ゾーン・タイプの定義

ゾーン・タイプは、特定の動作を示す特定のタイプのゾーンを表します。たとえば、データ・エクスプローラ・ゾーン・タイプは特定のSQL文を使用してデータを選択し、パラメータ構成に基づいてデータを表示するのに使用されます。ゾーン・タイプではゾーンの動作を制御するJavaクラスが定義されており、そのJavaクラスでサポートされるパラメータが定義されています。基本製品では、ポータル/ゾーン・ユーザー・インタフェースを作成するのに使用されるゾーン・タイプが数多くサポートされています。実装では独自のゾーン・タイプを導入できます。

注意: 実装で固有のゾーン・タイプを導入することはあまり一般的ではありません。

ゾーン・タイプを保守するには、「管理」 > 「システム」 > 「ゾーン・タイプ」の順に選択します。

ページの説明

簡単に識別できる「ゾーン・タイプ」コードおよび「摘要」を指定します。「詳細摘要」を使用して、ゾーン・タイプの動作を詳細に説明します。

注意: 新しいゾーン・タイプを追加する場合は、命名規則を慎重に考慮してください。詳細は、「システム・データの命名規則」を参照してください。

「所有者」は、このゾーン・タイプの所有者が基本製品か実装(顧客変更)かを示します。ゾーン・タイプを追加すると、所有者は「顧客変更」に設定されます。この情報は表示専用です。

「Javaクラス名」は、次に定義するパラメータを使用してゾーンを作成する際に使用するJavaクラスです。

ゾーン・タイプを定義するとき、2種類のパラメータが指定されます。

  • 「使用」「ゾーン」のパラメータ値は、ゾーンに定義され、ゾーン・タイプによって管理される各ゾーンの機能を制御します。「ゾーン - 上書き許可」「使用」値は、実装で基本ゾーンのパラメータ値を上書きできることを示します。
  • 「使用」「ゾーン・タイプ」のパラメータ値は、ゾーン・タイプに直接定義され、ゾーン・タイプの動作を制御します(XSLテンプレートの名前、アプリケーション・サービスの名前など)。「ゾーン・タイプ - 上書き許可」「使用」値は、実装で基本ゾーン・タイプのパラメータ値を上書きできることを示します。

次に、各パラメータに対して定義するフィールドを示します。

  • 「シーケンス」は、パラメータの相対位置を定義します。
  • 「パラメータ名」は、パラメータの名前です。
  • 「摘要」は、パラメータの目的を簡単に識別するための短い説明です。
  • 「コメント」には、パラメータまたはその実装について知っておく必要がある情報が含まれます。「ゾーン」または「ゾーン - 上書き許可」の使用が指定されたパラメータの場合に、この情報は、このタイプのゾーンに対してこのパラメータを表示または定義するときにユーザーに対して表示されます。
  • 「使用」は、パラメータ値が定義されるのは、このタイプの「ゾーン」「ゾーン・タイプ」かを示します。「ゾーン - 上書き許可」および「ゾーン・タイプ - 上書き許可」は、基本ゾーンまたは基本ゾーン・タイプで定義されたパラメータの上書き値を入力できることを示します。
  • 「必須」は、ゾーンでパラメータの値を定義する必要がある場合に選択します。パラメータの値がオプションの場合は選択しません。「使用」「ゾーン・タイプ」または「ゾーン・タイプ - 上書き許可」の場合、このフィールドは保護されます。
  • 「パラメータ値」を使用して、ゾーン・タイプのパラメータの値を定義します。「使用」「ゾーン」または「ゾーン - 上書き許可」の場合、このフィールドは保護されます。
  • 「所有者」は、このパラメータの所有者が基本製品か実装(顧客変更)かを示します。パラメータを追加すると、所有者は「顧客変更」に設定されます。この情報は表示専用です。

ゾーン・タイプ・パラメータ・コメント

製品所有ゾーン・タイプ・パラメータの場合、パラメータの詳細な摘要によって、パラメータを適切に構成するために必要な詳細が提供されます。処理パラメータ(IMPLEMENTOR_ACTION_n)の場合、パラメータの摘要は要約されています。このパラメータの構成に関するその他の詳細は、ゾーン処理パラメータの詳細情報を参照してください。同じ詳細が適用されます。