SAS 接続

各 Virtualized M2 NEM には、サーバーおよびストレージブレード用の x2 SAS-2 接続端子が 10 個あります。

Virtualized Multi-Fabric 10GbE M2 NEM SAS–2 エクスパンダの機能の 1 つでは、SAS ゾーンをサポートしています。これにより、シャーシのストレージをサーバーブレードに割り当てることができます。CMM (シャーシ監視モジュール) 上で動作する Sun Blade Zone Manager によって、このような割り当ての作成と管理が行われます。このようなゾーニングは、ILOM ソフトウェアを使用して、シャーシの CMM (シャーシ監視モジュール) にプログラムされています。

Sun Blade Zone Manager は、SAS-2 に対応しているサーバーおよびストレージブレードと使用する場合のみ機能します。Virtualized M2 NEM とともにシャーシ内にインストールされているブレードサーバーまたはストレージブレードが SAS-2 に対応していない場合は、Sun Blade Zone Manager を使用してもそれらのゾーニングは行われません。

Sun Blade 6000 モジュラーシステムにおける SAS-2 モジュールのゾーニングの詳細については、次のドキュメントを参照してください。

• Sun Blade Zone Manager の使用については『Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) CMM 管理ガイド』。

• シャーシ内の SAS-2 ディスクのゾーニングについては『Sun Blade Storage Module M2 管理ガイド』。

• サポートしているサーバーおよびストレージモジュールについては『Sun Blade 6000 Virtualized Multi-Fabric 10GbE M2 Network Express Module NEM プロダクトノート』。

• SAS-2 HBA の使用条件については各サーバーブレードのドキュメント。

Virtualized M2 NEM では外部 SAS 接続はサポートされていません。