表に対する監査の有効化

監査対象フィールドをシステムに示すためには、フィールドが配置されている表の名前を把握しておく必要があります。表のメタデータで監査表と、表に対する監査証跡挿入プログラムを指定する必要があります。

注意: システムのほとんどの表名はかなり直観的です。たとえば、ユーザー表はSC_​USERで、ナビゲーション・オプション表はCI_​NAV_​OPTのようになります。「表」ポータルで検索機能を使用しても表が見つからない場合は、カスタマ・サポートに連絡してください。

表に対する監査を有効化する手順は、次のとおりです。

  • 「表」ポータルにナビゲートし、監査情報を取得するフィールドに関連付けられている表を検索します。
  • 「監査表」の名前を指定します。
注意: 監査表を指定します。複数の表およびフィールドを監査するには、基本パッケージに付属の監査表(CI_​AUDIT)を使用できます。すべての監査ログは、単一の表(CI_​AUDIT)に結合されます。ただし、監査された表ごとに個別の監査表を確保することもできます。詳細は、「監査証跡ファイル」を参照してください。
  • 「監査プログラム」の名前を指定します。製品には2つのプログラムが用意されています。com.splwg.base.domain.common.audit.DefaultTableAuditorは標準の表監査プログラムです。さらに、代替方法としてcom.splwg.base.domain.common.audit.ModifiedTableAuditorが提供されています。このプログラムでは、空の文字列データの挿入または削除は監査されません。
注意: デフォルトでは、表のフィールドはいずれも監査対象としてマークされていません。表に対する監査を有効化した場合も、監査対象のフィールドおよびそのフィールドに対する処理を指定する必要があります(次のトピックを参照)。