このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

3.3 Unbreakable Enterprise Kernelのアップグレード

Oracle Linux 6 Update 6には、最新のUnbreakable Enterprise Kernelリリース2 for i386およびUnbreakable Enterprise Kernelリリース3 for x86-64が同梱されています。 インストール・メディアからシステムをアップグレードする場合は、4つのアップグレード・シナリオがあります。

  • UEK R2またはUEK R3が現在システムにインストールされていない場合は、最新のRed Hat Compatible Kernelのみがインストールされます。 UEK R2カーネルまたはUEK R3カーネルはインストールされません。

  • UEK R2が現在i386システムにインストールされている場合は、UEK R2カーネルの最新バージョンがインストールされます。

  • UEK R2が現在x86-64システムにインストールされている場合、UEK R2リポジトリが含まれていないOracle Linux 6 Update 6 for x86-64用のインストール・メディアを使用してアップグレードすると、最新バージョンのUEK R2はインストールされません。

  • UEK R3が現在x86-64システムにインストールされている場合は、UEK R3カーネルの最新バージョンがインストールされます。

yumでは、アップグレードするようにシステムで構成したリポジトリであれば、どのようなリポジトリも使用します。 最新のUEK R2パッケージはol6_i386_UEK_latestおよびol6_x86_64_UEK_latestリポジトリに、最新のUEK R3パッケージはol6_UEKR3_latestリポジトリにあります。

i386またはx86-64システムで最新のUEK R2カーネルをインストールする場合は、ULNでol6_i386_UEK_latestまたはol6_x86_64_UEK_latestチャネルにシステムをサブスクライブするか、/etc/yum.repos.d/public-yum-ol6.repoファイルで次に示すようにリポジトリを構成する必要があります。

[ol6_UEK_latest]
name=Latest Unbreakable Enterprise Kernel for Oracle Linux $releasever ($basearch)
baseurl=https://yum.oracle.com/repo/OracleLinux/OL6/UEK/latest/$basearch/
gpgkey=https://yum.oracle.com/RPM-GPG-KEY-oracle-ol6
gpgcheck=1
enabled=1

最新のUEK R3カーネルを使用するようにx86-64システムを更新する場合は、ULNでol6_x86_64_UEKR3_latestチャネルにシステムをサブスクライブするか、/etc/yum.repos.d/public-yum-ol6.repoファイルで次に示すようにリポジトリを構成します。

[ol6_UEKR3_latest]
name=Latest Unbreakable Enterprise Kernel Release 3 for Oracle Linux $releasever ($basearch)
baseurl=https://yum.oracle.com/repo/OracleLinux/OL6/UEKR3/latest/$basearch/
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-oracle
gpgcheck=1
enabled=1