バンドルに対するメンテナンス・オブジェクトの構成
ほとんどの基本パッケージ・メタデータ・オブジェクトは、バンドルをサポートするように事前に構成されています。その他すべてのオブジェクトは、手動で構成する必要があります。
基本パッケージのメンテナンス・オブジェクトがバンドルに事前構成されている場合、「オプション」タブのバンドルに適格オプションは、そのメンテナンス・オブジェクトに対して「Y」に設定されます。
バンドルに対応するようにその他のオブジェクトを構成するには、次の構成タスクを確認し、該当するすべてのタスクを完了します。
構成タスク | タスクの範囲 |
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メンテナンス・オブジェクトのバンドルに対する適格化 | バンドルに含めるすべてのオブジェクト |
外部キー参照の追加 | バンドルに含めるすべてのオブジェクト |
物理ビジネス・オブジェクトの作成 | バンドルに含めるすべてのオブジェクト |
バンドル追加ビジネス・オブジェクトの作成 | 再帰的またはオプションの外部キー参照があるオブジェクトが存在する場合にのみ必要です。 |
現在のバンドル・ゾーンの追加 | このステップは、「現在のバンドル」ゾーンをメンテナンス・オブジェクトのダッシュボードに表示するすべてのオブジェクトに対して実行します。これはバンドル処理には必要ありません。 |
カスタム・エンティティ検索ゾーンの作成およびバンドル・エクスポート・ポータルへの追加 | このステップは、オブジェクトをバンドル・エクスポート・ポータルの「エンティティ検索」ゾーンにリストする場合に実行します。これはバンドル処理には必要ありません。 |
バンドルに対するメンテナンス・オブジェクトの適格化
すべてのバンドル・オブジェクトに対して、「バンドルに適格」メンテナンス・オブジェクト・オプションを「Y」に設定する必要があります。「メンテナンス・オブジェクト」ページに移動し、メンテナンス・オブジェクトを検索します。「オプション」タブで、バンドルに適格タイプの新しいオプションを追加します。値を「Y」に設定し、「保存」をクリックします。この構成は、ソース環境とターゲット環境の両方に存在する必要があります。
外部キー参照の追加
外部キー参照は多くの目的で使用され、ほとんどのメンテナンス・オブジェクトにはそれが必要です。「メンテナンス・オブジェクト」オプションを確認して、「外部キー参照」オプションにエントリがあるかどうか調べます。構成されていない場合は、「外部キー参照」にナビゲートし、メンテナンス・オブジェクトの主表に対して外部キー参照を設定します。オプションを使用して、メンテナンス・オブジェクトに新しい外部キー参照を構成します。
物理ビジネス・オブジェクトの作成
メンテナンス・オブジェクトに物理ビジネス・オブジェクトがまだ構成されていない場合は、バンドルでの使用をサポートするために作成する必要があります。詳細は、「物理ビジネス・オブジェクトの作成」を参照してください。
バンドル追加ビジネス・オブジェクトの作成
バンドル対象オブジェクトに再帰的外部キー参照、オプションの外部キー参照または外部キー参照を含む子表がある場合は、参照整合性の問題を回避するためにバンドル追加ビジネス・オブジェクトを作成します。
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「ビジネス・オブジェクト」にナビゲートし、メンテナンス・オブジェクトを指定します。
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「ビジネス・オブジェクト・スキーマ」ダッシュボード・ゾーンで「生成」をクリックし、メンテナンス・オブジェクトの物理構造に類似したスキーマを生成します。
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不要なすべての子表とすべての要素を削除します。
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ビジネス・オブジェクトを保存します。
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「メンテナンス・オブジェクト」にナビゲートし、バンドルに含めるメンテナンス・オブジェクトを検索します。
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「オプション」タブで、「バンドル追加ビジネス・オブジェクト」タイプの新しいオプションを追加します。値は作成したバンドル追加ビジネス・オブジェクトの名前です。
現在のバンドル・ゾーンの追加
現在のバンドル・ゾーンをメンテナンス・オブジェクトのダッシュボードに表示する場合は、現在のバンドル・ゾーンをメンテナンス・オブジェクトのコンテキスト依存ゾーンとして追加する必要があります。
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「コンテキスト依存ゾーン」にナビゲートし、メンテナンス・オブジェクトのナビゲーション・キーを検索します。
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そのナビゲーション・キーに現在のバンドル・ゾーン「F1-BNDLCTXT」を追加します。
バンドル・エクスポート・ポータルへのカスタム・エンティティ検索問合せゾーンの追加
バンドル・エクスポート・ポータルの「エンティティ検索」ゾーンでメンテナンス・オブジェクトを検索できるようにする場合は、最初に、メンテナンス・オブジェクトを検索するエンティティ固有の問合せゾーンを作成する必要があります。次に、この新しい問合せゾーンを参照するカスタム・エンティティ検索ゾーンを作成する必要があります。最後に、カスタム・エンティティ検索ゾーンをバンドル・エクスポート・ポータルに追加する必要があります。
バンドルに適格なすべての基本製品エンティティに、このゾーンでの検索が構成されているわけではありません。ここにリストされる検索の数には制限があります。基本製品には、バンドルされている最も一般的なオブジェクトのみの検索が用意されています。
メンテナンス・オブジェクトを検索するための、エンティティ固有の問合せゾーンを作成します。
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「ゾーン」にナビゲートし、アルゴリズム検索ゾーン「F1-BNALGS」などのいずれかの基本問合せゾーンを検索します。
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「レコード処理」セクションで、「複製」ボタンをクリックします。
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新しいゾーンの名前と摘要を入力します。
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「保存」をクリックします。
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メンテナンス・オブジェクトのパラメータの詳細をカスタマイズします。
カスタム・エンティティ検索ゾーンを作成します。このステップは1回のみ実行する必要があります。バンドル・エクスポート・ポータルにカスタム検索ゾーンがすでにある場合は、このステップをスキップします。
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「ゾーン」にナビゲートし、F1-BNDLENTQエンティティ検索ゾーンを検索します。
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このゾーンを複製します。
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基本問合せゾーンへの参照を削除します。
新しいエンティティ固有の問合せゾーンをカスタム・エンティティ検索ゾーンに追加します。
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バンドル・エクスポート・ポータルのカスタム・エンティティ検索ゾーンを検索します。これは前のステップで作成したゾーンです。
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最初のステップで作成した問合せゾーンの名前を問合せゾーンのリストに追加します。
カスタム・エンティティ検索ゾーンをバンドル・エクスポート・ポータルに追加します。このステップは1回のみ実行する必要があります。
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「ポータル」にナビゲートし、バンドル・エクスポート・ポータル「F1BNDLEM」を検索します。
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ゾーン・リストに、前に作成したエンティティ検索ゾーンを追加します。(新しいゾーンは基本エンティティ検索ゾーンの後に追加します)。
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ポータルを保存します。