Oracle® Solaris 11.2 でのネットワーク管理のトラブルシューティング

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更新: 2014 年 7 月
 
 

基本的なネットワークソフトウェアチェックの実行方法

  1. netstat コマンドを使用して、ネットワーク情報を表示します。

    netstat コマンドは、ネットワーク接続の問題のトラブルシューティングに役立つさまざまな情報を表示します。表示される情報の種類は、使用するオプションによって異なります。Oracle Solaris 11.2 での TCP/IP ネットワーク、IPMP、および IP トンネルの管理 のnetstat コマンドによるネットワークステータスのモニタリングおよび netstat(1M) のマニュアルページを参照してください。

  2. hosts データベースをチェックして、すべてのエントリが正しく、かつ最新の状態になっていることを確認します。

    /etc/inet/hosts データベースの詳細は、hosts(4) のマニュアルページを参照してください。

  3. telnet コマンドを使用して、ローカルホストに接続してみます。

    詳細は、telnet(1) のマニュアルページを参照してください。

  4. inetd ネットワークデーモンが実行されていることを確認します。
    # /usr/bin/pgrep inetd
    883

    前の出力は、inetd デーモンがプロセス ID 883 でシステム上で実行されていることを示しています。

  5. ネットワーク上で IPv6 が有効になっている場合は、in.ndpd デーモンが実行されていることを確認します。
    # /usr/bin/pgrep in.ndpd
    822

    前の出力は、inetd デーモンがプロセス ID 882 でシステム上で実行されていることを示しています。

  6. システムのルーターとルーティング情報を確認します。