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WebLogic Integration ソリューションの管理

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WebLogic Integration ソリューションの管理 : ツールとタスク

この節では、WebLogic Integration ソリューションの管理に関連するツールとタスクの概要を説明します。このモジュールのトピックを以下に示します。

注意 : この節では、WebLogic Integration に固有の管理タスクとツールについてのみ説明します。WebLogic Platform の管理の概要については、次の URL にある『WebLogic Platform 8.1 管理入門』を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/admin/admin.html

 


WebLogic Integration 管理ツール

WebLogic Integration の管理に利用できるツールは次のとおりです。

上記以外にも、WebLogic Server には、理解しておくと役立つ多数のツールが用意されています。次の URL にある『WebLogic Server のコンフィグレーションと管理』の「WebLogic Server システム管理の概要の節にある「システム管理ツール」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/adminguide/overview.html

注意 : http://dev2dev.com 上のアイテムやツールは、ユーザの便宜のために掲載されているものであり、BEA カスタマ サポートではサポートしていません。

 


WebLogic 管理対象 Bean

ドメイン内のリソースは、Java Management Extensions (JMX) の管理対象 Bean (MBean) を使用して管理機能をエクスポーズします。JMX 仕様に従って開発された Java の具象クラス。MBean を使用すると、管理対象リソース内の各管理属性に対するゲッター操作とセッター操作とともに、リソースが提供するその他の管理操作を実行できます。管理対象リソースのコンフィグレーション データをエクスポーズする MBean を「コンフィグレーション MBean」、管理対象リソースの実行時の状態に関するパフォーマンス メトリックなどの情報を提供する MBean を「実行時 MBean」 と呼びます。

WebLogic Server の管理対象リソースと MBean の詳細については、次の URL にある『WebLogic JMX Service プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMX サービスの概要」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jmx/overview.html

WebLogic Integration MBean の詳細については、WebLogic Integration Javadoc の次のパッケージを参照してください。

WebLogic Integration MBean へのプログラムによるアクセス

weblogic.management.MBeanHome インタフェースは、ドメイン内の各 WebLogic Server に存在する JMX MBean Server にアクセスするための最も便利な方法です。次の URL にある「WebLogic Server MBean へのアクセス」の「JNDI を使用した MBeanHome インタフェースの取得」の説明に従って、Administration Server の JNDI ツリーから管理 MBeanHome インタフェースにアクセスできます。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jmx/basics.html

次のサンプルは、ProcessRuntimeMBean インタフェースへのアクセス方法を示しています。

コード リスト 1-1 ProcessRuntimeMBean へのプログラムによるアクセス

Environment env = new Environment(); 
env.setSecurityPrincipal("weblogic");
env.setSecurityCredentials("weblogic");
Context ctx = env.getInitialContext();
MBeanHome home = (MBeanHome)ctx.lookup(MBeanHome.ADMIN_JNDI_NAME);
System.out.println("Got the Server-specific MBeanHome: " + home);
Set s = home.getMBeansByType("ProcessRuntime");
Iterator it = s.iterator();

try {
while (it.hasNext()){
ProcessRuntimeMBean bean = (ProcessRuntimeMBean)it.next();
ProcessInstanceQuery query = new ProcessInstanceQuery();
query.setServiceURI(context.getService().getURI());
ProcessInstanceQueryResult info = bean.getProcessInstances(query);
String[] instances = info.getInstanceIds();
System.out.println(instances[0]);
}
} catch (Exception ex) {
System.out.println(ex);
ex.printStackTrace();
}

 


WebLogic Integration 管理タスクの参照先

この節では、最も一般的な WebLogic Integration 管理タスクの実行に必要な手順と背景情報の参照先を示します。

タスクの大半は WebLogic Integration Administration Console を使用して実行できますが、一部のタスクは他のツールを使用して実行する必要があります。また、コンフィグレーション ファイルを直接編集することが必要な場合もあります。この節は、次のリソースの中からタスク固有の情報を見つけるためのロードマップとして使用できます。

ドキュメント名

URL

WebLogic Integration ソリューションの管理 (このガイド)

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/index.html

WebLogic Integration ソリューションのデプロイメント

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/deploy/index.html

WebLogic Server のコンフィグレーションと管理

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/adminguide/index.html

コンフィグレーション ウィザードの使い方

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/confgwiz/index.html

WebLogic Platform データベース リソースの管理

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/db_mgmt/db_resource_mgmt.html

WebLogic Platform 8.1 のセキュリティ

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/secintro/index.html

Trading Partner Integration の紹介

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/tpintro/index.html

Application Integration 入門

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/aiover/index.html

WebLogic Workshop ヘルプの「Integration アプリケーションを構築する」

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/navIntegration.html

Worklist の使い方

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/worklist/index.html


 

注意 : 上記の表の URL は、このドキュメントの印刷版を使用しているユーザが、この後の節で参照されている情報を見つけるためのものです。HTML または PDF 版のドキュメントでは、以降の各節にある参照先がアクティブ リンクとして表示されます。

この節では、主要管理ツールとして WebLogic Integration Administration Console を使用することを前提としています。「WebLogic Integration 管理ツール」で説明しているように、SNMP Agent や WLShell などの代替ユーティリティを使用しても多数のタスクを実行できます。

サーバ ドメインの作成と拡張

ドメインには、1 つまたは複数の WebLogic Server インスタンスが含まれています。WebLogic Server クラスタが含まれている場合もあります。WebLogic Integration は、ドメインにデプロイされる EJB、Web アプリケーション、JDBC 接続プールなどのアプリケーションとリソースの集合であり、広範なビジネス統合ソリューションの開発とデプロイのための統合プラットフォームを提供します。WebLogic Integration ソリューションの開発やデプロイの最初の手順は、適切なドメインを作成することです。

次の表は、開発ドメインまたはプロダクション ドメイン (「noniterativedev」モードで稼動するドメイン) の作成または拡張に必要な情報にアクセスするためのロードマップです。

作業

参照先

内容

基本的な単一サーバまたはクラスタ ドメインの作成

『コンフィグレーション ウィザードの使い方』の次の節

概要は、WebLogic Server ドメインの一般情報と Configuration Wizard の使用方法についての説明

テンプレート リファレンスは、ウィザードで提供されているデフォルトの WebLogic Integration テンプレートについての説明

その他の節は、手順の説明

プロダクション ドメインの準備

『WebLogic Integration ソリューションのデプロイメント』の次の節

関連するタスクと参照先 : 「統合ソリューションのデプロイメント」および「WebLogic Integration リソースのセキュリティ

「はじめに」は、主なドメイン リソースとデプロイメント タスクについての説明と、システム管理者、デプロイメント スペシャリスト、およびデータベース管理者の役割に関する説明

「WebLogic Integration クラスタについて」は、背景についての説明。「クラスタ デプロイメントのコンフィグレーション」は、手順についての説明

WebLogic Integration で必要なデータベース テーブルの作成

プロダクション データベースのコンフィグレーション

その他の参照先 : 「データベース リソースの管理」の節

WebLogic Integration で必要なテーブルを作成するために提供されているスクリプトについての説明


 

データベース リソースの管理

WebLogic Platform のデータベース リソースの管理に関する概要については、『WebLogic Platform データベース リソースの管理』を参照してください。

WebLogic Integration で必要なテーブルの作成については、「プロダクション データベースのコンフィグレーション」を参照してください。

統合ソリューションのデプロイメント

Workshop 環境からの統合アプリケーションのデプロイメントについては、「Integration アプリケーションを構築する」の「Integration アプリケーションを構築およびデプロイする」を参照してください。

プロダクション環境の背景情報とコンフィグレーションに必要な手順については、「WebLogic Integration ソリューションのデプロイメント」を参照してください。

WebLogic Integration リソースのセキュリティ

注意 : この節では、WebLogic Integration に固有のセキュリティ タスクと参照先についてのみ説明します。WebLogic Platform のセキュリティの概要については、『WebLogic Platform 8.1 のセキュリティ』を参照してください。

次の表では、WebLogic Integration リソースのセキュリティ保護に必要な情報にアクセスするためのロードマップを示します。

作業

参照先

内容

セキュリティ プロバイダ要件の検証

ユーザ管理のセキュリティ プロバイダ要件

要件

ユーザ、グループ、ロールの管理

ユーザ管理

ユーザ、グループ、およびロールを追加、削除、または更新するための手順

WebLogic Integration のユーザ、グループ、およびロールについての学習

WebLogic Integration のユーザ、グループ、およびロールについて

概要

デフォルトのグループ、ロール、およびセキュリティ ポリシー

組み込みのグループ、ロール、およびセキュリティ ポリシーの説明

プロセス オペレーションの呼び出しに必要なロールのコンフィグレーション

プロセス セキュリティ ポリシー

WebLogic Integration Administration Console の手順

メッセージ ブローカのチャネルへのサブスクライブまたはパブリッシュに必要なロールのコンフィグレーション

チャネルのセキュリティ ポリシーの設定

WebLogic Integration Administration Console の手順

アプリケーション ビュー サービスまたはイベントのサブスクライブの実行に必要なロールのコンフィグレーション

Application Integration のセキュリティの管理

WebLogic Integration Administration Console の手順

ワークリスト タスクの作成が認可されているロールのコンフィグレーション

ワークリスト タスク作成ロールのコンフィグレーション

WebLogic Integration Administration Console の手順

パスワード ストアの管理

システム コンフィグレーション」の次の節

WebLogic Integration Administration Console の手順

トレーディング パートナ統合のリソースのセキュリティ確保

『Trading Partner Integration の紹介』の次の節

トレーディング パートナのセキュリティ


 

プロセス タイプの管理

WebLogic Integration Administration Console からプロセス タイプをモニタできます。プロセス コンフィグレーション モジュールの説明とさまざまな管理タスクの手順については、「プロセス コンフィグレーション」を参照してください。

他の HTTP クライアントからもプロセス タイプのグラフィック表示にアクセスできます。「HTTP クライアントからのプロセス グラフへのアクセス」を参照してください。

プロセス インスタンスのモニタ

WebLogic Integration Administration Console からプロセス インスタンスをモニタできます。プロセス インスタンスのモニタ モジュールの説明とさまざまなモニタ タスクの手順については、「プロセス インスタンスのモニタ」を参照してください。

他の HTTP クライアントからもプロセス インスタンスのグラフィック表示にアクセスできます。「HTTP クライアントからのプロセス グラフへのアクセス」を参照してください。

メッセージ ブローカ チャネルのモニタ

WebLogic Integration Administration Console からメッセージ ブローカ チャネルをモニタできます。メッセージ ブローカ モジュールの説明とモニタ タスクの手順については、「メッセージ ブローカ」を参照してください。

イベント ジェネレータの作成と管理

WebLogic Integration には、JMS イベント ジェネレータ、電子メール イベント ジェネレータ、ファイル イベント ジェネレータ、およびタイマー イベント ジェネレータなどのネイティブ イベント ジェネレータが用意されています。通常は、これらのイベント ジェネレータを使用し、電子メールの受信やディレクトリでの新しいファイルの出現などのイベントに基づいてビジネス プロセスを開始します。WebLogic Integration は、J2EE-CA コネクタと共に機能するアプリケーション ビュー イベント ジェネレータも処理します。

次の表は、イベント ジェネレータの管理に必要な情報にアクセスするためのロードマップを示します。

作業

参照先

内容

JMS、電子メール、ファイル、タイマー、MQ Series、RDBMS、および HTTP のイベント ジェネレータについての学習

イベント ジェネレータについて

イベント ジェネレータの概要 (システム イベントに応答してメッセージ ブローカ チャネルにメッセージをパブリッシュする)

『WebLogic Integration ソリメE[ションのデプロイメント』の「はじめに」にある「メッセージ ブローカ リソース」と「イベント ジェネレータ リソース」

Application Integration イベント ジェネレータについての学習

『WebLogic Integration ソリメE[ションのデプロイメント』の「はじめに」にある「Application Integration の機能とクライアント」の「イベント」の節

Application Integration でのイベント処理についての情報

『Application Integration 入門』の「Application Integration について」の「実行時のイベント通知の処理」

WebLogic Integration ソリューションのデプロイメント』の「クラスタにおける Application Integration 機能のロード バランス」の「イベント」

ファイル、電子メール、JMS、タイマー、MQ Series、RDBMS、または HTTP のイベント ジェネレータの作成およびデプロイ

イベント ジェネレータの作成およびデプロイメント

WebLogic Integration Administration Console の手順

『WebLogic Integration ソリューションのデプロイメント』の「WebLogic Integration クラスタについて」の「イベント ジェネレータのデプロイ」

イベント ジェネレータ対象とエラー処理についての情報

JMS、電子メール、ファイル、タイマー、MQ Series、RDBMS、または HTTP のイベント ジェネレータの管理

イベント ジェネレータ

チャネル ルールの更新、イベント ジェネレータのサスペンドと再開の手順

<SOAP:Body> 要素の下にある最初の要素を使用する JMS イベント ジェネレータのコンフィグレーション

『WebLogic Integration ソリメE[ションのデプロイメント』の「wli-config.properties コンフィグレーション ファイル」の wli.jmseg.EatSoapActionElement 要素の説明

コンフィグレーション プロパティの説明


 

WebLogic Integration トラッキング データとレポート データの管理

次の表は、WebLogic Integration トラッキング データおよびレポート データの管理に必要な情報にアクセスするためのロードマップを示します。

作業

参照先

内容

トラッキング データについての学習

利用可能なトラッキング データ、設定できるトラッキング レベル、および関連する管理タスク (オフライン ストレージ用のレポート データベースのコンフィグレーションや、データを実行時データベースからパージするスケジュールの定義など) の説明

レポート データ テーブルのクエリ

主要テーブルとサンプル クエリの説明

実行時データベースからのトラッキング データのパージに関するシステムレベルのポリシーの設定

WebLogic Integration Administration Console の手順

レポート データ データストアのコンフィグレーション

レポート データストアのコンフィグレーション

WebLogic Integration Administration Console の手順

プロセスのトラッキング レベルのコンフィグレーション

プロセス詳細の表示および変更

WebLogic Integration Administration Console の手順

ビジネス メッセージのトラッキング レベルのコンフィグレーション

モードとメッセージ トラッキングのコンフィグレーション

WebLogic Integration Administration Console の手順

ワークリスト タスクのトラッキング レベルの設定

デフォルト トラッキングおよびレポート データ ポリシーのコンフィグレーション

WebLogic Integration Administration Console の手順


 

ビジネス カレンダーの作成とユーザまたはグループへの割り当て

ビジネス カレンダーに関連する管理タスクの大半は、WebLogic Integration Administration Console から完了できます。ビジネス カレンダー コンフィグレーション モジュールの説明とさまざまな管理タスクの手順については、「ビジネス カレンダーのコンフィグレーション」を参照してください。

ワークリスト タスクの管理とモニタ

ワークリストに関連する管理タスクの大半は、WebLogic Integration Administration Console から完了できます。ワークリスト管理モジュールとさまざまな管理タスクの手順については、「ワークリスト管理」を参照してください。

カスタム ワークリスト インタフェースにも、管理機能を搭載できます。『Worklist の使い方』の「ワークリスト ユーザ インタフェースおよびエンタープライズ JavaBean API」を参照してください。

ワークリストの操作の詳細については、『Worklist の使い方』の次の節を参照してください。

アプリケーション ビューとアダプタの管理

Application Integration の管理タスクの大半は、WebLogic Integration Administration Console から完了できます。Application Integration モジュールとさまざまな管理タスクの手順については、「Application Integration」を参照してください。

背景情報については、『Application Integration 入門』の次の節を参照してください。

トレーディング パートナ統合の管理

トレーディング パートナ統合の管理タスクの大半は、WebLogic Integration Administration Console から完了できます。トレーディング パートナ管理モジュールの説明とさまざまな管理タスクの手順については、「トレーディング パートナ管理」を参照してください。

Bulk Loader コマンド ライン ユーティリティを使用して、トレーディング パートナ管理データをインポートおよびエクスポートすることもできます。詳細については、「トレーディング パートナ Bulk Loader の使用」を参照してください。

トレーディング パートナ統合アプリケーションのセキュリティに関するその他の参照先については、「WebLogic Integration リソースのセキュリティ」を参照してください。

XML キャッシュ インスタンスの管理

XML キャッシュには XML メタデータ ドキュメントが格納されます。ビジネス プロセスを設計するときは、XML キャッシュ コントロールを使用して、XML キャッシュに格納された XML ドキュメントを取得します。XML キャッシュ モジュールを使用すると、XML キャッシュに格納される XML メタデータ ドキュメントを作成および管理できます。XML キャッシュ モジュールとさまざまな管理タスクの手順については、「XML キャッシュ」を参照してください。

 

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