2 では、WebLogic Platform のすべてのコンポーネントで SQL Server がサポートされる。

CR111444

コンフィグレーション ウィザードを実行するとスタートメニューに [開発および管理ツール] フォルダが作成される

新しいドメインを作成する際、コンフィグレーション ウィザードでは [User Projects] フォルダ (これは適切なフォルダ) だけでなく、新しい [Other Development and Administration tools] フォルダもノード マネージャのエントリを使用して作成される。 これにより、標準の [Other Development Tools] フォルダにノード マネージャのエントリがレプリケートされる。 新しいフォルダも新しいノード マネージャのエントリも作成する必要はない。 このような誤った動作は紛らわしいが、何かに影響を及ぼすことはない。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : なし

修正情報 : 新しいフォルダも新しいノード マネージャのエントリも作成されない。

CR111468

WebLogic Platform ツアーのドキュメントに間違ったセキュリティ ロール名が記載されている

『WebLogic Platform ツアー ガイド』の第 2 章にある「Web アプリケーションでのセキュリティのコンフィグレーション」では、e2ePortal/e2ePortalProject/WEB-INF/web.xml ファイルに定義されているセキュリティ ロールが次のように記載されている。

  • employeerole

  • managerrole

記載内容は誤りである。 次に正しいセキュリティ ロールを示す。

  • employee

  • manager

オペレーティング システム : すべて

解決策 : なし

修正情報 : 記載内容は修正された。

CR122113

PointBase 初期化ファイルのデフォルト値 debug.log=false の代わりに debug.log=true が設定される

PointBase 初期化ファイルのデフォルト値 debug.log=false の代わりに debug.log=true が設定される。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : このバグは修正された。 PointBase のデバッグを有効にする場合は、このフラグを true に設定する。

31613

マルチバイト文字が使用されている静的な include ファイルが JSP ファイルに含まれる場合に、文字化けが発生する

マルチバイト文字が使用されている静的な include ファイルが JSP ファイルに含まれる場合に、文字化けが発生する。 JSP の include ファイルは、ファイルの動的なインポートに使用される。ヘッダで HTML、JSP、XML などの文字コード化が指定されたファイル タイプの場合に、JSP にファイルを問題なくインポートするために、実行時に必須である。

静的な include または JSP の include のどちらを指定しても、使用されるコード化のタイプがシステムで使用されるコード化のタイプと一致しないフラグメントをインポートすると、include 操作は失敗する。

コード化ヘッダが指定されていない場合、デフォルトのコード化 (JSP ファイルと HTML ファイルでは ISO 8859-1、XML では UTF-8) を使用してファイルがインクルードされる。 他のすべてのファイルはシステムのデフォルトのコード化でデコードされる。

オペレーティング システム : すべて

解決策 : JSP では静的な include ファイルではなく <jsp:include> を使用する。 静的な include ファイルを使用する必要がある場合、WebLogic Server で提供される標準の JSPC を使用する。 この場合、web.xml ファイルから jspServlet エントリを削除する。


 

 

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