ナビゲーション・キーの上書き

実装では、システムで提供されているコンポーネントをプログラム・コンポーネント(保守トランザクション、検索ページなど)に置換するように設計できます。これを行うには、新規のナビゲーション・キーがシステム・ナビゲーション・キーを上書きするように指定する必要があります。この結果、上書きされるナビゲーション・キーを参照していたメニュー・エントリやナビゲーション・オプションは、カスタム・コンポーネントに自動的にナビゲートされます。

たとえば、カスタムの「オンライン・バッチ発行」ページがあり、システムで提供されるページではなくこのカスタムのページをユーザーに使用させたい場合、「ナビゲーション・キーの上書き」を設定することにより、ユーザーがメニューまたはコンテキスト・メニューから「オンライン・バッチ発行」へのナビゲートを選択すると、そのユーザーはカスタムの「オンライン・バッチ発行」ページに移動します。

ナビゲーション・キーの上書きを作成するには、次の作業が必要です。

  • 適切な命名規則を使用してナビゲーション・キーを定義します。
  • 上書きされるナビゲーション・キーのナビゲーション・キー・タイプが「外部」の場合は、ナビゲーション・キー・タイプを「上書き(その他)」に指定し、適切なURLコンポーネントを定義します。
  • 上書きされるナビゲーション・キーのナビゲーション・キー・タイプが「システム」の場合は、ナビゲーション・キー・タイプを「上書き(システム)」に指定し、「プログラム・コンポーネントID」にカスタム・プログラム・コンポーネントIDを移入します。
  • 上書きされるナビゲーション・キーを「上書きされたナビゲーション・キー」フィールドに指定します。

独自のプログラム・コンポーネントの開発の詳細は、『Tool Suite Guide』を参照してください。