Ethernet 接続

Virtualized Multi-Fabric 10GbE M2 NEM には、ミッドプレーン経由で Sun Blade 6000 サーバーモジュールにつながる 10 個の 10/100/1000 BASE-T Ethernet インタフェースを接続するための磁性体と RJ-45 コネクタがあります。Sun Blade 6000 Virtualized Multi-Fabric 10GbE M2 NEM には、サーバーモジュールスロットごとに 1 個の 10/100/1000BASE-T Ethernet ポートがあります。これらの GbE ポートに関して、Virtualized Multi-Fabric 10GbE M2 NEM 上にはアクティブな回路はありません。

Virtualized Multi-Fabric 10GbE M2 NEM では、サーバーモジュールごとに 1 個の 10 GbE 接続端子も用意されています。各サーバーモジュールには、Virtualized M2 NEM ASIC を介して、そのモジュール用の 10 GbE NIC がインストールされているように見えます。すべてのサーバーモジュールは、デュアルチャネルの 10 GbE シリアライザ/デシリアライザ (Serializer/Deserializer、SerDes) を経由して、ASIC ごとに 2 個の物理的なスモールフォームファクタプラガブル (Small Form-factor Pluggable、SFP+) 10 GbE ポートを共有します。Sun Blade 6000 シャーシ内では、5 個のサーバーモジュールが 1 個の Virtualized M2 NEM ASIC に接続され、その ASIC の 10 GbE ポートを共有します。ケーブルの集約を簡素化するために、10 個のサーバーモジュールが 1 個の 10 GbE ポートを共有するように、2 個の Virtualized M2 NEM ASIC を設定できます。

NEM 10 GbE の仮想化の詳細については、「10 GbE NIC の仮想化」を参照してください。

次の図に、NEM Ethernet 接続の概略図を示します。