Oracle® Solaris 11.2 システムのブートとシャットダウン

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更新: 2014 年 7 月
 
 

復旧目的のシステムのシャットダウンおよびブート

    次の場合は、ブートおよびシステムのその他の問題を分析またはトラブルシューティングするために、システムをまずシャットダウンする必要があります。

  • システムのブート時にエラーメッセージのトラブルシューティングを行います。

  • システムを停止して復旧を試みます。

  • 復旧を目的としてシステムをブートします。

  • 強制的にクラッシュダンプを実行し、システムをリブートします。

  • カーネルデバッガを使ってシステムをブートします。

復旧の目的でシステムをブートする必要がある場合があります。

    一般的なエラーおよび復旧のシナリオを次に示します。

  • シングルユーザー状態にシステムをブートして、/etc/passwd ファイルの root シェルエントリの修正や、NIS サーバーの変更などの軽微な問題を解決します。

  • インストールメディアまたはネットワーク上のインストールサーバーからブートして、システムのブートを妨げている問題から回復したり、紛失した root パスワードを回復したりします。この方法では、ルートプールをインポートしたあとに、ブート環境をマウントする必要があります。

  • x86 のみ: ルートプールをインポートすることにより、ブート構成の問題を解決します。ファイルで問題が発生した場合は、ブート環境をマウントする必要はなく、単にルートプールをインポートするだけで、ブート関連のコンポーネントを含む rpool ファイルシステムが自動的にマウントされます。