このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
Oracle VM 2のすべてのリリース(2.2.2および2.2.3を含む)など、Xenバージョン3上に構築される仮想化システムでは、ext3およびext4ファイル・システムに対するディスク同期の要求により、ジャーナルが破損し、次のようなカーネル・メッセージがログに記録されます。
blkfront: barrier: empty write xvda op failed blkfront: xvda: barrier or flush: disabled
さらに、次のようなジャーナルの機能停止も報告される場合があります。
Aborting journal on device xvda1
回避策として、UEK R3にアップグレードする前に、ゲストVM内のすべてのext3およびext4ファイル・システムにマウント・オプションbarrier=0を追加します。 たとえば、次のようにマウント・エントリを変更します。
UUID=4e4287b1-87dc-47a8-b69a-075c7579eaf1 / ext3 defaults 1 1
変更後:
UUID=4e4287b1-87dc-47a8-b69a-075c7579eaf1 / ext3 defaults,barrier=0 1 1
この問題は、Oracle VM 3などのXen 4ベースのシステムには当てはまりません。 (バグID 17310816、17313428)