ビジネス・フラグにリンクされたオブジェクト

システム内のオブジェクトと特定のビジネス・フラグの間には、2タイプのリンクがあります。

影響エンティティ

各ビジネス・フラグは、「影響エンティティ」(つまり、ビジネス・フラグが関連付けられるエンティティ)と呼ばれるシステム内の単一レコードに関連付けられます。影響エンティティは、エッジ・アプリケーションでサポートされるユース・ケースに対して設計された特定のビジネス・オブジェクトで定義されます。たとえば、多くのユーティリティ基本製品では、ビジネス・フラグ・ユース・ケースの影響エンティティとしてサービス・ポイントを構成できます。作成された各ビジネス・フラグは、特定のサービス・ポイントにリンクされます。特定のエンティティを各ビジネス・フラグにリンクすると、アルゴリズムによって、そのエンティティに対して機能がトリガーされます(調査オーダーなど)。さらに、アルゴリズムは、ビジネス・フラグの存在を検索する他のビジネス・プロセス領域に実装して同様に機能できます。

関連オブジェクト

ビジネス・フラグでは、機能をトリガーしたり、影響を受けるビジネス・プロセスがビジネス・フラグを検索するのを容易にするために、1つ以上の関連オブジェクトから1つのビジネス・フラグへのリンクをサポートしています。たとえば、特定のサービス・ポイントにビジネス・フラグを作成するとき、現在リンクしているすべてのアカウントをサービス・ポイントにリンクすると便利な場合があります。アカウント志向のプロセスでビジネス・フラグをチェックする場合は、その関連オブジェクトでアカウントにリンクされたビジネス・フラグを直接検索できます。