1 アクセス制御の概要

Oracle Enterprise Performance Management Cloudコンポーネントへのアクセスは、ユーザーが割り当てられているアイデンティティ・ドメインの事前定義済役割によって制御されます。サービス管理者または「アクセス制御 - 管理」のアプリケーション役割を持つユーザーは、ユーザーまたはグループをアプリケーション固有の役割に割り当てて、環境でそのアプリケーションの追加タスクを完了できるようにすることができます。役割をこのようなグループに割り当てることで、サービス管理者は多数のユーザーに一度に役割を付与でき、管理オーバーヘッドを削減できます。

たとえば、ユーザーが承認関連のアクティビティを実行できるように、サービス管理者はユーザーまたはグループをPlanningアプリケーションの承認管理者の役割に割り当てることができます。

アプリケーション・レベルの役割の割当てでは、ユーザーのアクセス権限の拡張のみを実行できます。アプリケーション・レベルで割り当てられた役割で、事前定義済役割によって付与された権限を縮小することはできません。

アクセス制御を使用して、次のアクティビティを環境で実行できます。

チュートリアル・リンク

Cloud EPMビジネス・プロセスでのセキュリティの設定チュートリアルに従って、EPM Cloudビジネス・プロセスのセキュリティのレイヤー、およびアクセス制御とアクセス権限を使用したセキュリティの管理方法について学習します。