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BEA Tuxedo API:ATMI

アプリケーションのロジックを記述する C 言語のほかに、アプリケーション・トランザクション・モニタ・インターフェイス (ATMI) を使用する必要があります。この ATMI は、アプリケーションと BEA Tuxedo システム間のインターフェイスになります。ATMI 関数は、オペレーティング・システム・コールに類似した C 言語の関数です。これらの関数により、必要なすべてのリソースも含め、BEA Tuxedo システムのトランザクション・モニタの下で動作するアプリケーション・モジュール間の通信がインプリメントされます。

ATMI は、リソースのオープンとクローズ、トランザクションの開始と終了、バッファの割り当てと解放、およびクライアントとサーバ間の通信のサポートなどの処理に使用されるコンパクトな関数セットです。次の表は、ATMI 関数をまとめたものです。各関数については、『BEA Tuxedo C リファレンス』を参照してください。

ATMI 関数

タスク

C 関数

処理内容

参照先

バッファ管理

tpalloc()

メッセージ・バッファを作成します。

「型付きバッファの管理」

tprealloc()

メッセージ・バッファのサイズを変更します。

tptypes()

メッセージのタイプとサブタイプを取得します。

tpfree()

メッセージ・バッファを解放します。

クライアントのメンバーシップ

tpchkauth()

認証が必要かどうかを確認します。

「クライアントのコーディング」

tpinit()

アプリケーションに参加します。

tpterm()

アプリケーションから分離します。

複数のアプリケーション・コンテキストの管理

tpgetctxt(3c)

現在のスレッドのコンテキストの識別子を取得します。

「マルチスレッドおよびマルチコンテキスト・アプリケーションのプログラミング」

tpsetctxt(3c)

マルチコンテキスト・プロセスに現在のスレッドのコンテキストを設定します。

サービスの登録と応答

tpsvrinit()

サーバを初期化します。

tpsvrdone()

サーバを終了します。

tpsvrthrinit()

個々のサーバ・スレッドを初期化します。

tpsvrthrdone()

個々のサーバ・スレッドの終了コードです。

tpreturn()

サービス関数を終了します。

tpforward()

要求を転送します。

動的な宣言

tpadvertise()

サービス名を宣言します。

「サーバのコーディング」

tpunadvertise()

サービス名の宣言を取り消します。

メッセージの優先順位

tpgprio()

最後の要求の優先順位を取得します。

「サーバのコーディング」

tpsprio()

次の要求の優先順位を設定します。

要求/応答型通信

tpcall()

サービスへの同期要求/応答を開始します。

tpacall()

非同期要求を開始します。

tpgetrply()

非同期応答を受け取ります。

tpcancel()

非同期要求を取り消します。

会話型通信

tpconnect()

サービスとの会話を開始します。

「会話型クライアントおよびサーバのコーディング」

tpdiscon()

会話を異常終了します。

tpsend()

会話中にメッセージを送信します。

tprecv()

会話中にメッセージを受信します。

高信頼性キュー

tpenqueue(3c)

メッセージをメッセージ・キューに登録します。

『BEA Tuxedo/Q コンポーネント』

tpdequeue(3c)

メッセージをメッセージ・キューから取り出します。

イベント・ベースの通信

tpnotify()

クライアントに任意通知型メッセージを送信します。

「イベント・ベースのクライアントおよびサーバのコーディング」

tpbroadcast()

複数のクライアントにメッセージを送信します。

tpsetunsol()

任意通知型メッセージのコールバックを設定します。

tpchkunsol()

任意通知型メッセージの到着を確認します。

tppost()

イベント・メッセージをポストします。

tpsubscribe()

イベント・メッセージをサブスクライブします。

tpunsubscribe()

イベント・メッセージのサブスクリプションを削除します。

トランザクション管理

tpbegin()

トランザクションを開始します。

「グローバル・トランザクションのコーディング」

tpcommit()

現在のトランザクションをコミットします。

tpabort()

現在のトランザクションをロールバックします。

tpgetlev()

トランザクション・モードであるかどうかを確認します。

tpsuspend()

現在のトランザクションを一時停止します。

tpresume()

トランザクションを再開します。

リソース管理

tpopen(3c)

リソース・マネージャをオープンします。

『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』

tpclose(3c)

リソース・マネージャをクローズします。

セキュリティ

tpkey_open(3c)

デジタル署名の生成、メッセージの暗号化/暗号解読のためのキー・ハンドルをオープンします。

『BEA Tuxedo CORBA アプリケーションのセキュリティ機能』

tpkey_getinfo(3c)

キー・ハンドルに対応付けられた情報を取得します。

tpkey_setinfo(3c)

キー・ハンドルに対応付けられた属性 (省略可能) を設定します。

tpkey_close(3c)

既にオープンされているハンドルをクローズします。

tpsign(3c)

デジタル署名を生成するための型付きメッセージ・バッファをマークします。

tpseal(3c)

暗号化エンベロープを生成するための型付きメッセージ・バッファをマークします。

tpenvelope(3c)

型付きメッセージ・バッファに対応付けられたデジタル署名と受信側の情報にアクセスします。

tpexport(3c)

型付きメッセージ・バッファをエクスポート可能でマシンに依存しない (外部化された) 文字列表現に変換します。

tpimport(3c)

外部化された文字列表現を型付きメッセージ・バッファに変換します。

 

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