6 Oracle Exadata Database Machineの構成
この章では、Oracle Exadata Database Machineのシステム、アカウントおよびソフトウェアの構成方法について説明します。
ノート:
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読みやすさを考慮して、Oracle Exadata Database MachineとOracle Exadata Storage拡張ラックの両方に言及する場合、「Oracle Exadataラック」という名前を使用します。
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この章の手順は、Oracle Exadata Storage拡張ラックおよびOracle Exadata Database Machineに適用されます。
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この章の手順では、Oracle Exadata Database Machine Deployment Assistant (OEDA)からの情報を使用します。この章の手順を開始する前に、OEDAを必ず実行してください。
- ラックの構成前のネットワーク構成の確認
checkip.sh
スクリプトを使用して、既存のネットワークと新しいOracle Exadataラックの間でIPアドレスの競合がないことを確認します。 - RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの構成
RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの初期構成を実行する必要があります。 - Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのサブネット・マネージャ・マスターの設定
- 管理ネットワーク・スイッチの構成
管理ネットワーク・スイッチの初期構成を実行する必要があります。 - 配電ユニットの構成
配電ユニット(PDU)を静的IPアドレスで構成して、監視ネットワークに接続します。 - 配電ユニットのしきい値設定の構成
- Exadata Storage Serverの確認
ラックの電源の投入後、Oracle Exadata Storage Serverを確認します。 - Oracle Exadata Database Serverの確認
ソフトウェアをインストールする前に、Oracle Exadata Database Serverの構成を確認します。 - 追加の確認および構成の実行
Oracle Exadata Rackの構成を確認するには、さらに次のことを確認し、次のステップを実行します。 - RoCE Network Fabric構成の確認
この手順では、RoCE Network Fabric構成の確認方法について説明します。 - InfiniBand Network Fabricネットワークの確認
この手順では、InfiniBand Network Fabricネットワークの確認方法について説明します。 - 新規システムのイメージ化
Oracle Exadataシステムをデプロイメント用に準備するための様々なオプションがあります。 - Oracle Exadataの初期エラスティック構成の実行
このトピックでは、エラスティック構成のバックグラウンド情報を示して、Oracle Exadataの初期構成を実行する方法を説明します。 - 既存ラックへのエラスティック・ノードの追加
エラスティック構成を使用して既存のラックにノードを追加できます。 - OEDA setuprootsshユーティリティの使用
OEDAに含まれているsetuprootssh.sh
ユーティリティを使用すると、root
ユーザーにキー・ベースの認証を設定できます。 - 構成情報のロードとソフトウェアのインストール
Oracle Exadata Deployment Assistantを使用してラックを構成するか、手動で構成できます。 - OEDA changePasswordユーティリティの使用
OEDAに含まれているchangePassword.sh
ユーティリティを使用すると、すべてのクラスタのgrid
およびoracle
ユーザーのパスワードを変更できます。 - Oracle Enterprise Manager Cloud Controlのインストール
- OEDAを使用したVMクラスタのOracle Exadata Database Machineへの追加
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用すると、既存のOracle Exadata Database Machineデプロイメントに仮想マシン(VM)クラスタを追加できます。