5.1.3 データベース間のリソース管理について
データベース間のリソース管理では、同じ共有ストレージを使用して複数のデータベースのリソースを管理できます。
データベース間のプランでは、複数のデータベース間でリソースを各ストレージ・サーバーにどのように割り当てるか(allocationまたはshare別)を指定します。データベース間のプランのディレクティブでは、コンシューマ・グループではなくデータベースへの割当てを指定します。データベース間のプランは、各ストレージ・サーバーでCellCLIユーティリティを使用して構成および有効化されます。
- データベース間のIORMプランのディレクティブについて
データベース間のプランのディレクティブは、データベースのDB_UNIQUE_NAME
を識別子として使用して指定されます。 - 統合と分離でのデータベース間のプランの使用
データベース間のリソース管理プランを使用すると、データベースを統合または分離する際のリソースの管理に役立ちます。 - IORMを使用したExadataキャッシュ・リソースへのデータベース・アクセスの制御
IORMを使用して、重要なOracle Exadata Storage Serverキャッシュ・リソースへのアクセスを管理できます。 - IORMプランでのフラッシュ・キャッシュ管理について
I/Oリソース管理では、Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュ内の領域を保証することにより、予測可能なパフォーマンスを実現できます。 - IORMプランでのXRMEMキャッシュ管理について
- IORMプランでのPMEMキャッシュ管理について
- データベース間のリソース・プランの管理のヒント
データベース間のリソース・プランを作成および管理する場合は、次の情報に注意してください。
関連トピック
親トピック: I/Oリソース管理(IORM)の理解