アーカイブ動作の停止

既存の SAM-QFS 環境では、ファイルシステムをマウント解除する前に、すべてのアーカイブ動作を停止する必要があります。

SAM-QFS Manager ソフトウェアを使用して、アーカイブの稼働状況をアイドル状態にしたり、停止できます。

SAM-QFS Manager からアーカイブ動作を停止する方法

1. 「サーバー」ページで、アーカイブの稼働状況を制御するサーバーの名前をクリックします。

   「ファイルシステム概要」ページが表示されます。

2. ナビゲーションツリーで「Archive Administration」ノードをクリックし、「Archive Activity」サブノードをクリックします。

   「活動の管理」ページが表示されます。

3. このページの「アーカイブ」セクションで、制御するオプションのラジオボタンを選択し、「ジョブの送信」をクリックします。

   • 「休止」 - プロセスの論理ポイントに達するとアーカイブを停止する

   • 「停止」 - アーカイブプロセスをただちに停止する

4. アーカイブ動作の進捗状況を確認するには、ナビゲーションツリーで「System Administration」ノードの下の「ジョブ」サブノードをクリックし、送信したジョブを探します。

   SAM-QFS Manager からアーカイブの稼働状況を制御する方法の詳細は、SAM-QFS Manager のオンラインヘルプを参照してください。

コマンド行からアーカイブ動作を停止する方法

1. mcf ファイル内で構成されている各リムーバブルメディアドライブをアイドル状態にします。

   ドライブを休止状態にすることで、アーカイバ、ステージャー、およびそのほかのプロセスで実行中の処理が完了します。このコマンドは、次の形式で使用します。

   samcmd idle eq

   eq には、mcf ファイルに定義されている装置の装置番号を指定します。

   samu オペレータユーティリティーを使用しても、ドライブをアイドル状態にできます。samcmd コマンドの詳細は、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「samcmd(1M)」を参照してください。

2. Sun StorageTek SAM 4U0 システムからアップグレードする場合は、samcmd aridle コマンドを使用してアーカイバをアイドル状態にします:

   # samcmd aridle

3. すべての動作を停止します。

   # samd stop