ヘッダーをスキップ
Oracle Warehouse Builderユーザーズ・ガイド
10gリリース2(10.2)
B31258-02
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

新機能

この章では、次の項でこのリリースの新機能について説明します。

Oracle Warehouse Builder 10gリリース2(10.2.0.2)の新機能

Warehouse Builderアーキテクチャの強化: 1つに統合されたリポジトリ

Warehouse Builderの以前のリリースでは、実行環境と設計環境には、実行リポジトリと設計リポジトリという別々のリポジトリが存在していました。このリリースから、両方の環境は単一のWarehouse Builderリポジトリを共有します。両方の環境を分ける必要がある場合には、複数のリポジトリを作成します。

ユーザー・インタフェースの強化

Warehouse Builderの以前のリリースでは、異なるタイプのオブジェクトを編集するには、異なるエディタを使用する必要がありました。このリリースでは、自動レイアウト、ドッキング可能なパネル、鳥瞰図、ズーム機能など、すべてのエディタに対応する1つの共通のルック・アンド・フィールが用意されています。新規のプロパティ・インスペクタでは、すべてのオブジェクトのプロパティ・インタフェースが標準化されています。

Oracle以外のデータおよびメタデータへのアクセスの強化

メタデータ管理の強化

メタデータのセキュリティの強化

Warehouse Builderでは、このリリースから、メタデータ・セキュリティ・ポリシーの定義および実装のためのユーザー・インタフェースが提供されています。

ETL設計およびパフォーマンスの強化

品質情報の有効化に向けた強化

ビジネス・インテリジェンスの有効化

専門技術の取込みに向けた強化

このリリースから、Warehouse Builderのコンポーネントを再利用して、独自のアプリケーションを作成可能にするエキスパートを作成できます。エキスパートは、エンドユーザーにより実行されるルーチン・タスクまたは複雑なタスクを簡易化するソリューションを、上級ユーザーが設計できるようにするソリューションです。エクスパートの使用方法については、第35章「最優良用法の実装」を参照してください。

用語の変更

ドキュメント・セットに対する改善

ドキュメント・セットが再編成され、改訂されました。

以前はOracle Warehouse Builderインストレーションおよび構成ガイドというタイトルだったマニュアルは、Oracle Warehouse Builderインストレーションおよび管理ガイドというタイトルになり、セキュリティの実装などの管理情報が記載されています。

Oracle Warehouse Builderユーザーズ・ガイドには、改訂された概要と概念情報が記載されています。

Oracle Warehouse Builder APIおよびスクリプト・リファレンスには、以前はユーザーズ・ガイドに記載されていたエキスパートおよびエキスパート・エディタの使用方法に関する情報が記載されています。