Oracle® Solaris 11.2 システムのブートとシャットダウン

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更新: 2014 年 7 月
 
 

boot-archive SMF サービスの管理

boot-archive サービスは SMF によって制御されます。このサービスインスタンスは、svc:/system/boot-archive:default です。サービスを有効または無効にするには、svcadm コマンドを使用します。

boot-archive サービスが無効な場合は、システムリブート時にブートアーカイブの自動復旧が実行されないことがあります。その結果、ブートアーカイブが同期されないか破壊され、システムがブートされなくなる可能性があります。

boot-archive サービスが実行されているかどうかを確認するには、svcs コマンドを使用します。

$ svcs boot-archive
STATE          STIME    FMRI
online         10:35:14 svc:/system/boot-archive:default

この例で、svcs コマンドの出力は boot-archive サービスがオンラインであることを示しています。

詳細は、svcadm(1M)およびsvcs(1)のマニュアルページを参照してください。

boot-archive SMF サービスを有効または無効にする方法

  1. 管理者になります。

    詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  2. boot-archive サービスを有効または無効にするには、次のように入力します。
    # svcadm enable | disable system/boot-archive
  3. boot-archive サービスの状態を確認するには、次のように入力します。
    # svcs boot-archive

    サービスが実行されている場合は、オンラインサービスの状態が表示されます。

    STATE          STIME    FMRI
    online          9:02:38 svc:/system/boot-archive:default

    サービスが実行されていない場合は、サービスがオフラインになっていることが出力に表示されます。